第22話 運動とイメージ2
基本的に運動っていうのも競技となると知識なんですよ。
見て、判断して、行動。
それにイメージとどう繋がるか?
こんな話があります。
昔中国に八極拳の達人の李書文って人がいました。
その人は先輩に嫌われていて槍の練習の時に基本の中段突きしか教えてもらえませんでした。
しかし李書文は愚直に練習し続けて、やっと認められて新しい技を教えてくれる段階になって他の技はいらないと言い切って実際に先輩を中段突きだけで倒してしまいました。
なぜか?
ただ、中段突きの型を繰り返してこんなことはできませんよ?
練習した時に相手がこう来たらこのタイミングで中段突き、相手がこう動いたらこのタイミングで中段突き。
型を練習するのにイメージをつけたのですよ。
野球で言えば素振りでただ、バットを振り回して練習するのと、試合などの経験から相手のピッチャーがこう投げたらこのタイミングでこの角度で降るって練習してるのとどちらがバッティングうまくなるかは理解できましょうよ。
相手が居ないから振ってるだけの素振りなんてボールに当てる練習になってませんよ(笑)
サッカーでもハットトリックの練習して、相手がいるイメージでやれば実際に相手がその動きをした瞬間に知識が判断できますから。
これを利用するとビデオなどで見たプロ相手の練習さえできるわけですよ。
さらに自分の動きをトレースできれば、プロ相手にプロの技を練習できるわけです。
実は天才や達人って言われてる人はみんなやってるはずですよ?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます