怪しい奴隷店

俺はフウに案内されて、奴隷商のお店に入った・・・


店内に入るとそこは・・・うす暗く、お店の内装も結構ボロボロ、店の広さもそこまで広くはなかった・・・


一瞬無人なのでは?と思ったが、そのお店のカウンターらしき所に一人の中年の男性が確かに居た。


・・・恐らく、店主なのだろう・・・その男の人が俺達に話しかけて来た・・・


「・・・案内書を持っているか?」


案内書?いきなりお店の人にそう言われて、何のことだと俺が疑問に思っていると・・・


「お父様、ギルドカードを提示して」


・・・とフウが言って来た


ギルドカードを見せればいいのか・・・?


俺はフウに言われるまま、ギルドカードをお店の人に出した。


「Aランクとは人は見かけによらないな・・・」


いえ、俺はなんちゃってAランクです。Aランクを取った功績はフウにあります・・・


そう思うのだが・・・ここで下手に言えば、奴隷が買えなくなるかの所為もあると思い・・・何も言わずにただ、聞き流す・・・


「Aクラスならそれだけギルドから信頼されている証拠になるだろう良いだろう・・・一応解っていると思うがこの場所は国には絶対に伝えるな・・・」


っとお店の人が言って来た・・・


えっ、まじ?!国にお店の事を話すなって・・・ここの場所ってそんなにやばいの?


俺が混乱していると・・・


「はい大丈夫です」


そう、フウが言いだした・・・いや幼女のお前が言ったって、店主は納得しないんじゃあ・・・


「・・・解った紹介する」


解っちゃうのかよ!!・・・まあ、俺としては助かるが・・・本当にこのお店で大丈夫なのだろうか・・・


俺が心の中で不安に思っていると・・・店主が壁を触り出した。


何をしているのかなあと思っていると、壁の一部分が出っ張っていて・・・その場所を店主が押した。


すると、出っ張っていた場所の横の壁が上に上がり、隠し通路が出てきた・・・


・・・なあにこれ・・・?隠し通路・・・?本当にやばい店じゃないんだろうな・・・?


「後ろからついて来い」


そう言って、男は魔法で手のひらに光をともしながら隠し通路にあった階段を降りていく・・・


・・・・何だか異様に怪しいが、大丈夫なのだろうか?俺は疑問に思いながらも、店主と一緒に下に降りていく・・・


そして隠し通路の階段を降りて行くと、その先は大きな部屋になっていた。明かりもさっきの店内とは違って明るい・・・


「いらっしゃい」


若い女性の人が話しかけてきた・・・耳がとがっている・・・エルフだ!!やばい!初めて見た!!!


「おかけになって」


そう言って席を進めるエルフ・・・さっきの男はもう既に座っている・・・おい!客の俺を先に座れせろよ!!そう思いながら、俺は椅子に座る。


「どういった人材が欲しい?」


そう聞かれて、俺は咄嗟に・・・


「女性で若くて美しい人!!」


と俺の欲望を率直に言った!!俺16だから、出来たら同い年とかか良いなあと思っていると・・・


「・・・お前この場所どんな所か解って来てるんだよな?」


そう言われた・・・えっ奴隷を売る場所じゃないの?そう思っていると・・・


「そういった人もいるでしょう?お父様の言う通り連れてきて!」


そうフウが言い放った・・・何だかここに着てすげーフウが張り切っているけど、どうしたのだろうか?


「・・・解った、ただ、その条件だと値段が張るか、能力的に落ちてしまう・・・」


「だけど一般人よりは強いんでしょう?だったら、とにかく見せて見て判断するから・・・」


えっと、どういう事?俺がまたもや混乱していると、店主がこの部屋にある一つの扉に入っていった。


・・・本当に大丈夫なのだろうか・・・

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