(モノローグ・シュラク)冒険者ギルドのマスターは中間管理職の苦労人 ぱーと4
私は冒険者ギルド⚔のマスターのシュラク🧔🏻という者だ。
先日のダンジョン攻略から、なんとかバイエルン様にこれ以上の攻略を諦めていただこうと説得し続けたが無理だった。
私は円形脱毛症👴🏻になった。胃に穴が開くと思っていたが、先に
結局、
マルゴとジュノは怒りに顔が歪んでいた。本当に不甲斐ないギルドマスターで申し訳なく思う。
ケイゴオクダ🩺にも迷惑をかけてしまう。彼のところに説得に行くことができなかった。
いきなり押しかける形になってしまうことをどうか許してほしい。
ケイゴオクダの家に到着すると、彼は丁度食事🍴をとっていた様子だ。本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。
バイエルン様が馬🐴から降り、彼に頼むぞと言ったとき事件は起きた。
モンスター、レッサードラゴン🐉が襲来し、バイエルン様の右腕を爪で切り飛ばしたのだ。
私は必死にバイエルン様をかばいながら戦った。
なんとかレッサードラゴン🐉には勝利した。
我々はレッサードラゴン🐉を追い払うことに成功したのだった。
◇
それからというもの、バイエルン様が部屋にお隠れになられて出てこない。
何か馬🐴の石像🪨に話しかけてブツブツ言ったり叫んだりしているそうで、どうやらレッサードラゴン🐉の一件で完全に心病んで💔しまわれたようだ。
このような状態では町の運営に支障をきたしてしまいかねない。
なので私は、バイエルン様のご子息であるハインリッヒ様に直談判🙇🏻♂️
バイエルン様の政務を引き継いでいただくことになった。
ハインリッヒ様はバイエルン様を反面教師としておられるのか、非常に聡明なお方だと思う。
もしかすると、これで私にもようやく心の平穏🧣が訪れるかもしれない……。
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みなさんこんにちは。
このモノローグは物語に登場する言葉の通じないキャラクターたちを一人称で語らせたもので、カクヨム版オリジナルとしてリライトしたものになります。
今回のお話は、バイエルン様がレッサードラゴン🐉に右腕を切り飛ばされたあたりの冒険者ギルドマスター・シュラクの苦労エピソードとなってます。
シュラクのビジュアルはコミカライズ版に出てきてますので、良ければチェックしてみてください。
(作者のモチベになりますので本作が気に入ったら、☆、♡、お気に入り登録、応援コメントよろしくお願いします🐉 書籍、コミック、ニコニコ漫画での連載も宜しくです🐕)
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