決闘の始まり
「リウィス!、お前あのシリウス・ベルギラーと決闘するのか!」
リウィスが教室の入ってくるなりシンリーがリウィスに言うと。
「うん、するよ、でも、本気ではやらない」
リウィスがシンリーに言うと。
「何があったんですか?、あの、貴族のシリウスさんと…」
マルスがリウィスに聞くと。
「いや、ティナが俺に挨拶したら、突っかかってきたんだクライスとかいうやつが、そしたらシリウスとかいうやつが決闘を挑んできた」
リウィスがクラスで普通のように言うと。
「それは、嫉妬だね、リウィス君…」
ルリが言うと。
「なぜ……」
リウィスが不思議な顔をして言った。
「よく考えろリウィス、お前はティナやシスナといい、あのS班のレクシアさんとかといれば、それは誰でも嫉妬する、みんな可愛いんだから」
シンリーがリウィスを教室の隅っこに連れていって言うと。
「そうか、そういう事か…」
リウィスが今頃気付くと。
「遅いわーー!」
シンリーがリウィスに言うと。
「どうしたの?」
ティナがシンリーとリウィスに聞くと。
「なんでもない、なんでもない…」
シンリーが誤魔化した。
「いいか、リウィス、少しティナとかと居るのを控えろ、じゃないと、もっといろんなやつに絡まれるぞ!」
シンリーがリウィスに言うと。
「わかった、ありがとうシンリー!」
リウィスがシンリーに言うと。
「おう!」
2人は肩を組んで戻ってきた。
「なんの話しをしてたの?」
ティナがシンリーに言うと。
「いや、シンリーがティナといる………うぐ…………………」
リウィスの口をシンリーが抑えた。
「どうしたの?」
シンリーがリウィスの口を抑えた瞬間ティナがシンリーに聞いた。
「なんでもないよ!」
シンリーが動揺しながら言った。
「おい、リウィスそれは本人言ってはならん!」
再びリウィスを教室の隅っこにシンリーが連れていって言った。
「なぜ!」
リウィスが子声で反論すると。
「それは、ティナ達が嫌な思いをするからだ!」
シンリーがリウィスに圧力をかけて小声で言うと。
「わ…わかった」
シンリーの言葉に圧倒されたリウィスが納得した。
「と……とりあえず、も……もう少しでホームルームが始まるから、戻ろう」
リウィスがシンリーに言うと。
「そうだな、さっきの事は内緒だからな!」
シンリーがリウィスに問い詰めると。
「わかった、わかった」
リウィスは頷いてシンリーに言って席についた。
そして、放課後
「いくか!」
リウィスはシリウスのいる訓練場に向かった。
そして、訓練場に着くと。
「やっちまえー、シリウス!」
「貴族の力を、平民に思いしらせろ!」
シリウスの応援がすごかった。
「くそ、こんな状況じゃ、リウィスも戦いにくいだろ」
リウィスの応援のシンリーが言うと。
「大丈夫だよ、だってリウィス君だよ!」
ティナがシンリーに言うと。
「大丈夫だと、思います!」
マルスも言うと。
「そうだな、今はリウィスの応援だ!」
シンリーが言うと、1ーAの皆がリウィスを応援した。
「ちっ、優秀な平民のクラスが!」
クライスが言うと。
リウィスとシリウスが出てきた。
「それでは、決闘を開始する、双方とも準備はよいか?」
審判が言うと。
「いつでも」
リウィスが言うと。
「絶対に舎弟にしてやる!」
シリウスが言うと。
「レデイー、ファイ!」
審判が言うと決闘が始まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます