すきなとこ

「んで、何処行くんだよ? 何かしらプランがあるんだろ?」

「それなんだけど…………何もないの」

「……ん? 俺の聞き間違いか? そうだよな? 確認するぞ? なあするぞ? するからな? 今……なんてった?」

「な、何もないって言ったの……」

「はあ……」

「怒った?」

「いいや。呆れた」

「あぅ……」


 パンチのあるサプライズはないかもって考えはあったけど、面と向かって何もないと断言された瞬間の何とも言えない感に名前を付けてくれる人募集。景品はあげません。


「普通さあ、デート! って言うくらいならさあ、お洒落などっかに行くとかさあ、最近流行りのどっかに行くとかさあ、あるじゃん? 気の利いたプランっつーかさあ、そういうのさあ、あるべきじゃん?」

「ち、違うの! あるの! やりたい事あるの!」

「やりたい事? 行きたい所じゃなく?」

「うんうん!」


 うんうんふんふんと鼻息荒めな全力の肯定。ここへ行きたい何処へ行きたいじゃなく、あれがしたいこれがしたいの方ならあるのか。聞いてやろうじゃないか。


「それは?」

「……元ちゃんの……好きな所に……行きたいの……」

「俺の好きな所?」

「なんでもいいしどこでもいいの。ここ好きだなーよく行くなー楽しいなーって思う所に連れてって欲しいの」

「俺が好きな所ってもなあ……つーかどうして?」

「その…………し、知りたくて……今よりもたくさんたくさん……」

「それってーと、俺の事?」


 うんうんコクコクと控え目ながらもしっかり肯定。恥ずかしそうにしているとこ悪いんだけどさ、俺はこう思うわけさ。何言ってんだお前はと。今よりたくさんたくさん知りたいって、夏菜以上に俺の事知ってるヤツはいないと思うんだけどな。


「何を期待してんだか知らんけど、俺だけが知っててお前らに教えてない場所なんて碌にねーと思うぞマジで」

「ち、違う違う! 私が知ってる所でもいいの! 私が行きたいのは、元ちゃんの好きな場所なの!」

「何だその拘り」

「だ、だって……」


 あーダメだこりゃ。頑固ちゃんモード突入だ。今から何言っても他の選択肢は認めてくれないヤツだ。


「まあいいや。俺が好きな場所な? ちょい待て。考える」


 胸の前で両腕を組んで脳内会議スタート。俺が好きな場所つったら、やっぱ俺らの家、川原町団地が真っ先に出てくるわな。あそこ以上に好きな所はねーや。でもあそこ戻ったら単に家に帰ってるだけって事になるしなあ。じゃあ他。どっか考えよう。


 ふじのやは言わずもがな。川ノ宮高校も好きだ。いい学校だし楽しいヤツらばっかだし、死ぬ気で勉強してあそこ入れて良かったと思ってる。俺らの通ってた小中学校も好きだな。めちゃ楽しかったし。若葉FCがいつも練習で使ってた大きめのグラウンドのある公園。あそこも大好きだ。クラブの練習以外でも毎日のやつにあいつらと赤嶺兄妹と行って練習してたっけ。懐かしいなあ。あと、団地から歩いて直ぐの多摩川沿い。あそこも好きだ。落ち着く。たまに美優が一人で黄昏てたりするんよなー。そういう時は声を掛けずにそっと退散するのが松葉スタイル。大通り沿いにあるボクシングジムも好きだ。ジムの前通るといつもガタイと気の良い兄ちゃんたちがでけえ声でいってらっしゃいとかおかえりとか言ってくれるから。こっそりグローブ嵌めさせてくれた事もあったな。思いっきりサンドバッグ殴ったら硬いし痛いしで半べそになったっけ。それ見た後にグローブ嵌めた奏太と修は拳痛める事もなく楽しそうにしてたなあ。あと……。


