海青の軍服
ピチョン……ピチョン……。暗い湿った岩牢に天井から滴り落ちる水滴の音だけが響く。
主に魔術で重罪を犯した者が入れられる、 封呪を掛けた扉を重ねて閉ざした牢には、今は自分しかいないのだろう。水音以外は聞こえない闇の中で、シオンはぼんやりと濡れた石畳の床に座り込んでいた。
自慢の大きなハサミを動かすとジャラリと冷たい鎖の音が響く。ずっしりと重い魔力封じの鎖。それは首にはめられた鉄の輪から、シオンのハサミを縛り上げ、ぐるぐると身体を巻いて尾鰭の先から壁へと繋がっている。
どうして、こうなっちゃったんだろう……。
シオンはハサミを下げると俯いた。
初めて参加した魔王軍の全部隊演習。魔王や司令部の大将も観覧するという晴れの舞台に、軍に入隊したばかりの新兵のシオンは前夜緊張してまるで眠れなかった。朝食も喉を通らず、演習前の行進も演習中も何をしているのか解らないくらいテンパっていた。その緊張と高揚の中で何かがおかしくなっていたのは感じていたのだが。
だけど……あんなことになるなんて……。
攻撃術の演習中、いつものように皆と術を発動したとき、見たことも無い激しい大量の水流が自分のハサミからあふれたのだ。その後はよく覚えていない。自分が召んだ逆巻く水に仲間が次々悲鳴を上げて巻き込まれ、それが演習場中を埋め尽くして……。
あの時、本性の竜人の姿を現し、赤い翼を広げた『火の王』の大将と末弟が炎で流れを押え、特別部隊の破壊防止班の班長だというミノタウロスの男が自分に駆け寄り、気絶させてくれなかったら……。
シオンの身体が震え出す。
「ボクにあんな力があったなんて……」
脳裏をもう何度目になるか、目を剥いて流されていく仲間の姿が浮かぶ。
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
数え切れないほど呟いた謝罪の言葉を繰り返すと、どこかで扉が開くような音がした。
「どうしてこのような重罪を犯した者を入れる牢に事故を起こした者が入れられるのだ!!」
男の怒鳴り声が聞こえてくる。久しぶりに聞く自分以外の声にシオンはピクリと触覚を震わせた。
「魔王陛下と大将閣下が御観覧される大事な演習を台無しにし、多くの同僚を傷つけようとした者はこうする以外ないかと……」
自分をこの岩牢に放り込んだ今回の演習の総指揮官がオロオロと答える。たぶん、演習を上に売り込む機会にしようとしていたのだろう。『お前のせいで台無しだ!!』『この化け物が!!』と口汚く罵っていた顔を思い出し、シオンは身を竦めた。
……でもあの指揮官がペコペコしているってことは相当身分の高い人なのかな?
ぼんやりと考えるシオンの耳にまた男の声が届く。
「あれは兄上が依頼した術士達の調査によって故意ではないという結論が出ているだろう。 極度の緊張で内に秘めていた大きな力が覚醒してしまったのだと。それなのに……!」
「しっしかし、あれ程の力を持ちながら制御出来ない者を簡単に解き放つわけには……」
指揮官の言い訳がましい声を穏やかな老爺の声が遮る。
「それならば、儂が封を致しましょう」
「……あなた様が?」
「儂では役不足ですかの?」
「いえ……」
口篭もりつつも渋い声を出した指揮官に更に怒号が飛んだ。
「お前はこの兄上直筆の書状が読めぬのか!! それとも、兄上……我等が『水の王』が信用出来んというのか!!」
「そ、そんな滅相も無い!!」
慌てる声と同時に扉が立て続けに開く音が聞こえる。久しぶりに触覚に空気の流れを感じると同時に、目の前の闇にうっすらと光が差す。闇に慣れすぎた目にはそれすら眩しくて、もう一対の細い手で目を覆うシオンに濡れた足音が聞こえてきた。
「大丈夫か?」
太い声が掛かる。目を開けて鉄格子の向こうを見ると自分を止めてくれたミノタウロスの班長がこちらを心配そうに見ている。
「これはむごいの……。じゃが、もう大丈夫じゃ。儂がしっかりと御主の力を封印するでの」
穏やかな顔の亀魔人の老爺がにっこりとシオンに笑い掛けた。
「お前は私の兄が預かることになった。これは兄の身元引受書だ」
目の醒めるような鮮やかなマリンブルーの生地に豪奢な金の縫い取りのある軍服とマントを着けた巨大イカ……水の一族の第一種族クラーケン族の大将クラウド・グランフォードが文字の書かれた紙をシオンに見せる。
「……アル……ベルト……様が……?」
呆然とシオンが呟く。カチリ、クラウドに促され指揮官が牢の鍵を開く。その音に安堵した瞬間、シオンの意識は闇へと落ちていった。
