第210話 連続殺人事件……

「ケッケ…! そして……

 誰もいなくなったねぇ……

 この手の作品の厄介ヤッカイなのが、『全滅有り』なンだよねェ~…!!」

 何が愉しいのか、ジョーカーは、ニヤニヤして物騒な事を言った。


「全滅…、有りか……」

 各々、顔を見合わせた。

 誰かが『ゴックリ』と固唾を飲んだ。


 そう、まさに、この数時間後、連続殺人事件が起きるとは思いもしなかった。

 

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