日常

あのフウの癇癪を起した事件の後、奴隷達の目が変わった・・・・・何か皆神様とか言ってるけど・・・俺人間だからね・・・お前達俺が弱いの知ってるだろう・・・


ちなみに、庭の大惨事はフウが直してくれた・・・しかも、その後、フウがいつも通りに戻った・・・よっしゃああああああああ!!!!!


これで、ずっと膝枕してたり・・ご飯を食べさせたり、トイレに連れ込まなくてもいいんだな・・・・・・・膝枕とご飯はたまになら・・・・・・まあ取り合えず良かった!!!


これで、俺は自由に動ける訳になるのだが・・・・・


「何故・・・まだ精霊さんが居るんですか・・・」


「いちゃ悪いか・・・」


精霊さんが俺の家に居付いています・・・まあ、まだフウが暴走して2日しか経っていないんだけど・・・何というか・・・・


「何でいるんです・・・?」


「・・・心配してやって来た儂に辛辣な言葉だのう・・・」


いや、本当にさっき聞いたのは、ただ単純に疑問に思っただけです・・・


「安心せい、明日には帰る・・・夜の事もあるだろうしな・・・・・・・・」


・・・・・・・・ばれてーら・・・


「奴隷の事ももう何も言わん・・・・だから、たまにでもいい、顔を見せに来い」


そんなふうな話をして、次の日精霊さんは帰っていった・・・・・・・・・


―――――――――――――――――――


それから更に日にちが経った・・・・


・・・・・このままじゃやばいよな・・・・・俺は焦りを感じていた・・・・・


俺の今の状況、魔の森から出てきてから、何も変わってない・・・一応たまに魔法の練習をするが、上達する気配が無い・・というか、上手く前に魔法すら飛ばせていない・・・退化してないか!これ!!


何か奴隷達より弱いはずなのに、神様扱いされているし・・・何より、フウのご主人様になっているのに、俺自身が弱いままというのが・・・・


・・・とにかくこのままじゃまずいと思い・・・ゴブリン退治を受けようとしたのだが・・・


「・・・Aクラスなのにゴブリン退治ですか?・・・・」


と言われ・・・ギルドの受付に言われた・・・


仕方なしに依頼では受けずにゴブリンが住んでいる所に行くことにした・・・・・・・・・


・・・・・・・フウを連れて・・・・・・・・・・・いや違うんだって・・・本当は1人で行こうとしたんだけど、フウに見つかって・・・


「私も行きます!!」


って・・・・・後はいつも通り・・・泣き顔には勝てません・・・・だが、これは、俺の訓練の為にここに来たのだ・・・フウには絶対に手を出さないようにきつく言っておく・・・


そうして、その後、ゴブリンが居る場所に行った・・・フウの魔法で・・・いい・・・移動に関しては、別にいい・・とにかく俺はゴブリンを倒しに来たんだ・・・それだけを考えろ・・・


すると、目の前にゴブリンが現れた・・・


「手を出すなよ・・・」


そう言って俺はフウが持ってきた剣を抜いた・・・・・・・・・・・・なあ、この剣何か光ってるけど大丈夫だよな?


「おりゃ!!」


とりあえず、適当に振ってみた、何か、切っ先がゴブリンに当たったら、その部分が燃え出した・・・・・・・・・・・この剣って魔法剣?・・・初めて見たなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃない!!


「おい、フウ・・・これどこで買ってきた?」


「?私が作ったのだけど?」


・・・・・・・そうか・・・フウが作ったのか・・・・・・・


「今度から、中古の剣持ってきて闘おう・・・」


だが、しかし、結局、その後の特訓でも、着ている服、渡されるアクセサリー・・・全てが魔法防具やマジックアイテムを着されるか、身に付けさせられ・・・


結局、俺は修行の間・・・自身が強くなったという実感を感じないままだった・・・・・と言うより!!絶対強くなってないよなこれ!!!


―――――――――――――――――――


家の中の一室そこで、精霊さんとフウが居た・・・


「・・・・・・・何があったの・・・・?」


フウが暴走しそうになった次の日、精霊さんはフウを呼んで今回起きた出来事の事情を聴いている・・・今回、結局ムウがフウの事を抑え込んだが、あれだけ乱れた魔力何かあったに違いない・・・・・・・


「・・・・・・・・・・・・・精霊さん・・・・・・聞いてどうする・・・・・・・?」


「・・・・・・・先生として・・・師匠としてせめてアドバイスを送りたい・・・・」


そう、今回私は何も出来なかった・・・何もしなかった・・・だからせめて、フウが二度と暴走しない様にアドバイスしたい・・・・


「・・・・・・・・・解った、話す・・・・・・・・」


それからの話は信じられないものだった・・・私の感情を読み取る魔法を改良し、フウは記憶全てを読み取る魔法を作り出したらしい・・・その魔法をバクバ王に使って数百年の記憶を読み取ってしまい、その記憶に乗っ取られそうになったと・・・・


