読み終わった時、題名の意味を知って嘆息しました。美しい童話と、どこか醜い「moth」。宮沢賢治の「よだかの星」すら彷彿とさせる童話を、あなたも身に受けてみて下さい。でも気をつけて。強すぎる光は、それだけで刺激だから。
簡潔な文の中で、光の美しさ・子の憧憬・命の儚さ など、沢山のものを感じることができました。いついかなる場所であっても人が希望を追い求める様は、現代に生きる私たちにも共通することであり、興味深いです。短編ということもあって読みやすく、それでいて深読みもできる素晴らしい作品だと思いました。私の自主企画に来てくれてありがとうございました!
光とは何か、なぜ求めてしまうのか。