第17話 ボクの部屋へ招いた

「あのォ~…、どこから落ちてきたンですか……!?」

 ボクは夜空を見上げたが、落ちてくるような場所はない。


《ねぇ、疲れたァ~……💕💕》

 甘えた声でボクに言った。


「え……!?」

 彼女は、全くボクの質問に応える気はないようだ。

 ハンバーガーは全部、食べきっていた。


「ン~……! 疲れたって…!?

 あの、良かったら、すぐ近くですから……

 ボクの部屋で休憩やすみますか……!?」

 ほんの少しだが、下心があった。


《うん……😌✨💕》

 素直に美少女は頷いた。

 こうして、ボクの部屋へ青い髪の美少女をまねいた。


 この時は、まだ普通のだと思っていた。

 

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