第130話

 しかし、紅蓮ぐれん闘気オーラに包まれた瞬間、ボクの中から恐怖が消え去った。


《ぬゥ~……》

 ジェイドは唸りながら、蒼い剣を一閃させた。

《死ねェ~! お漏らしヤロー❗❗❗》


 咄嗟に、ボクは反応した。

「く……!!」

 キィーンと二つの剣がまばゆい火花を散らした。

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