第1107話、【Fa○e】わたくし、『さ○らルート』を徹底的に検証いたしますの♡(その1)

ちょい悪令嬢「──ついに購入しましたよ、『Fa○e stay night』劇場版【Heavens Feel】! それもかねてよりの予告通りに、BD版を!」




メリーさん太「おお、本当に買ったのか、それでどうだった⁉」


ちょい悪令嬢「もちろん、大満足です!」


メリーさん太「ほう、それは良かったな! して、具体的には、どんな点が良かったんだ?」




ちょい悪令嬢「まず『内容』としては、本作の作者のかねてよりの『願望』を叶えてくれたのは言うまでも無く、番外編ならではにコメディタッチだった『カーニバル・フ○ンタズム』よりも本格的かつシリアスに、『Fa○e stay night』TV版【Unlimited Blade Works】に関する、『疑問点と不満点』を解消してくださったことです!」




メリーさん太「あえて『まず内容としては』という言い方をしてるってことは、他にも『良かったポイント』が有ったわけか?」


ちょい悪令嬢「もろちん!」


メリーさん太「──おい、ヤメロ!」


ちょい悪令嬢「……て言うか、今回のわたくしたちのやり取りって、冒頭からいかにも『シナリオ通り』って感じで、何だか気持ち悪いんですけど?」


メリーさん太「──今度はいきなり『メタ発言』かよ⁉ たとえそうでも、『もろちんネタ』をやってもいい理由にはならないからな!」




ちょい悪令嬢「──まあとにかく、本題のほうを進めて参りましょう! 内容以外での満足ポイントしては、これまた以前より申しておりました、『BDならではの優位点』を確かに実感できて『心から購入して良かった』と思えたことと、そして何よりも肝心なのは、こういった他人様のアニメ作品をご紹介している最大の理由として何度も何度も言及してきたように、『新たなる自作づくり』に非常に役に立ってくれたことでございます!」




メリーさん太「『BDならではの優位性』を実感できて、『自作づくりに役立った』だと?」


ちょい悪令嬢「それらについては後ほど詳しくご説明するとして、先ほども申しましたように、まずは『内容』について語って参りましょう!」


メリーさん太「ああ、それもそうだな。──それで、内容的に『願望を叶えてくれた』ってことは、以前から言っていたように、うちの作者待望の『サ○ラちゃんルート』だったわけだよな?」


ちょい悪令嬢「もちろんですよ! 今度は『もろちん』とかでは無く、ちゃんと『もちろん』ですよ!」


メリーさん太「いや、別にそこは、言い直さなくてもいいから⁉」




ちょい悪令嬢「本作の作者にとって『サ○ラちゃん』と言えば、何と言っても『Fa○e Zero』において強烈なファーストインパクトを受けたのですが、単にロリと言うだけでは無くて、その歳ですでに『壊れて』いて、常時レイプ目の『鬱系』であるのみならず、妖艶なる『闇堕ちならではの色香』すらも感じさせていたのですけど、TV版【Unlimited Blade Works】においてはJKに成長した姿を見せたかと思ったら、『人当たりのいい健気な後輩女子』に激変していて、『あれ?』と困惑していたところ、今回の劇場版第1章──すなわちBDの第1巻目の『presage flower』においては、(いまだ胸部が慎ましやかな?)JC時代の何だか内気で幸薄そうな『やや幼いサ○ラちゃん』からスタートして、だんだんと士○君に心を開いていって、『衛宮さんちの住人』の一人になっていく過程が事細かに描かれていて、感無量でしたわ♫」




メリーさん太「その間の『お胸の成長』の具合も、事細かに描写されていたりしてw」


ちょい悪令嬢「──セクハラ親父か⁉ これはすべてJC時代の話であり、サ○ラちゃんが『急成長』を遂げたのは、JKになってからです!」


メリーさん太「……あ、あのご立派な『フタコブラクダ』って、高校デビューだったのか⁉」


ちょい悪令嬢「わたくしとしては、ロリでも無く巨乳でも無い、『清楚なJC』のサ○ラちゃんをじっくりと見られて、大満足ですけどね♡」


メリーさん太「……ここに来て、うちの作者の『性癖』が、またわからなくなってしまった」


ちょい悪令嬢「まあ作者の性癖はさておいて、これまで不遇な扱いを受けてきた『サ○ラちゃんファン』の皆様にとっては、大満足かつ大興奮の第1章スタートとなっております」


