説明

その後、俺はフウについてきちんと話した・・・この現象を起こしたのが、フウが魔法を使って転移させたという事を・・・


・・・家族は全員俺の話を信じられないと言う顔で俺を見てくるが・・・・・


「だったら、どうやって俺達は家ごとこのフォールに来たのか説明できる?」


と言ったら、押し黙った・・・・・・・・・しょうがないじゃん!もう、いい訳なんて思いつかないし!!!!だったら!もう!本当の事言わないと!!


騒動の発端であるフウは俺の膝の上に乗って座っている・・・お前の所為なんだが・・・そう思って頭をグリグリすると喜んでいる・・・・


・・・・・・はい、このフウ魔力暴走の一件からドMになっています・・・何故こうなった・・・・・・・・・


「なあ、今気づいたんだが、フウと言う子供についている紋章・・・それって奴隷の紋章じゃないか・・・?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・父さんにばれた・・・・・・・・・・・・ええい、もう隠してもしょうがない!!!どうせ!一緒に住むんだ全部言ってやる!!!


そう思い、俺は今まで内緒にしてたフォールに来た本当の理由を含めて、現状フウを含めて6人の奴隷が居る事を話した・・・・・・・・・・・・


「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」


全員黙ってしまった!!最初は本当の理由を話した時・・・


「兄貴、そんな理由で街に行ったのかよ!!」


と言って弟が笑ってきたので・・・


「今はフウを含めて奴隷が6人いるんだが・・・」


と言ったら固まった・・・・・・・・・・・どうすんだよこれ・・・・・


「フウはどうみても15歳以下だが・・・」


父さんに言われた・・・誤魔化す事も不可能だと思って本当の事を言う・・・


「・・・・信じられないかもしれないけど、フウが自分で奴隷契約してきたんだ・・・」


何か、すごい顔をされた・・・いや本当なんだけど・・・・


「・・・ごめんなさい、ごめんなさい、こんな子に育ててごめんなさい・・・」


と母さん・・・


「・・・兄貴・・・もう、何て言っていいのか解らねえ・・・・」


と弟のバンもそう言って、唖然とした顔をしていた・・・


もう、地獄絵図だよこれ!!!どうすんだと思っていると・・・


「とりあえず、家に戻る?」


とフウがそう言って、転移しやがった・・・・・・・しかも家の中に・・・・


・・・・・・・・・・・・だから!!脈絡も無く転移すんな!!!!ほらまた全員固まってるし!!!!


フウの転移で家の中に戻って来たけど・・・俺やフウは慣れてるが俺達家族にはっきり言ってこの豪邸をいきなり見せるのはきついって!!!


「おい、ここは・・・」


「家です・・・」


いきなり移動したことについては突っ込まないとは・・・いや、もう麻痺してるのか・・・


「どう見ても、貴族の屋敷に見えるのだが・・・」


「正真正銘俺達の家です・・・」


「お金は・・・」


「ギルドで・・・」


「そんなに稼げるのか?」


「・・・俺じゃなくて、フウが全部稼ぎました・・・ドラゴンとか狩って・・・」


「ドラゴン・・・?」


「・・・そう・・・ドラゴン・・・」


そう俺が言うとフウが胸を張った・・・


そうだねすごいね・・・俺もう麻痺しているけど・・お前いなかったらこんな屋敷住めなかったや・・・とりあえず撫でよう・・・・


「「「・・・・・・・・・・」」」


皆絶句している・・・・・・もう俺も現実逃避しよう・・・


とりあえず、フウを撫でよう、とことん撫でよう、どんどん撫でよう・・・


「ご主人様お早い帰還で!!それでこの方達は・・・?」


ユウナが敬礼しながら入って来た・・・無視だ無視・・・俺は空気なんだ・・・とにかくフウを撫でるんだ・・・・


そのまま、ユウナはずっと敬礼したまま、直立不動のまま動かなくなった・・・


・・・この不思議な状態は俺の父さんが再起動するまで、続いた・・・


ちなみに、ユウナは俺に質問を発した後、全く動かなかった理由を後で聞いたら・・・


「ご主人様の行動を邪魔するなどとんでもありません!!!」


・・フウを撫でるのを邪魔しない様に、ずっと直立不動で立っていたのね・・・・・・・


・・・・頼むから本当に前の様な喋り方・・・対応に戻って・・・本当に俺、そんな高尚な人物じゃないから・・・・・・・


―――――――――――――――――――


あれから、フウとエレナが料理を作って振舞った・・・


「こんなに豪勢な食事を・・・」


とお母さんが言ったが・・・これいつもの食事なんだよね・・・いつもより人数が多いから量は少し多いけど・・・うん、俺・・・絶対感覚麻痺しているな・・・・


「・・・兄貴、俺明日死ぬのかな?」


死なないから食え!


「・・・・・・・・・・・俺が頑張って狩りを今までしてきたのは・・・・・・」


父さんごめん・・・・俺なんてヒモです・・・・稼いできたの全部フウです・・・


・・・家族全員呆けていて料理に手を付けていない・・・・しばらくしたら戻るか・・・とにかく飯食って、俺は風呂入ろう・・・


「風呂入ってくる」


俺は飯を食い終わったのでそう言うと・・・


「風呂まであるのか!・・そうか!やっぱりここは貴族の屋敷なんだな!!・・そこに不法で侵入して・・・おい!ムウ!!悪いことは言わない、不法侵入は犯罪なんだぞ!!!解っているのか!!」


と父さん・・・不法侵入何てしていない!!ここは俺の家だ!!・・・


「はは・・・そうか夢だったのね・・死んだと思った息子が帰って来たと思ったらいきなり家が移動して、お屋敷に住むなんて・・・・・そうよ夢よ・・・・」


母さん、戻ってきて料理食べて下さい・・・片づけられません・・・・


「うまい、うまい、うまい・・・・うまいぞーーー!!!」


唯一、ご飯を食べたのが弟のバン・・・少し余裕が出来たのかな?と思ったら、一口食べたら、飯を掻き込みだした。そんなに搔き込むとのどに詰まるぞ・・・・


とりあえず、風呂に俺は入る、家族のそんな状況を無視して風呂に向かった・・・時間が経てば、慣れるよな・・・慣れるよね?

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