お盆を過ぎて二日目の昼下がり。山のような土産を抱えて挨拶に来たアッシュの父母、 元ブランデル公爵夫妻が三日滞在し、これまた魔界にいる孫の為に山のような土産を抱えて帰っていった皐月家にはいつもの静けさが戻っていた。今日も残暑の厳しい猛暑日、大きな家で唯一エアコンのある居間には家族全員が集まっている。
家計簿を広げてレシートを纏めているアッシュの隣には
『もう夏休みが終わるまで二週間を切ったぞ』
モウンに怒られた優香が宿題に取り組んでおり、その前では
『何で書類を溜め込んでおくんですか』
アッシュに怒られたモウンが渋い顔で紙にペンを走らせている。
優香の斜め左にはエルゼが更に上級の術士の資格を取る為に提出するというレポートを書いており、その後ろでは玄庵が壁に寄り掛かって先日買ってきた古書を読みふけっていた。エアコンの音以外、紙の上をペンが走る音とページを繰る音しかしない部屋に派手なスマホの着信音が鳴り響く。
「ごめ~ん。今日、ボク忙しいんだぁ~。うん、うん、またね~」
夏休みの暇を持て余しているのか、次々と掛かる女友達の遊びの誘いをシオンが通話とSNSを駆使して断っている。いつもは誘いがあった途端、背に羽根が生えたように飛び出していくシオンの意外な様子に優香がノートから顔を上げた。
「……どうしたんだろう……シオン……」
アッシュが苦笑いを浮かべながら、電卓を叩く手を止める。
「父さんがこちらに来たときに預かっていたアルベルト様の手紙をシオンに渡したからね。それで張り切っているんだろう」
「アルベルト様って、お返しにシオンがアルバムと手紙を渡して欲しいって頼んでいた人?」
「そうシオンの恩人で後見人。水の一族の総統グランフォード家の御当主で、うちのエディ兄さんの友人なんだ」
『うちのエディ兄さん』とはアッシュの実家であるブランデル公爵家の当主で魔王軍司令部で大将を務める長兄エドワード・ブランデルのこと。クリスマスや誕生日に手作りのケーキとプレゼントを贈ってくれたり、年に一度程、皐月家に妻と二人の子を連れて来ては、優香も一緒に遊びに連れて行ってくれる、優香にとっては優しい親戚のおじさんのような存在だ。
「シオンが一時期、従者として仕えていた御主人でもあるのよ」
エルゼがペンを動かしながらアッシュの言葉に軽く言い足す。
「ふ~ん」
「あ~!! もう切りが無い!!」
シオンが大きな声を上げると、とうとうスマホの電源を切った。座卓の上に投げ出すと、立ち上がり先程から頭を掻きながら書類に向かっている班長に声を掛ける。
「班長、これから訓練して貰えませんか?」
モウンが顔を上げ、赤い瞳を見開いてマジマジと目の前の部下を見る。
「俺にか?」
班長の問いにシオンが力強く頷く。
「シオン、本気かの?」
「いつも班長の訓練は逃げてばかりなのに……」
一同は唖然とシオンを見上げた。この鬼の班長の戦闘訓練はスパルタの極みだ。長い付き合いで慣れているはずのアッシュですら、訓練後はしばらく動けなくなるほど。シオンもエルゼも戦闘訓練はいつも副長の方に頼んでいた。最も術士のエルゼはともかくシオンはそれだけではダメだと時々、無理矢理首根っこを掴まれて強制的に訓練を受けさせられているが。
「ほぉ……」
班長の顔が獰猛にほころぶ。「良いだろう。訓練をつけてやる」
軽く指を鳴らすと、こちらの世界に影響が出ないよう班員達が訓練に使う異空間が口を開ける。シオンを促す班長に「ちゃんと加減して下さいよ」と声を掛けながらふと書類に目をやったアッシュの顔が赤から青に変わった。
「班長!! 書類は!?」
一時間も向かっていたはずなのに書類はまだ数文字しか埋まってない。
「折角シオンがヤル気になったんだ。後だ、後」
モウンが楽しげに副長にひらひらと手を振る。
「シオンを逃げの口実に使わないで下さい!!」
アッシュの悲鳴を背に、二人がさっさと異空間へと消える。
「……これ、全部明日〆切りなのに……」
ほぼ白紙の書類の束を前にアッシュが静かに座卓の上で頭を抱える。その様子に場にいた全員が深い溜息をついた。
魔界の南の海、穏やかな暖流の流れ込む浅瀬には優美な曲線が貝を思わせる白亜の城がある。クラーケン族の総統グランフォード公爵家の居城。グランフォード家は豊かな海資源と交易の盛んな港町を幾つも領土内に持っており、魔界の西に広大な肥沃な領土を持つブランデル公爵家同様、穏健派最有力貴族として有名だった。
