おまけ(本編読後推奨)

登場人物紹介1

【緑樹の世界】


新しき勇者/東の村のコルビス・スタルナード・デザルヴァリⅢ世

二十四歳/農家・勇者/男性


勇者と魔王の間の子。妹アリアが襲撃されたことをきっかけに旅に出る。最終的には破壊神復活を阻止し、世界に統一をもたらす。またの名を希望の勇者。

破壊神との大戦後は東の村に帰り、農業の傍ら子供に剣を教えて暮らす。



幻術師ユルドボルグ・レクナール

二十四歳/魔術師/男性


ひねくれ者のコルビスの友人。秀才ながら田舎でくすぶっていたが、アリアの身を案じ破壊神との戦いにコルビスと共に赴く。

大戦後は東の村でアリアと結婚、小さな私塾を開く。



破壊のかけら/ただのエステル

生まれたばかり/家事手伝い/女性


破壊神エステリディアスの斥候用の分体として生まれるが、コルビスとの交流で自我を獲得、小さな反抗を起こして障壁を破壊し、世界を消滅から救う。

大戦後は力をほぼなくし、コルビスの家の手伝いをしている。



鋭き牙オルダ・スタルナード

五十二歳/勇者・農家/男性


コルビスの父親。三十年ほど前に世界を旅し、魔王エラルザと決着をつける。その後彼女と東の村で結婚、妻と三人の子と共に農業を営む。



冥き百合の花エラルザ・デザルヴァリⅡ世

二百十二歳/魔王・農家/女性

コルビスの母。不老で銀髪の美女。

夫である勇者オルダとの間に三人の子を成しつつも、人の情と魔の使命との間で揺れ動いていた。人と共に生きることを決めた後は息子の旅立ちを見送り、家族と共に緑樹の世界を力を尽くし守る。



【千尋の世界】


雷鳴のオルスティングス・バルア

十八歳/魔術師/男性


田舎育ちだが、魔力の量と才能については確かな明るい少年。

大戦後もダルシアンと旅を続ける。

二つ名は雷魔法が得意だからではなく、声が大きいことが由来。



背高ダルシアン・エム・ファワス

十九歳/戦士/女性


長身の少女。普段は全身鎧に身を固めている。

オルスティングスとは幼馴染で、時々誤射を受けながらも常に一緒に行動。

大戦時に助けてくれたエルロードを尊敬し、剣を特訓中。



【水鏡の世界】


紫電纏うサナック・グレイアス

二十歳/勇者/男性


料理と食べ歩きが好きな気さくな青年。魔王には一度敗北している。大戦時は後方部隊で支援活動を行った。

大戦後は各地で集めたレシピの料理書を出版し、その後も仲間と旅を続けている。



舞姫ミュリエール・リースタン

二十二歳/踊り子/女性


半分奴隷の身分で貴族に囲われていたが、偶然の出会いからサナックに救われ仲間に。周囲の人間を人一倍大事にする明るいムードメーカー。



亡霊使いヤトリシュ・イドズワレフ

十六歳/亡霊術師/女性


禁術の使い手の少女。境遇から引っ込み思案だったが、仲間とは徐々に打ち解ける。

大戦後は自分でも剣を振るい、仲間のために戦う。



亡霊剣士ザルト

享年三十五歳、死後五年/亡霊剣士/男性


ヤトリシュの術で鎧を器に復活した、無口なアンデッド。

主を庇い鎧が砕け散るが、アミュレットに魂を移し、大戦後は聖剣フレイアラストに憑依。加護のためか主と喋れるようになり、少し喜んでいるようだ。



【剣華の世界】


騎士団長トゥーシュヴァルト・アグリス

五十歳/騎士団長/男性


厳つい見た目の壮年男性。ディクレスとは同僚だが犬猿の仲。部下たちからは頼りになる上司として慕われている。

大戦時は部下とともに勇ましく戦い、結果左腕を無くしたが、これも勲章と笑い飛ばしている。



闇に染まりしディクレス・ソーンハー

四十六歳/宮廷魔術師/男性


若い頃は破壊神信仰に傾倒し闇に堕ちたが、妻との出会いで心を改める。カスタム好き。妻は今も彼が魔術に心を寄せすぎることを心配している。

大戦時は騎士団と連携し、主に後方支援に努める。闇の術で消耗し、愛する家族と療養中。

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