奴隷店へ

昨日俺はフウのご主人になった・・・・・・・


何かフウが呪文を唱えて、その時に痣みたいのが浮かんで、フウに言われるがまま、触ったら、気づいた時にはフウは俺の奴隷になっていた・・・・・・・本当にどうしてこうなった・・・・・


何でも、唱えていた呪文は奴隷契約の魔法でそれを使い、契約をしたと言っていた・・・


・・・・ちなみに何故フウが奴隷契約なんて魔法を使えたのか聞いた所、、このフォーカの街に一人で来た時に調べたと言っていた・・・・・精霊さんが聞いたら卒倒するんじゃないか?


精霊さんは奴隷について、授業をしたことがあったのだが、その際それがどれだけ悪法かを説いて、絶対に奴隷を買うなとまで言ってきたのだ・・・


まあ、そう言われた時、曖昧な返事をしたから、すげー睨まれていたが・・・・・・


フウの手の甲に刻まれた奴隷の紋章を見て思った・・・絶対に精霊の森に戻れないと・・・・・・・・


・・・もう俺は腹をくくった・・・遅かれ早かれ奴隷は買うつもりだったのだ・・・・まあ、フウが自分から、奴隷になるのは予定外だったが・・・と言うより、主従関係を結ぶとしたら俺が下じゃねえ?


昨日の戦闘を思い出す・・・何が何だか解らない内に闘い終わってたよな・・・気づいたら、Aランクのカードとお金をもらってたし・・・


・・・・・・・・本当にこれでいいのだろうか・・・・・・?そんな疑問を感じるが、奴隷契約の紋章は消えない・・・


もう俺は開き直った・・・そうだ!!フウが自分からなりたいと言って来たのだ!俺は悪くない!!


そう考えると、気が楽になった・・・・・そうして、心に余裕が出てくると、フウのご主人様呼びが気になって来た・・


俺は、ご主人様呼びは何だか慣れなかったので、お父様呼びに変えさせた・・・本当はフウの敬語もあんまりなれなかったんだけど・・・フウが『奴隷として、ご主人様に敬語を使うのは当り前です!』


と言って、変えなかった・・・まあ、本人が満足しているのならいいんだけど・・・言われている本人からしてみたが、こしょばゆい・・・


・・・・とにかく、フウが奴隷になった事はもう受け止めて、これから先、生きて行こうと思う!


実力的に俺が下なのだが、本当に良いのか疑問が残るが・・・それはもう気にしない!!


俺が昨日の事を振り切ったのは良いのだが、そこで疑問に思ったのが、これからの事・・・フウが稼いだ大量のお金が手元にあるが、これから先どうしようか・・・?そんな事を考えていると・・・


「お父様どうしました?」


フウが聞いてきた・・・


「いや、これから先どうしようかなって、これだけお金があるし・・・」


「?他の奴隷を買うんじゃないんですか?」


「えっいや?」


いや、確かに前まではそう思ってたんだけど、今手持ちに持っているのって全部、フウが稼いだお金だよね?使っていいの?!


「いや、このお金はお前の・・・」


「私の物はお父様の物です。気軽に使って下さい!!」


そう言われてしまった・・・・フウ本人が言うのだ・・・だったら、我慢しなくてもいいよな・・・使ってもいいよな?!


俺はこのお金を使うことを決めた!!


そう決めると、動き出すのは速い!俺は朝食を急いで食べ!昨日買った白地の服を着た後、奴隷を売ってる店を探した!!


・・・・・場所全然調べて無かった・・・どうしよう・・・


「こっちです」


俺が道でどうしようか悩んでいると・・・フウが案内をし始めた・・・えっ今から行くの奴隷商だよね?何で知っているの?


「前に来た時に調べてました・・・」


そう言われた・・・前に来たのって、一日だけだったんだよな・・・何でそんなに調べることが出来たんだよ!!


・・・・・まあ、いい・・・奴隷商が居る場所が解ったのだ、これで迷わずに行ける!!


・・・そう思ったのだが・・・今更ながら、このお金って・・・フウが稼いだお金何だよな・・・子供のお金で奴隷を買いに行く・・・絶対にやばいよな・・・


その思いが、頭の中でぐるぐる回る、だがもう既に夢が叶う手前に居る状況、もはや辞める選択肢は絶対に選ぶことは出来ない!!


フウの後ろを着いていくと、何だか都市の中心地からどんどん離れていくのが解った・・・ちょっと待って!


フウ本当にこの道の先に奴隷商が居るお店があるのか?!そう思うが、俺はフウ以外当てになるものが無い、俺は聞きたい気持ちをぐっとこらえ、黙って後を着いていく。


しばらく歩いていくと、一軒の古びたお店に着いた・・・・


待って本当にここか?何だかさびれているように感じるが大丈夫なのか?そう思ったが、フウがそのまま入っていくのを見て俺は急いでフウの後を追いお店に入った!

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