その居城の長い廊下を従者の制服を着たザリガニ少年がワゴンを押しながら歩いている。ワゴンの上には上品なポットに二人分のカップが用意されていた。
「失礼します」
城の奥の当主の執務室の大きな扉をノックして開く。執務用の机や椅子が置かれていなくてはならない場所にはデンと大きな天蓋付きのベッドが置かれていた。その横で手を動かしていた当主の妻、ナディアが振り返る。
「ありがとう、シオン。こちらにワゴンをお願いね」
ナディアの声に少年従者……シオンはベッドの横のテーブルにワゴンをつけた。早速、ナディアがポットとカップをテーブルに移しお茶を淹れる。シオンはベッドの上の影に声を掛けた。
「アル様、御身体はいかがですか?」
シオンの声に、この部屋の主が微笑む。
「ああ、昼寝をしたお陰で軽くなったよ」
岩牢であった大将クラウドに良く似た巨大イカがベッドの上に起き上がっていた。彼はアルベルト・グランフォード。グランフォード家の当主、通称『水の王』だ。本来、火・水・土・風の魔界の四大公爵の当主は魔王の補佐として魔王軍の司令部に大将として務めなければならない義務がある。だが、アルベルトは生まれつき病弱の上、少年時代の過激派の陰謀の結果、立つことも出来ない身体になってしまった為、弟が代理で務めている。 アルベルト自身は弟の後見と領土の統治をしていた。
今日も朝から持ち込まれた膨大な書類に目を通していたのだが、午前の仕事が終わったところで、アルベルト本人よりも彼の体調を良く知る妻に「少し横にならないと また熱を出すわ」と言われ、お茶の時間まで休んでいたのだ。
「シオン、ちょっとこれを見てごらん」
「なんですか? アル様」
妻の入れたお茶を美味しそうに飲みながら、アルベルトが白い手でシオンを招く。ベッドの上には色鮮やかなマリンブルーの軍服が乗せられていた。大将が着ていたものよりずっと飾りの少ないシンプルな軍服、サイズも少年のもので実用的だが仕立ての良い高級品だ。
「これは?」
首を傾げたシオンにナディアがそれを夫に頼まれて彼の身体に押し当てる。
「やっぱり、思った通りピッタリだ。これを持っていきなさい」
アルベルトが嬉しそうに笑う。シオンは岩牢から助け出された後、魔王軍を除隊させられ、従者として彼に仕えていた。だが来月から再び復帰することになっている。『火の王』エドワード・ブランデル公爵の希望で彼の末弟がいる破防班に入班することが決まったのだ。その班には例のミノタウロスの班長に、シオンの力を封印してくれた玄武一族の元長老がいる。二人がシオンをきちんとした兵士に育ててくれると請け負ってくれていた。
「これは私の母上が亡くなる前に、私が丈夫になることを願って作ってくれた軍服を仕立て直したものだよ。結局私は一度も腕を通すことは出来なかったけど」
ナディアがシオンの肩に軍服を掛ける。
「そ……そんな大切なもの受け取れません!!」
シオンが顔色を変えて断る。それ以前に水の一族にとってマリンブルーはクランフォード家の色。他家の者は身に着ける事を許されない禁色だ。慌てて服を外そうとする彼の手をナディアがそっと止めた。
「良いから持ってお行き。その代わり、シオンの中で封印されている、クラーケン族に匹敵するほどの水の力が制御出来るようになったら、私の代わりに弟を助けて欲しい」
「…………」
シオンの大きなハサミが恐る恐る軍服を撫でる。その様子に二人は穏やかに微笑んだ。
蝉の鳴き声が少しずつ小さくなっていく。ぼんやりと目を開けるといつもの皐月家の自分の部屋の縦に長い六畳間の天井が目の前に広がっていた。
「……寝てたんだ……」
少し身体を動かすと節々に激痛が走る。モウンの拳を受けたハサミがジンジンと熱を持っている。ペタペタとあらゆるところに膏薬が貼られ、薬が塗りこまれた身体を見て、シオンはぼやいた。
「……班長の訓練はやっぱキツイや」
鬼の班長にみっちりとシゴかれて、シオンはいつも通り動けなくなった。そんな彼をモウンが担いで部屋に寝かせ、エルゼと優香の二人が手当てをしてくれたのだ。
『エルゼ姉さんに術で治して貰ったら?』
心配そうに勧める少女に
『戦闘ならともかく訓練の傷を術で治すのは嫌なんだ』
答えたものの起き上がれない自分にシオンはぐっと口を閉じた。視界が次第に歪んでくる。シオンは動くもう一対の細い手で顔を覆った。部屋の壁には鮮やかなマリンブルーの軍服が掛かっている。
