第177話 バージン

 一気呵成にジェイドは蒼き剣を振りかぶった。

「くゥ~…!!」

 

《止めてェ~~~ーーー❗❗❗》

 悲鳴にも似た声が響いた。

《ぬゥ…》

 ジェイドの剣が制止した。


「う…!!」ボクも声の主を探し振り返った。


 視線の先に美少女の姿があった。

「バ、バージン……!!」

 そう、バージンだ。

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