「ってバカ」

「ば、バカ?」

「あーわりい。独り言」


 だからそうじゃないんだって。そういう、俺ら全員が知ってそうな所挙げたってしょうがねえじゃんか。思い出巡りになっちまう。そういうんじゃなくて、俺だけが知ってて俺が好きな場所を挙げなきゃだろ。ほら、気張れ俺。考えろ。


「うーん……うーん? う、うーん……ううーうーんうーん…うーん……」

「す、すっごい悩んでるね……」


 違うんだわ。悩んでないんだわ。気付いて、驚いてるだけなんだ。


 俺が好きな場所ってヤツ、こいつらが俺と同じく好きな場所しかねえなって気付いたんだ。


 何もないんだ。こいつらのいない、俺だけの思い出ってヤツが、これっぽっちも。


「あの、元ちゃん? 元ちゃーん?」

「ん? お、おお、どした?」

「元ちゃんこそどうしたの?」

「どうしたって……どうしたんだろうな?」


 本当、どうしたんだよ。どうかしてんだろこんなの。絶対何かあるのに、どうして何も出て来ないんだよ。どうしてこんな、不安になるんだよ。


「わ、私に聞かれても……えと……そ、そんなに悩むなら……なんていうか……か、軽め? みたいなのとか……」


 なんか夏菜にも心配されてるし。いやまあ、こんななんでもない世間話の延長みたいなもんでこんなにうんうん唸られたんじゃなあ。かと言われても気楽に思い付かないもんでどうしようもない。しかしまあ、軽めでいいって言うなら、とりあえずの候補がある。


「…………じゃあ……俺が好きで……お前が知らないっつーか……最近のお前が知らない所でいいか?」

「うん! 行こ行こ!」

「よっしゃ」


 メットを被ってエンジンに火を入れる。この低い所から上がってくるエンジン音のこの感じと身体に振動が伝播するこの感じがすげー好き。買って良かったと思える瞬間だ。それで言うと、この愛車の上も好きな場所だったりするな。うんうん。


「ほれ、乗った乗った。そこの出っ張りみたいな所に足載せてな」

「うん……じゃ、じゃあ……失礼します……」


 おっかなびっくり後ろのシートに乗って、言われた通りにタンデムステップに足を載せたんだが……なんだか窮屈そうだ。


「ぐぬ……」

「げ、元ちゃん? これであってる? おっ、落っこちなったりしないよね大丈夫だよね? ね、ねっ?」

「知るかー。ちゃんと捕まってろよー。ほら行くぞー」

「し、知るかってあ、にゃっ!?」


 ぴゃーぴゃー喧しい同乗者を無視してスタンドを蹴飛ばしてアクセルを回すと、冷たい風の圧が強くなった。流れる景色の速さに驚いたのか、ヘンテコな呻き声が背後から聞こえて、不慣れな感触が腹回りを襲った。


「ご、ごめんなさいっ!」


 途端、その感触が離れていった。別に気にしなくていいのに。小さい頃なんて何度も俺がお前を抱っこしてやったんだからよ。


「いいから捕まっとけ! 落っこちるなよー!」

「う、うん! じゃあ……しっ、失礼しますっ!」


 許可を得た事で躊躇が薄れたのか、俺の腹っつーか胸回り辺りを夏菜の腕が締め付けてきた。この、腋の下辺りに腕を回される感じ、ガキの頃に親父たちがやってた雑目な前抱っこみたいでなんかちょっと屈辱感。あーそうだね。タッパ全然違うもんね。なんかちょっと不恰好な感じになるよねそうだよね。