あれから三十年ちょっと、すっかり破防班の活動にも慣れた。剣の腕もかなり上がったと自分では思っている。しかし、相変わらず力の方は封印されたまま、だんだん他の術もコントロールが効かなくなっている。
「これじゃあ、アル様の期待に少しも沿えない……」
班長に徹底的に打ちのめされた今日の訓練の結果と『今度会えるときはきっと逞しいシオンに なっているのだろうね』と書かれたアルベルトの手紙の一文が胸を抉る。ホトホトと音がする。襖を叩く音に慌てて涙を拭うとアッシュが入ってきた。
「体の具合はどうだい? 夕飯は部屋で食べる方が良いかな?」
優しい声と共に濡れたタオルが顔にかぶさる。それで顔を拭うとアッシュの笑顔が目の前にあった。
「班長が謝っていた。つい本気になってしまってすまなかったって」
「……本当に?」
いつものように軽くあしらわれていたと思っていたのに、思いがけない言葉にシオンが赤紫色の瞳をしばたく。
「シオンは随分強くなったからな。オレも訓練中、ヒヤリとすることが何度もあるし」
シオンが身体を起こす。痛みに顔をしかめるとアッシュが背中に手を添えてくれる。
「……強くなっているんだ……」
「うちの班の場合、比較が化け物だからなかなか気付きにくいけどね」
班長が聞いたら雷を落しそうなことを言って楽しげに笑う。実際、シオンはもう魔王軍の中堅の兵士とも十分渡り合える腕を持っている。経験不足による甘ささえなければ、あの四刀流に対抗出来る兵士はそうはいないだろう。
「でも……」
胸を押えてシオンがうつむく。そこにはあの牢から出して貰うのと引き換えに玄庵の手によって埋め込まれた封印の玉がある。
「アッシュさんは公爵家の三兄弟のうちで一番力があるのにちゃんと制御出来てる……」
「オレのは力があると言ってもサラマンドラ族の範疇内だからね」
レッドグローブ族なのにクラーケン族並みの水の力があるシオンとは違うさ。アッシュがきっぱりと言い切った。
「シオンのような突然変異の場合、どうしても制御がついていかないことが多い。そのまま制御不能のまま一生、力を封印されるケースもある」
シオンの顔が凍りつく。「だけど……」アッシュは優しく笑って先を続けた。
「シオンは鑑定の結果、ちゃんと制御力も備わっていることが解っている。今は成長期にある力が先に増大していて、制御力がそれに追いついてない状態なんだ。それが他の術のコントロールにまで影響を及ぼしている。けれど力の成長が止まれば、制御力がきちんと追いつくだろう」
今、エルゼがシオンをモデルにして力と制御についてのレポートを書いているから後で見せて貰うと良いよ。アッシュはシオンのハサミに手をやった。
「焦ることはないんだ。オレだって今のようになるまでは散々班長や玄さんにしごかれたんだから」
シオンが壁のマリンブルーの軍服に目を向ける。
「アル様の軍服に相応しい水の兵士になれるかな……?」
「なれるさ、シオンなら」
なによりもシオンには力に溺れない強い心がある。アッシュはシオンの肩をポンと軽く叩いた。
「夕飯はどうする? 今日はオレは書類で忙しくてエルゼと優香ちゃんに作って貰ったけど」
どこか悔しそうな顔をする料理好きにシオンが小さな笑い声をあげた。
「皆と一緒に食べるよ。こんなんで寝てられない!」
シオンがゆっくりながらも自分で立ち上がり、部屋を出ると居間へと廊下を歩いて行く。落ち込んでいたのはどこへやら、元気そうな後姿にアッシュはクスリと笑った。
「これで後二、三日もすればいつもの調子の良いシオンに戻るな」
だが、それで良い。シオンはまだ少年、未発達な力に焦りが悪影響を与えることがある。アッシュの赤金色の瞳がすっと細くなった。
「強くならなくてはいけないんだ、シオン。お前も『あの方』に選ばれた兵士なのだから……」
エルゼはたぶん薄々気が付いている。いくら粛正を受けたとはいえ、どうしてこんな軍の末端部隊に、これ程までに力を持つ兵士が揃っているか。
「エルゼとシオンがもっと強くなるまで何も無いと良いんだが……」
『『土の老王』が後継者を決めようとしている。その第一候補に『あの男』の名が上がってきている』
モウンと自分、玄庵だけに告げた父の言葉。それを胸の内で繰り返す。
「……まだだ、本当の役目を担うにはまだ早過ぎる……」
それも、『あの男』相手では……。
辺りを覆う薄闇を赤金色の瞳が睨む。副長の低い声が夕闇に溶けて消えていった。
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