第162話

 ジェイドの待ち受ける舞台に足を踏み入れると地響きのような歓声が巻き起こった。

《オオォォ~~ーー!!》


 紅蓮ぐれんの闘気を放ち、ジェイドの前へ立った。


《チィッ》ジェイドは舌打ちし、背後のオルガをうかがった。 


《フフ……😜💦💦💦》

 セコンドの中の彼女は、バツが悪そうに苦笑いし肩をすくめた。

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