第112話 自供を始めた

「あァ~ー…!! 

 ク、クソォ~~……!!」

 戸塚は観念しガックリと、うな垂れた。


「戸塚……!!

 お前が阿玖真あくまったンだな……」

 ボクも彼に詰め寄った。


 もはや彼も逃げようがないと観念したようだ。

「あ、あァ~…、そうだよ!」

 訥々とつとつと自供を始めた。

「着替えを用意してヤツを……

 この学校の男子トイレに呼び出して……

 刺したんだ!!」

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