第1134話、わたくし、今回面目丸つぶれの警察は、まさしく『手負いの獅子』だと思いますの⁉

メリーさん太「……うわあ、警察ってば今更になって、参議院選挙会場の警備において、杖をついているおばあさんにまで、身体チェックをしているそうじゃ無いか? 何かもう、余裕を完全に無くしているよな」




ちょい悪令嬢「──ええ、そのようですね、それが何か?」




メリーさん太「な、『何か』って、あんたのほうこそ、何かコメントは無いのかよ? いくら何でもこれって、滑稽過ぎるだろう⁉」


ちょい悪令嬢「滑稽、ですか?」


メリーさん太「Web上なんて、まさに嘲笑の嵐だぜ? 『おばあさん相手に何やってるんだかw』とか、『今更体裁をつくろっても遅いよw』とか、『いやいや、老婆のアサシンである可能性も有るかもw』とか、もう言いたい放題だったりして」




ちょい悪令嬢「──あはっ」




メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「──あははははっ」




メリーさん太「な、何?」




ちょい悪令嬢「──あはははははははははははははははっ」




メリーさん太「ちょ、ちょっと?」




ちょい悪令嬢「──あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ」




メリーさん太「──やめてやめてやめて! むちゃくちゃ怖いから、もう笑うのはやめてえええええええ!!!」




ちょい悪令嬢「おっと、失礼しました、むしろこちらこそ、あまりにも滑稽でしたので、失笑を禁じ得ませんでしたの」


メリーさん太「……滑稽、って?」




ちょい悪令嬢「糞虫ども、まだわかっていなかったのかよ? 『時代は変わった』んだよ、これからは『これが当たり前』になったんだよ!」




メリーさん太「『これ』って、『おばあさんに身体チェックする』ことか?」




ちょい悪令嬢「──アホ! 日本国の警察が、これからはなりふり構わずに、何者に対してもまったく容赦なく、未然か事後かを問わず、犯罪行為にかかわる一切合切を、完全に撲滅していくことだよ!」




メリーさん太「──なっ⁉」




ちょい悪令嬢「……今回の『元首相銃殺事件』によって、『警察の面目丸つぶれ』ですものね。──それこそ現在Web上においては、『警護体制がザルだった』とか、『あれじゃSP失格』とかと、散々あげつらわれて嘲笑されていたりしますしね」


メリーさん太「──うっ⁉」


ちょい悪令嬢「もはやなりふり構っていられませんよ、たとえ反体制弁護士どもが抗議しようが、たとえマスゴミどもが騒ぎ立てようが、たとえ地方の糞虫裁判所が職権を濫用して、警察業務を妨害しようがね!」


メリーさん太「糞虫裁判所って……………おいッ、『三権分立』はどうした⁉」




ちょい悪令嬢「三権分立だあ? 最初に『ルール違反』したのは、むしろキタの地方の某糞虫裁判所のほうだろ?(ものすごく冷たい視線を向けながら)」




メリーさん太「──ひいッ⁉」




ちょい悪令嬢「当【座談会】が第1124話において指摘したように、『日本にまったくそぐわない「アメリカならではのジェンダーフリー」なんぞを無理やり持ち込もうとするからこそ、「アメリカならではの凄惨なる銃撃事件」までも引き起こされる可能性が生まれる』理論を証明するかのようにして、『同性婚裁判』の際に判決を述べた某裁判長ときたら、法的判断を度外視して同情的なコメントを行うどころかあまつさえ、『……ああ、日本もついにここまで来たのね、ハラショー! マンセー!』とか何とか涙を流しながらほざいていやがったけど、裁判長が涙を流すほどに感情的なコメントを公然と口にするなんて、『中立公正』を旨とする裁判官失格だろうが⁉ その時点で懲戒免職ものだと言うのに、その後もまったくお咎め無しで、そのお陰でそいつのコメントそのままに何だか『同性婚が世の中に認められた』ような空気になったりして。このように『三権分立』を盾にやりたい放題しているのを、各方面がビビって『触らぬ神に祟り無し』とばかりに完全に放置しているものだから、同じキタの痴呆(w)裁判所において、ついに致命的な『反国家的判決』を下しやがったのですよ!」




メリーさん太「……『参院選街頭演説ヤジ訴訟』、のことか?」




ちょい悪令嬢「──そうだ! あの思想的かつ政治的に歪みきったクソ判決のために、警察当局が安倍さんの演説時の『妨害勢力排除』に及び腰になってしまい、今回の『凶行』を招いたと言っても過言では無いのです!」




メリーさん太「それに加えて、マスゴミによる執拗なる『安倍さん叩き』や、某元地方自治体首長すらも含む破廉恥漢どものSNS等における『誹謗中傷』の数々が積み重なって、今回の事件の土壌を育んできたわけか」




ちょい悪令嬢「そうです、すべては繋がっているのです! いつの間にか世論は安倍さんに攻撃的になり、警察は及び腰にされていたのです! ──しかし、もはや面目を丸潰しにされた警察は、完全に目が覚めたことでしょう! これからはたとえ相手が裁判官だろうが元県知事であろうが現職の国会議員であろうが、その背後関係を徹底的に洗い出し、極左暴力集団や外国勢力との繋がりが確認されれば、容赦なく逮捕拘禁してあらゆる手段を尽くしてすべてをゲロさせた後で、極刑を含む刑罰に処することでしょう!」




メリーさん太「──いやいやいや、落ち着いて! そもそも当の事件そのものについても、何か『宗教問題』とかが絡んでいて、これからどう転んでいくかはわからないんだから、今から『反国家勢力の仕業』と決めつけていては拙速過ぎるだろうが⁉」




ちょい悪令嬢「ああ、マスゴミとかWeb上とかで糞虫どもが必死に、『被害者側にも原因が有ったんだ』とか、『加害者側にもいろいろと同情すべき事情が有ったんだ』とかほざき回っている、『情報工作』のことですか? それが何か?」


メリーさん太「それが何か、って……」


ちょい悪令嬢「……あのねえ、そんなことなんて、もはや関係無いのですよ」


メリーさん太「なっ⁉」




ちょい悪令嬢「『ウクライナ侵攻』の時にも、ちゃんと言いましたよね? とどのつまりは『起こってしまったこと』のみが問題なのであって、結局のところウクライナやロシアがどうなろうが知ったこっちゃ無いと。──要は、『侵略戦争はある日突然簡単に起こってしまう』のが実証されたことであり、これによって日本は『憲法改正』と『軍事力増強』の正当な理由を得て、国民の大部分も賛成に回ったことなのです」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「今回も同じなんですよ、要は今回の事件によって警察の面目が丸潰しにされたために、もはやこれ以降はなりふり構わずに『反国家勢力』に対応していき、二度と今回の事件のような事態に至らぬように、まさしく戦前の『内務省国家警察』レベルの『強い警察』が復活する可能性が生まれたことこそが、最大の『収穫』なのであって、マスゴミや反国家勢力どもが必死に問題化しようとしている、被害者の事情とか宗教関係とか、どうでもいいのですよwww」




メリーさん太「……あ……あ……あ……あ」




ちょい悪令嬢「そう、これまで散々安倍さんを誹謗中傷してきた、反国家勢力どもは、彼ら自身の悪行こそが今回の凶行を呼んだと言うのに、酷いのになると、いまだに被害者のことを悪し様に言っている輩もいるほどですが、これから自分たちが『報い』を受けていくことに、まったく気がついていないと言う体たらくなのですよwww」




メリーさん太「……確かに、来年は『サミット』を控えていて、もう二度とこのような失態を繰り返すことなんて絶対に許されないんだから、全国警察における警戒体制も、むちゃくちゃ厳しいものになっても当然だよな」




ちょい悪令嬢「しかも、実際に元首相が銃撃されてしまったのだから、警察が『少々』体制を強化しても、それこそ『反国家勢力』以外の善良なる国民の皆様は、むしろ同情的かつ協力的になられるでしょうね」




メリーさん太「まさしく、戦前の『内務省特別高等警察』による、『治安維持体制』の復活と言うわけか」




ちょい悪令嬢「『反国家勢力』や『マスゴミ』のやつらにとっては、『自らが蒔いた種』であり、最近の糞虫どもの『安倍さんの不慮の死』に対するお得意の(不謹慎極まる)言葉を借りれば、おまえらがいくらこれからどんどんと簡単に逮捕拘禁され拷問の果てに獄死しようが、『それはすべて被害者おまえらの自業自得』ってわけですよwww」




メリーさん太「そうだよな、たとえ軍事費を倍増して憲法を改正してから、敵国に対する攻撃力を取得できたとしても、国内の反国家勢力や外国工作組織を野放しにしていたんじゃ、何の意味も無いからな」




ちょい悪令嬢「おそらくは今回の参議院選挙での与党大勝利と、『安倍元首相の意志を受け継ぐ』と言う『大義名分』のもとで、『憲法改正』が全力で押し進められることでしょうが、そのためにもまずは国内の警察組織の再編成及び強化こそが急務であり、当然我が身も危険にさらされる可能性が大いに有り得る現首相御自ら、率先的に着手されるものと思われますわ♡」



















メリーさん太「……いやちょっと待て、まさしくこんな過激な内容ばかり書いて公開している本作こそ、当局からいの一番に目を付けられるんじゃないのか?」




ちょい悪令嬢「──ギクッ⁉」

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