第1136話、わたくし、今度の『ウィ○チーズ』は『スボン』が無いから恥ずかしくないのですの⁉(前編)

ちょい悪令嬢「さて、今期の夏アニメもそろそろ出揃って参りましたが、読者の皆様も『お気に入り』は見つかりましたでしょうか?」




メリーさん太「──何ソノ『落差』⁉ 前回までの『お堅い雰囲気』は、一体どこに行ったんだ⁉」




ちょい悪令嬢「一応本作は『オリジナル創作Web小説』と言うことになっておりますので、いつまでも堅苦しい時事問題にかかずらっているわけには参りませんの!」


メリーさん太「こ、こいつ、今回の某『重大事件』を、あれだけ『ネタ』にしておいて、何つう言い草を⁉」




ちょい悪令嬢「もうすでに面白いぐらい、本作の作者の思惑通りに、世間──と言うかむしろ『世界』そのものが、動いてくれましたからね。今回の参院選なんて、漫画等の『オタクカルチャー』のほうが『ジェンダー問題』なんかよりも、よほど『集票効果』が認められて、これからの日本の政界において『表現の自由』が最優先されるのが、確定したようなものですし♫」




メリーさん太「……た、確かに、いみじくも国政選挙によって、事あるごとに『ジェンダー問題』の欺瞞を暴きつつ、『表現の自由』こそを至上の命題としてきた本作の正しさが、公然と証明されたようなものだしな」




ちょい悪令嬢「──そうなのです! もはや『オタクカルチャー』は、日本全体そのものの『民意』を表しているとも言えて、たとえ諸外国がいろいろとクレームつけてこようが、『完全なる表現の自由』を守るためにも、これからはガン無視してより冒険的な作品づくりを邁進していき、それでもつべこべ言ってくるようだったら、政権与党が率先的に毅然として、『内政干渉』だと糾弾すべきなのです!」




メリーさん太「つまり当【座談会】でお馴染みの【アニメ談義】も、現在の日本の政情の行方を論議するのと同様に、国家的重要事であると?」


ちょい悪令嬢「今回の選挙結果を見るに、あながち的外れでも無いでしょう」


メリーさん太「……まあ、完全に『陰謀論』まみれとなった、現在のマスゴミによる『情報操作』なんかにかかずらうよりも、よほど健全か」


ちょい悪令嬢「ようやくわかってくれたんだね、ほ○らちゃん! ──と言うことで、早速『今期の夏アニメ』の紹介と参りますよ!」


メリーさん太「そんなに自信満々に言うからには、すでに『お薦め作品』は決まっているわけなんだな?」




ちょい悪令嬢「……それがですねえ、実は今のところ、『これ』と言った作品が無いんですよお〜」




メリーさん太「──おいっ、これまであんなにノリノリだったのに、いきなりトーンダウンするなよ⁉」


ちょい悪令嬢「そう言われましても、本作の作者としても、これぞ『お薦めの一品』をご紹介しようと思っていたのですが、どうも決めかねておりまして」


メリーさん太「おいおい、今期はそんなに『不作』だとでも言うのか?」


ちょい悪令嬢「いえ、けしてそうとは言えないからこそ、困っているのです」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「この夏のアニメは、前期から続いている『サマータイムレ○ダ』が誰もが認める超傑作であるのを始めとして、『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』や『うたわ○るもの』等の大人気シリーズの新作がスタートすると言ったふうに、事前から大いに盛り上がっていたところに、オリジナル作かメディアミックス作かにかかわらず、作画ストーリー共に『野心作』が多く、どうしても目移りしてしまい、いまだ評価を下せないでいるのですよ」




メリーさん太「……と言うことは、むしろ今期は『豊作』なわけなのか?」


ちょい悪令嬢「それがどうにも、決めかねているんですよねえ……」


メリーさん太「──一体、どっちなんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「仕方ないでしょう、まだ今期は始まったばかりであり、各作品共早いものでも二話までしか公開されておらず、遅いのだとまだ一話も放映されていないと言った状況なんですし」


メリーさん太「まあそりゃそうだろうけど、制作スタッフやキャストは前もって発表されているんだし、まとめサイトとかのWeb上で前評判を確認することもできるんだから、実際に一、二話を見た時点で、ある程度評価できるんじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「そこなんですよ、問題は」


メリーさん太「『そこ』、とは?」




ちょい悪令嬢「ほとんどの作品がいわゆる『事前情報』において、かなりお金のかかったメディアミックスだったり、スタッフに一味違うメンバーが参加していたり、元々海外で大人気の作品を国内用にリメイクしたものだったりと、いわゆる『期待作』ばかりだったところ、確かに一、二話を見た時点では作画も演出も良くて批判すべき点は見られなかったものの、同時に現段階では作品の世界観が今一つ掴みきれず、正当な評価を下せずにいるのですよ」