「わ、わわ……! あ、あのっ! 元ちゃ! 安全運転! 安全運転ね!?」

「りょーかーい」

「はわっ!? スピ! スピード上がってる!? ちょっと元ちゃん! 元ちゃんってばー!」


 ちびっちゃくて薄っぺらい自分への苛立ちの八つ当たりを夏菜にしながら、昔から俺が好いている場所へ、愛車を走らせた。


* * *


「おつかれーっす」

「お邪魔します……お久し振りですみなさん……」

「元気じゃねーか!」

「今日休み貰ってんだろ?」

「つーか女連れかよ」

「いい身分だなあクソチビ」

「いやいや夏菜ちゃんだから」

「うっせーなーわかっててウザ絡みしてんだよアホ」

「久しぶりだねー夏菜ちゃん」


 上は六十代、下は十代までいるってのに、今日も今日とてオープンな感じに騒がしいなあここは。なんか落ち着くわー。


「あの、元ちゃん……」

「なんだよ、ちゃんと言ったろ。俺が好きな所で、最近のお前が知らない所って」

「そうだけど……」


 そんな目で見るな。苦し紛れとはいえ、マジでここ以外に浮かばなかったんだよ。


「えと……前より人が増えたね……元ちゃんの会社……」

「まーな」


 あーほんと。何やってんだ。なんで俺とのデートを望んでる子を、自分の職場に連れて来てんだ。いくら昔は毎日のように遊びに来てた子とはいえ、こんなのおかしいだろ。ああそうだおかしいんだ。でもさ、あの瞬間マジで何も浮かばなくて、浮かんだのがここだけだったんだ。


 団地からバイクで五分程度に、うちの事務所はある。なんと自社ビル。三階建てで、一階と二階が事務所。三階はちょっとした寮みたいになっていて、社員が寝泊まり出来るよう、なんなら普通に生活出来るようになっている。敷地内にはデカい資材倉庫もあるもんで、見た目だけなら近隣にある町工場が目じゃないくらいデカい。いや、実際規模もデカい。なんのかんのと関東全域から仕事貰うし、時々地方に出張したりもする。結構やるんだぜ、うちの会社はよ。


「んー? なーにしてんだチビ息子」

「チビ言うなバカ親父」


 開口一番煽り性能高めの一撃をくれやがったのは、俺の親父。この会社の社長だ。


 つーかさあ思うんだわ。言わせてくれ。こんなウザ絡みしてくる老害めいたおっさんだけど、俺の親父スゲーんだよマジで。バブル以降の不景気の煽り受けまくった世代なのにさ、学生時代から修行して経験積んで二十代前半には企業。碌に金もなかった所からここまでの会社にしちまうんだからヤバイってマジで。正直に言う。尊敬してるよ。マジでカッケええと思ってる。


 はい。お恥ずかしタイム終わり。


「いやマジで何してんだ? 今日はダチ連中とブンブンするんじゃなかったか?」

「ちょっと色々あってな」

「色々あった結果、夏菜を連れて職場に来る? なんだその色々盛り沢山そうな色々は」

「細けえ事言ってんな。ハゲ進むぞ」

「は、ハゲてねーし! 俺まだ若いし毛根逞しいし! そうだろ夏菜!?」

「え? う、うん……元ちゃんパパはすっごく若々しくてカッコよ」

「夏菜ー!」

「くふぅ!?」

「んー! やっぱり夏菜が一番だー! ママと並んで一番だー! 土曜日でも頑張って働いてる元ちゃんパパを労ってくれー! おーよちよちわしゃしゃわしゃしゃー!」

「こ、こらー!」


 年齢を感じさせないめちゃ素早い踏み込みで夏菜に飛び付き、ぐりっくりに頭を撫で回している。ケイトさんのセクハラボディチェックと同じような事すな。あの人俺にだけは絶対してくれねえけど。泣くぞ。


「さっさと捕まれセクハラ親父」

「羨ましいからって僻むなよー」

「う、うらっ!?」

「真に受けんなっての。つーか、今日現場出るんじゃなかったの? やけに事務所に人残ってんじゃん」

「向こうさんの都合で工期がズレてなー。急に言ってくんじゃねえっての。お陰さんで年末はバタバタになりそうだ」

「ふーん。年始は?」

「三ヶ日はもちろん、七日まで休みにしてある」

「いいね。やるじゃん親父」

「うちはオフホワイト企業だからな!」

「真っ白でねえのは認めてんのな」

「って、普通に会話してるのおかしいよね二人共!?」

「構って欲しいからって騒ぐなよ夏菜ー。そんなに心配しなくてもたくさんたくさん構ってやるからー!」

「や、やだー!」

「相変わらず仲良いなあ」

「感心してないで助けてよー!」


 半ベソで叫ぶ夏菜を無視して出勤表をチェック。えーっと、何人かは東京の現場行ってて、親父は現調でこれから横浜まで行くと。残った連中の何人かはこの前施主検査通った現場に置きっ放しの材料や機材の引き上げで、残りは年明け早々から一ヶ月半程度通う事になるだろう現場で使う資材の検品か。なんだかんだとみんな事務所は空けちまうのか。繁盛してるねー我が社は。って、うん?


「なあ、この検品って誰がやんの?」

「俺」

「いつ?」

「現調から戻ってから」

「何時になんだよそれ」

「六時とかになるかなー。土曜でも遅くまで働くお父さんカッコいいだろー夏菜ー?」

「カッコいいからそろそろ離してっ」

「それ、俺がやっとくわ」

「はあ?」

「俺がやれば親父が残業する事なんてねーだろ」

「いやでもお前」

「なんなら夏菜の手を貸りてもいいし」

「私も?」

「ちょっとした事務作業みたいなもんだ。いいだろ?」

「うーん…………あ! やる! っていうかやりたい!」

「意外とノリノリなんな夏菜」

「うんっ!」


 不思議そうに呟く親父にくっつかれながら、夏菜さんニコニコ笑ってはる。や、何その楽しいです全開な感じ。さっきまでの困惑モードどこ行ったん?


「つーか、お前は今日休みだろ。夏菜まで巻き込んで何を働こうとしてんだ。社畜脳かバカチビ」

「一言余計だっつの。こういうタイミングで来たのもなんかの縁だし」

「なんかの縁って、お前ら二人で遊んでたんじゃねえんか?」

「それはそうなんだけど……」


 この後もこの瞬間も、どうしていいかわからないんだ。だから逃げてんだ、楽な方に。なんて言えるかよ。夏菜も乗っかってくれるみたいだしいいじゃんかよ。


「とにかく。手抜きせずしっかりやっとくからよ。それ終わったら帰るから。って事で決定な」

「強引だなあ……じゃあもうそれでいいや。検品はお前と夏菜に任せる。夏菜には後でお小遣い上げるからなー」

「そ、そんな! お小遣いなんて……って、そろそろ離して!?」

「やだー」

「こらこらーっ!」

「ふぅ……」


 仲良しな二人を尻目にため息を一つ。


 何やってんだ、俺。こんな、時間稼ぎみたいな真似までして。

 

* * *


「次はーっと……ん? サイズが合ってねーなこれ……発注より明らかにデカいな……」

「じゃあ丸しちゃダメ?」

「バッテン付けて、サイズが大き過ぎるーとか横に添えといてくれ」

「はーい。あ、その隣のヤツ、本数足りてないよね? 五本って書いてあるけど四本しかないもん」

「わ、マジだ。雑な仕事してくれちゃってよぉ……仕事納め近いからって浮かれてんじゃねーだろうなー」

「これもバッテンだね」

「だなー」


 うちの倉庫に搬入されたばかりの角材や細かな材料を、間違った物が納品されていないかや、発注した物より少なく納品されていないかなどなど、発注書と照らし合わせながらチェックして事務のおばちゃんに提出。今日の俺たちに与えられた役割はそこまで。楽な仕事っちゃ楽だけど、ここで適当な確認をしてしまうと次の仕事でクッソ面倒な事になりかねないもんで、絶対に手は抜けない大切な仕事だったりする。自分からやると言った以上、きちんとこなさねば。