「にわかには信じられないけど、今は記憶の影響は大丈夫なのか?」


「・・・・・・・・大丈夫・・・お父様が離れない限り、私は・・・・・」


そうフウは呟いた・・・・・・・やはりムウか・・・あやつがお主の・・・・


・・・フウが一瞬、虚空を見つめていたが、すぐに普通に戻った・・・・・・・・


「なあ、フウ記憶を読み取れるって言っていたが、私の記憶は読み取ったのか?」


少しフウが落ち着いたようなので気になる事を聞いた・・・・村に居た1年間読み取る機会は十分あったはずだ・・・・


「・・・読み取っていない・・・」


その言葉を聞いて安心し・・・・


「・・・だって妖精さん私の事を怖がってたし・・・」


・・・・・そうかその事は、気づかれていたのか・・・・私は安堵した気持ちから一転、情けない気持ちになった・・・そうだ、私は訓練していた時もずっと私より強いフウを恐れていたのだ・・・


フウは私の弟子・・・悪いことは何もしていない、ただ能力が高いだけ・・・・いくら自らの気持ちを偽っても恐怖の感情は消えなかった・・・・そうか、ばれて居たのか・・・・・


「・・・・お父様の記憶だけ見れればいい・・・それだけ見れれば安心する・・・・昔の記憶を見ると嫌な気持ちになるけど・・・お父様の記憶だから大事にしている・・・」


・・・・・・・・・ああ、そうかこの子はムウを・・・・・・・・・何より昔の記憶を見るのは嫌か・・・・・・・・・・・・・


「そうか・・・・・解った、もう私からはもう手を出さない・・・私にしてほしいことがあったら言ってくれたらできる事なら対応しよう・・・・・・・・本当に時々でいい顔を見せて来てくれないか・・・待っているから・・・・」


そういうと、フウは驚いた顔をして目をパチパチした後頷いた・・・


「お父様が行きたいと言ったら・・・」


はは・・この子はぶれないねえ・・・そう思いながら私は屋敷で借りている部屋に戻った・・・


――――――――――――――――


俺の朝は、外の音の叫び声を聞いてから始まる・・・・・起きよう・・・・・


そして、一階に降りると・・・


「お父様朝食の準備できてますよ!!」


フウが居る・・・ちなみに外の叫び声はまだ聞こえる・・・・恐らく、ゴーレムに吹き飛ばされているのだろう・・・


「いつも思うが見て無くて大丈夫なのか?」


「?お父様の朝食より大事な事なんてありませんよ?」


「そうじゃなくてゴーレムの操縦だよ!!見て無くて大丈夫なのかよ!!下手すると死ぬぞ!!!」


俺は渾身の叫びを言った・・・・


「?大丈夫ですよ、きちんと手加減してますし、死んでも生き返しますから・・・」」


・・・今生き返らすって言わなかった?そんな俺の呟きを他所に、フウに俺は朝食を取らせられるのであった・・・・・・・


「主様!ご苦労様です!!」


何時もの様にフウの転移魔法でゴブリンの巣の近くに行き、訓練して家に戻ってきたら、ユウナに話しかけられた・・・敬礼付きで・・・


「いや、そんな敬礼何てしなくても・・・」


「いえ、主様は神にも等しい存在・・・敬礼するのは当り前です!!」


だから俺弱いって言ってるだろう!!!フウの暴走を寝かしつけて止めてから、ずっとこんな調子である、しかも、エレナ、ニーム、ファン、マイル全てこんな感じだ・・・・・・・・はあ、


そんな事を考えていると、他の4人もこっちに来た・・・・・・・・ほら敬礼してきた・・・


「「「「お疲れさまでした!!!」」」」


・・・・本当にやめて!!!


そんな日々を過ごして、街フォーカに来て半年・・・・・いろいろな事があった、首都が荒れ放題なったといううわさを聞き、物価は上がり、不安な声が上がっている中・・・屋敷では・・・


フウが赤ん坊を抱いていた・・・・・・・はっい?


「フウ・・・・それは・・・」


「ホムンクルスです!!作りました!!!」


そう言ってフウは哺乳瓶でミルクを与えている・・・・ホムンクルスって何?


話を聞くと遺伝子と言う人間の情報が詰まっているものを使って作る人工的な人間らしく、それをフウ自ら作り出したという・・・


「遺伝子はお父様と私のです!!!だから、この子は私達の子供です」


・・・・そうですか・・・・フウ2歳にもなっていなにのにお母さんになっちゃったよ・・・・・・・・


名前を付けてほしいと言われ、俺達の文字を取りウムフとなずけた・・・こんな安直な名前で良かったのか・・・まあ、フウは喜んでたし良かったらしい、ちなみに女の子である・・・・・・


・・・・・・・・・・・一応これもハーレムなのか・・・・・・・・・・・・・?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます