応援コメント

14.キャメルバド農場 農夫の嫁 ハンナ・プランツ」への応援コメント

  • まだ物語序盤ですが、4話の構成が凄いと思いました。聞き取り調査をしつつ、「刃物が使えない世界で人々はどうやって生活しているの?」という疑問に回答しつつ、10名以上のキャラクターを読者に混乱させることなく提示する。1つの章で3つの役割を持たせています。普通はできて2つくらいよ。
    推理小説はあまり読まないので素人質問になりますが、この技法というか手法を参考にした作品はありますか? それとも、ミステリージャンルでは割とよく使われる演出なのでしょうか。
    オリジナルのテクニックだったらマジで凄いですよ。発想力がヤバい。(語彙力)

    作者からの返信

    過分なお褒めの言葉、ありがとうございます。
    僕自身、ミステリマニアというわけではないのですが「聞き込み」「一人称」という意味では貫井徳郎『愚行録』、恩田陸『Q&A』を参考にさせてもらっています。
    トリックにウエイトのかかるミステリだと情報をどう隠すか/見せるかがやはり重要で、そういう意味では一人称だと比較的コントロールしやすいので他の作品でもそこそこ使われていると思います。オリジナルだなんてそんなそんな苦笑。
    ただ、今回の自分の作品とうまくマッチングしてくれたかなあとは思いますね。