「今ので大体半分ってとこか」

「こんなにチェックしたのに!?」

「今日はこれ以上増えないけど、納品されてんのこれで全部じゃねえからな。週明けたら分母はまだまだ増えるぞー」

「は、はえーっ……すっごぉい……」

「残りも夏菜がチェックしに来るか?」

「……い、いっ! いよ……?」

「どっちのいいよだかわかんねえなそれ。言ってももうちょいで終わりだからよ、ちゃっちゃかやっちゃおうぜ」

「うん!」

「めっちゃいい返事すんのな。そんなに楽しいかこれ?」

「楽しいのは楽しいんだけど、ちょっと違くて……」

「違くて?」

「その…………元ちゃんがお仕事してるの見るの……楽しいの……」


 恥ずかしそうに呟いて、手に持ったファイルで口元を隠す夏菜。なんつー風変わりな趣味だ。


「なんだそりゃ」

「た、楽しいのは楽しいの! それにほら! こうしてここに来たの久し振りだし! だからもう、あれ! とにかく楽しいのっ!」

「わーったから喚くなって。これ全部終わる頃には昼だし、終わったらメシ行くかー」

「行きたい! ご飯行きたい!」

「何処にする? ふじのや?」

「ふじのやもいいんだけど……そうだ! 元ちゃんがお仕事の時によく行くごはん屋さんとかってないの!?」


 キラッキラに目を輝かせていらっしゃる。あれか。夏菜の知らない俺の一面、的なのをご所望な感じだなさては。そんな事言われたって……あ。


「バイク出してふじのやかコンビニってのが多いけど、最近はラーメン屋によく行くな」

「ラーメン?」

「ここからちょいと距離あるんだけど美味い店見つけてさ。仕事終わりによく行くなあ。安くて美味いんだわ。その割に空いてるし、穴場って言っていいかもな」

「行きたいっ!」

「行きたいって、ラーメン?」

「行ってみたい!」

「結構こってりでガッツリ系だぞ?」

「大丈夫! 行こ行こ!」

「……お前が知らない俺の好きな場所、だから行きたい。みたいな?」

「うんうん! うん? あっ! え、えっと…………そ、そうです……」

「急に恥ずかしくなってんじゃないよ」

「あぅ……」


 俺の事が知りたい、ねえ。まあ、これくらいでいいなら……っていうか。


「ん。行くか」

「やたーっ!」

「んでそこで飯食ったらさ、付き合って欲しい場所あるんだわ」


 今の夏菜基準ならお眼鏡に叶いそうな所が数カ所、頭に浮かんだ。ご納得頂けるかは出たとこ勝負だな。


「どんな所?」

「ちょっとした運動が出来る所だな。これまた仕事終わりにちょいとばかし」

「行く! 決まりっ!」

「聞いて!?」

「行けばわかるもーん!」


 なーにニコニコしてんだ。千華みたいなムーブしやがって。


「んじゃ決まりな」

「うんっ! ほらほら元ちゃん! 早く終わらせよ! 次々!」

「へーへー」


 こうなった夏菜の突破力はなかなかのもんだ。今から予定変更は無理だなこりゃ。


「はあ……」


 夏菜は喜んでる。だけど、いい事してる気分になれねえや。これっぽっちも。それ所か、悪い事してるような気分にさえなっちまうんだわ。


「どうしたの!? 元気ないよ元ちゃん! ほら、頑張る頑張るっ!」


 それでも夏菜は、笑ってる。


 昔から思ってた。


 夏菜の笑顔は好きだ。この笑顔を少しでも長く見せていられるよう、俺なりに気張ってきたつもりだ。


 その一方で、俺の中の俺が言うんだ。すげー小さな声で。


 夏菜の笑顔って、時々毒だよな、って。


 なるほど。確かに今、こんなに痛い。

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