神々の闘いの終焉・・・そして、封印されている先へ

一瞬俺は、フウが消えたと様に見えたのだが、そんな事は無かった・・・


先程と同じ様にフウは俺の手を嬉しそうに握っていた・・・


・・・良かった、突っ込まなかったのか・・・


何だか、さっきの発言の流れから、フウが神々達に突っ込んでいったのかと思ってひやひやしたよ・・・


俺はそう思って、先程創造神達が居た所を見た・・・


そこには、白い空間の中、さっき現れた大勢の神々達全員倒れていた・・・・・・・・・・・・・って、えっ?!


フウを見る・・・・フウが笑う・・・えっ?!!


「・・・・?どうしました?お父様?」


「いや・・・何で、神様達が倒れているのかなあって・・・さっきまで元気に立っていたのに・・・」


そして、闘う気満々な顔をしてましたからね・・・全員・・・


「・・・・?私が倒したからですが?それがどうしました??」


そっかあ・・・フウが倒したのかあ・・・・はあああああああああ????!!!!


「・・・えっと神様だぞ・・・」


「ええ・・・」


「・・・倒せるものなのか・・・?」


「倒しましたけど・・・・」


「そっか・・・」


倒しちゃったのかあ・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっと待って理解が追い付いていない・・・


「・・・・がは・・・これ程とは・・・」


あっ創造神が起きて来た・・・


「手加減はしたので、全員消滅していませんよ・・・」


ちょっと待て!!手加減してたの!!というか手加減していなかったら消滅していたの!!!ねえ!!!


「・・・・本気で、絶対神ドーラと闘うのか・・・?」


「本当はもっと強くなってからと思っていたのですが、この感じだと今の状態でも大丈夫そうですね・・・」


・・・ねえ?置いてかないで・・・話が全然分からないよ・・・というか、フウ・・・もっと強くって・・・もっと強くなれるの?神様倒してるんだよ既に・・・ねえ・・・?


「・・・・・・あやつは我より遥かに強いぞ・・・・・」


「・・・・?貴方達が弱すぎるのでは・・・?」


その言葉に創造神は血を吐いた・・・・・!!!!ちょっとフウ!!もっと言い方考えて!!!!


「あやつの周りには、魔神獣が数百匹おる・・・」


「今更、魔神獣程度、片手間で倒せます!」


魔神獣ましんじゅうって何?後!!創造神また血吐いているけど!!


「・・・・・・・・・ちなみに、どの位の力で今闘ったのだ・・・・・」


「・・・・・・?軽い運動位・・・?」


その言葉に、更に血を吐く創造神・・・・!


・・・うん・・・まあ、その気持ちよく解る・・・俺も魔法を必死に覚えていたら、フウ何て、俺なんて絶対に敵わない魔物とかをどんどん取ってきたりしていたからなあ・・・・


最早俺の時とはスケールが違うけど・・・


だけど!血を吐くのは可笑しくない?普通それって比喩だよね!!本気で血を吐いてるんだけど!!!


「・・・いや、、クロリ―、ウムフ、ニウ、ロームと運動している時は、もっと激しくやってたし・・・それ以下?」


更に血を吐いていく・・・創造神・・・もう辞めてあげて!!!


「・・・・・我だって・・・強くなろうと・・・必死に努力してきたんじゃよ・・・それを・・・軽い運動・・・?」


「創造神!!」


・・・何か叫ばずにはいられなかった・・・・だって、血の涙を流しているんだぞ・・・神様が・・・


「!!すまんすまん!!余りのも展開に意識が飛んでおった・・・」


いや、本当に大丈夫なんですか?今の・・・普通なら死んでいても可笑しくない位血を流していましたが・・・本気でこの血の量で生きているのが不思議なぐらいなのですが・・・


「はっきり言って、ドーラの力は、我の想像の遥か上にいっておる・・・まあ、その点はお主も同じじゃが・・・だから、どちらが勝つかもはや我には解らん・・・その上で聞く・・・勝てるのか・・・?」


その言葉に、フウは少し考える素振りをして、大きく頷いた・・・


「・・・多分・・・はっきり言って、神々の力がもっと巨大だと思っていましたので・・・」


あっまた創造神が血を吐いた・・


「もし、絶対神・・・邪神がこれ以上の力・・・・圧倒的な力を持っていたとしても、それは完全に想定内です・・・というより、神様の力が想定よりかなり下回っていたのですが・・・絶対神ドーラは本当に強いんですよね・・・?」


・・まただ・・・また血を吐いた・・・出血多量で死なないよね・・・神様・・・・


「・・・・それは、我からは何とも言えん・・・」


「・・・そうですか・・・・・・・・多分私の見立てだと、もう既に倒せると思いますので、とっとと倒しに行きますね!!」


そう言うと、フウは神界に来る時と同じ様な門を出してきた・・・・えっどういう事?というか、さっきから出てくる、絶対神って何なの?俺それすら理解していないんだが・・・


「その門は・・・何で・・・あやつの所への転移門!!・・・ちょっと待ってくれ・・・!!!」


創造神が叫ぶ・・・出血が酷そうだが、死にませんよね?