メリーさん太「ああ、そう言うことか。それならわからないでも無いな。──まああえて言うとしたら、現時点では『一話切り確定』の駄作には当たっておらず、一応視聴を継続しておこうってところなんだな?」


ちょい悪令嬢「そうなんですよ、例えば『丸○史明 &つ○こ』で話題の『エンゲ○ジ・キス』ですが、前評判的には『主人公がゲス過ぎる』と言うのが有ったのですが、実際に第2話まで見たところ、確かに主人公は典型的な『クズ男』でしたが、作画やストーリーのほうはしっかりとしており、世界観的にも興味を惹かれるものでしたので、もうしばらく視聴を続けることにいたしました」


メリーさん太「ああ、『アンチ的意見に左右されずに、何よりも自分の目で見て判断すること』こそが、本作の最も大切なポリシーだからな」


ちょい悪令嬢「何せ、現在のところの大本命の『リコ○ス・リコイル』と同じ制作会社様の作品ですからね、これから先もまったくの『ダメダメ』になってしまうことは無いでしょう」


メリーさん太「その本命の『リコ○ス・リコイル』のほうは、どうなんだ?」


ちょい悪令嬢「こちらも『エンゲ○ジ・キス』同様に、いまだ世界観を掴みきれていないのですが、むしろだからこそ『思わせぶり』感いっぱいで、これから先の展開が非常に楽しみでございます」


メリーさん太「……そういえば、この二作って内容からして、第2話の放映&配信が危ぶまれていたんじゃ無かったっけ?」


ちょい悪令嬢「──そんなこと言っていたら、ほとんどの『クライムアクション作品』が作成不可能になってしまいますよ! むしろ今回の参院選の結果としては、何よりも『表現の自由』が尊重されることになったのですからね!」


メリーさん太「ああ、うん、まあ、それはそうだよな」


ちょい悪令嬢「その代わり、別にアクション作品モノでも何でも無い『某作品』の第2話が、放映中止になったりしてw」


メリーさん太「──あれは、とんだとばっちりだったな!」


ちょい悪令嬢「単なる『クライムアクション』とかでは無く、ズバリ『大○領暗殺』をネタにしていたんじゃ、致し方ないと思われますけど?」


メリーさん太「……ま、まあ、『Aー○ Pictures』様制作の作品については、今後も視聴継続として、他には何が有るんだ?」


ちょい悪令嬢「これはすでにご紹介済みですが、やはり両方共が『シャフト』様の制作作品である、『RW○Y 氷雪帝国』と『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィ○チーズーズ』ですね」


メリーさん太「おっ、『ルミナスウィ○チーズ』のほうもついに、放映&配信が始まったのか⁉」


ちょい悪令嬢「はい、地上波ではすでに第2話が放映されており、動画サイトではようやく第1話が配信されたところです」


メリーさん太「それでどうだった? うちの作者待望の、『ズボン無しのウィ○チーズ』なんだろ⁉」


ちょい悪令嬢「ええ、『そこ』に関しては、大満足でした!」


メリーさん太「え、本当に『ウィ○チーズ』シリーズなのに、作品のトレードマークと言うか、もはや『真の主役』とも言える、『ズボン』がまったく登場しなかったと言うのか⁉」


ちょい悪令嬢「一応冒頭の戦闘シーンにおいて、ちらっと何か見えた気もしますが、色も黒っぽかったし、『影処理』と言っても構わないでしょう」


メリーさん太「──いやいやいや、『ズボン』を目当て見ている長年のファンからは、非難囂々だったんじゃ無いのか⁉」


ちょい悪令嬢「オーホッホッホッホッ! 『あいつら』の阿鼻叫喚の悲鳴が心地よいのですの!(いかにも『邪○ちゃん』ぽくw)」


メリーさん太「うおいっ⁉」




ちょい悪令嬢「何かと言うと、『俺たちは別にズボンが見たいんじゃ無い、ウィ○チたちの厚き友情と闘いが見たいんだ!』とか、もっともらしいことを散々ほざいておいて、今回のように実際にズボンを全面的に取っ払ったら、もはや『作品全否定』レベルで騒ぎ始めるのですから、情けないものですわねwww」




メリーさん太「──うっ⁉」




ちょい悪令嬢「それでも確かにうちの作者のように、『ウィ○チーズ』と言う作品そのものや『ウィ○チ』たち自身に興味を持っていたものの、これまでのあまりにも『ズボン』を全面に押し出した破廉恥極まる内容に辟易して、『食わず嫌い』をしていた『潜在的ファン』がいることも、また事実なのであり、今まさに『ウィ○チーズ』シリーズの真価が問われているのです!」







(※今期の夏アニメきっての注目作『ルミナスウィ○チーズ』の最大の謎に迫る後編に続きます♡)

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