命は廻る。誰かを、何かを、犠牲にしながら……。

 読んだ後に、すぅっ、と怖さを感じる一作。
 ある男の夢の中で、女の子が「欲しい物ある?」とたずねる。
 男は次々に、自分の欲しい物を手にしていくのだが、それには代償が必要だった。そしてその願いは、ある事件へと繋がっていた。
 
 「欲しい物ある?

 その問いに、簡単に答えてはならない。
 あなたも、何かを失うかもしれないから。

 短編です。
 是非、ご一読ください。

その他のおすすめレビュー

夷也荊さんの他のおすすめレビュー1,172