「・・・あやつの所・・・ドーラの所へ行くつもりか!!」


「ええ・・・そうですが?何か問題あります?」


・・・いやいやいや、問題なかったら、創造神あんなに叫ばないだろう!


「・・・確かに、この門の先にあやつはいる・・・だが・・・あやつを倒す為には封印を解かなければいけない・・・これ程の力を持つお主なら、封印も解けるであろう・・・だが!もし、封印を解いて、倒すのを失敗でもしたら、絶対神に対抗する手立ては無くなってしまうのだぞ!!・・・それでも行くのか?!・・・・」


話の内容があんまり解らないが・・・えっと、やばい奴の封印をこれから解きに行くって事・・・?それってやばいんじゃあ・・・・


「・・・ゼアル・・・1つ聞いてもいいですか?」


フウが静かに創造神に問いかける・・・何だ?さっきと雰囲気が少し違う様な?


「・・・何だ・・・?」


「・・・人1人に世界の命運を全てを押し付け・・・その人物を犠牲に得た平和・・・その人を待っている人は確かに居るのに・・・それを蔑ろにしながら、保っている世界・・・そんなのをずっと続けていくつもりですか・・・?」


・・・・?どういう意味・・・?俺が疑問に思っていると・・・


「・・・・・・・・・・お主なら、それを解決できると・・・・・・?」


「さあ?私はただ、平和にお父様と一緒に居られればいいので、それを邪魔する輩を排除するだけですよ♪」


フウがそう言うと・・・創造神は溜息をついた・・・


「・・・本来なら、我の手で、幕を引かなくてはいけない・・・そう思い、修練に励んできたのだがな・・・それを、わずか・・・3歳の子供に・・・・・・・・倒されるとはな・・・・・・・・」


そう創造神が言った後、自身の首を傾げながら・・・


「・・・・・・本当に3歳だよな?」


と言った・・・うん!その気持ちはわかる・・・だけど神様がその言葉を使って欲しく無かった!!


「・・・・?創造神なら、それ位解るのでは・・・?」


そうだよ!!本当に!!


「・・いや確かにそうなんだが・・・どう考えても、年相応に見えない・・」


神様がそれを言ったらおしまいだよ!!


「バクバ王の記憶の所為じゃないんですか?」


バクバ王って誰!?


「・・・いやそれにしても・・・ああもういい!!行ってこい!!行って世界を救って来い!!!」


ああ!もう!!神様が匙を投げた!!


「・・・???世界を救うとかはどうでも良いんですが、お父様の安全の為に倒しておきますね♪」


・・・それに対して、すんなりと了承をするフウ・・・そして、フウは俺を引っ張って門へ歩き出した・・・って・・・えっ?


「・・・やっぱり俺も行くの・・・?」


今更ながら、そう聞いてしまう・・・というか俺話の内容全く理解していないんだが!!!神様に世界を救って来いって言われたんだけど、なにがどうしたら、そんな話になるのか、全く理解が・・・


「・・・来てくれないんですか・・・」


いや、俺・・・もう理解が・・・というか、理解できないまま、ここに居るというか・・・ここに居ること自体もう頭のキャパシティを超えていると言いますか・・・


「来てくれないんですか・・・?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もういいや・・・・もう地獄でも何でも!!どこでも行ってやらあ!!!


俺は、フウに手を引かれながら、5人・・・俺を含めて6人で門へ向かって歩き始めた・・・


「・・・その子を頼む・・・ムウよ・・・・神ですら、その子はもはや手に余ってしまった・・・お主だけが頼りじゃ・・・」


何か、背後で創造神が何か言っていたような気がしたが・・・無視して門の中に入る・・・


何か、さらっと重要な事を言われた気がしたが気にしない・・・気にしないったら気にしない!!!


・・・・なあ!神様!!俺はただの人間だよ!!!何をお願いしているのさあああああああああああ!!!!!

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