2度目の魔人

「なんですか…」

リウィス達は、首を傾げてテオに言った。

「いや、リウィスのことだ、カインと、シスナは、気づいたか?」

テオは、真剣な表情でカインと、シスナに聞いた、それは、まるでリウィスのことを心配した表情で。

「いえ…、なんでですか?」

カインと、シスナは不思議そうに、テオに言った。

「いや、わからないならいい…」

テオは、ホッとした表情でカインとシスナに言うと。

「何が、ですか?」

リウィスが、自分だけ除け者にされて、不機嫌な表情でテオに言った。

「いや、ゆくゆくは分かることだ!」と、テオはリウィスに言った。

「・・・」

リウィスは、黙り込んだ 。

「それじゃあ、クラスに、戻れ」

テオが、言うと。

「わかりました…」

リウィス達は、クラスに戻った。

そして、休憩時間が終わると。

「リウィス君と、カイン君と、シスナちゃんは至急テオ先生の、所にいってくれ」

マグナ先生が、言った。

「わかりました」

リウィス達は、テオの、所に行った。

「テオさん、どうしたのですか」

カインが、テオに聞くと。

「いや、伝えておくことがある、来週アルドが来るから、それを、言おうと思って」

テオが、そう言うと。

「たった、それだけー!」

リウィス達は、少し怒った口調で言った。

「ごめん、ごめん」

テオが、そう言うと。

「それじゃあ、クラスに、戻れ!、次は、座学だぞ!」

テオはリウィス達に、言うと行ってしまった。

「なんだったんだ?」

カインが、何かをテオが、伝えようとしてたのはわかったが、なんのことなのかは分からなかった。

「なんでしたのでしょう?」

シスナも何かをテオが、伝えようとしてたのはわかった、だが、話しの内容は分からなかった。

「何を思ったんだ、テオさんは?」

リウィスは、不思議そうに思った。

「とりあえず、クラスに行こう」

カインが、そう言うと、リウィス達は、クラスに、向かった。

「やはり、気づいてなかったか、また、リウィスの心の闇が、動こうとしている」

テオが、凍るような目をしてクラスに向かった。

「速めに、対処しなければ、手遅れになる」

テオは、凄くリウィスのことを、心配していた。

「さぁ、クラスに、ついたな」

カインは、そう言うとクラスの扉を開けた。

「どうしたの?」

ティナ達が、カイン達に、聞いた。

「よく、わかんなかった…」

カインは、少しどんよりした表情で言った。

そして、リウィスと、シスナとカインが席に、着くと。

「それじゃあ、座学を始める!」

テオが、クラスに入ってきて教壇の前に立って言った。

「それじゃあ、この問題分かる人!」

テオが、魔力の問題を言うと。

「はい!」

シンリーが、手を挙げた。

「それじゃあ、シンリー君!」

テオが、元気のよかったシンリーを指すと。

「魔力とは、人が、絶対に生まれつきわずかでも持っている物です」

シンリーが、問題に答えると。

「うん 、正解!」

テオは、シンリーにニコリと笑って言った。

「それじゃあ、次、魔力制御の基本の問題だ、魔力の暴走とはどんな時に起きる?」

テオが、またもや、問題を出すと

「はーい!」

ルリが、手を挙げた。

「では、ルリさん!」

テオが、1番速く手を挙げたルリを、指した

「はい!、魔力を制御出来なくなる場合は2つ、剣に魔力を付与しようとした場合、一定の量以上の魔力を、込めたりするとなりますそれと、その魔法の、魔力を大幅に使いすぎると、魔力が、制御出来なくなり、暴走して爆発します!」

ルリが、短く、わかりやすい説明をすると。

「おみごと、素晴らしい、正解だ!」

テオが、ルリの素晴らしい説明に関心した。

「キーンコーン・カーンコーン」

授業終わりの合図で、授業は、終わった 。

「今日の授業は 、ここまで、じゃあ、またな」

テオは言うと去って行った。

「大変です、ラーゼル王国の、砦にて複数の魔人がでました!」

1人の先生が、テオに言うと。

「すぐに、兵を、かき集めろ、リウィス!、カイン!、シスナ!、仕事だ!」

テオが、リウィスと、カインと、シスナを呼びに来た。

「いくぞ!」

リウィス達は、武装して、走って向かった。

「間に合うか…」

テオ達は、急いで現場に、向かった。












  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る