メリーさん太「て言うか、これまでの扱いが酷過ぎたからなあ。いくら『ルートヒロイン』では無いといえ、必ず途中でフェードアウトして『士○君争奪戦』から脱落してしまう運命で、特にTV版の【Unlimited Blade Works】なんかだと、実は彼女にとっては排除する価値も無い引き立て役の慎○君と、『余り者同士でカップリング』されてしまうって体たらくだからな」


ちょい悪令嬢「それが今回は、もう最初からメインヒロイン(?)の士○君が、サ○ラちゃんに最も好意を抱いていることが見て取れるので、(ラストの彼の選択が)期待大ですわ!」


メリーさん太「メインヒロインてw」


ちょい悪令嬢「あら、【Heavens Feel】はヒロインの士○君を巡って、サ○ラちゃんやリ○ちゃんやセ○バーさんや黒セ○バーさんやイ○ヤちゃんやラ○ダーさんや藤○大河先生や慎○君やア○チャーさんや言○綺礼神父さんたちが、ガチで異能バトルを繰り広げるのが、メインストーリーなのですよ?」


メリーさん太「──それって、混ぜちゃいけない人が、混ざっているのでは無いですかあ⁉」


ちょい悪令嬢「いえいえ、そんなことはありませんよ? 慎○君は単なる『ツンデレ』なんだし、言○神父は親子二代にわたっての『好敵手』的関係にあるんだし、ア○チャーさんはいかにも『ナルシスト』の気がありそうですからね☆」


メリーさん太「その前に、『性別』的にどうなんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「何を今更、『Fa○e』にとって性別なんて、何の意味も無いのですよ。そんなこと言っていたら、セ○バーさんなんてどうするのです?」


メリーさん太「そうだ、セ○バーさんと言えば、ついに黒セ○バーさんが、シリアス版の『本編ステイナイト』に登場したな?」


ちょい悪令嬢「そうなんですよ、これも【Heavens Feel】に期待していたことだから、やっと念願叶ったって感じですね!」


メリーさん太「何かもう悪役みたいになっているけど、これって『stay night』と言うか『Fa○e』そのものの『世界観』的に、『原作レイプ』そのまんまじゃ無いのか?」




ちょい悪令嬢「……え? 何言っているのですか? 【Heavens Feel】には、『悪役』しか登場しませんよ?」




メリーさん太「へ?…………………………って、はあああああああああああ⁉」




ちょい悪令嬢「おや、毎度お馴染みの『奇声』が、ここで登場ですか? そんなに意外でしたの?」


メリーさん太「登場人物全員『悪役』って、そんな馬鹿な⁉ 確かに『善悪』の基準はその立場によって左右されるけど、むしろそれ故にこそ、すべてを『悪』に振り分けることも不可能だろうが⁉」


ちょい悪令嬢「そもそも『Fa○e』シリーズの登場人物なんて、『悪役』ばかりなんだし、その中の『唯一の良心』的存在だったセ○バーさんまでもが闇堕ちしたんじゃ、もう『正義キャラ』なんて皆無なのでは?」


メリーさん太「──何言っているんだ、他でも無く士○君がいるだろう⁉ 彼は自他共に認める『正義の味方』だからこそ、『主人公』を張れるんじゃ無いか⁉」




ちょい悪令嬢「ですから、今回の【Heavens Feel】においては、士○君は『正義の味方』であることを──つまりは、『主人公』であることを、自ら辞めたわけですよ」




メリーさん太「──なっ⁉」




ちょい悪令嬢「言ったでしょ、士郎君はメインヒロインであって、『主人公』では無いって。それでは、この『stay night』三番目にして『最終ルート』の主人公は、誰なのでしょう? ──そう、この『サ○ラルート』の主人公は、文字通りに間桐サ○ラちゃんなのです! だからこそ士○君は、自ら『正義の味方』を辞めて、あろうことか『絶対悪の味方』になることを選んだのですよ」




メリーさん太「……え、士○君が『絶対悪の味方』になるって、どういうことだよ?」




ちょい悪令嬢「そもそもですね、これまで(の他のルート)における、サ○ラちゃんの扱いが酷過ぎたんですよ。──実は彼女こそは、『アインツベルン』同様に、『聖○戦争』の鍵を握る存在だと言うのに!」




メリーさん太「………………はあ?」







(※次回に続きます)

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