第876話、わたくし、最近話題の『固体燃料ロケット』は、日本こそが最高峰だと思いますの!
ちょい悪令嬢「──はい、本日は某『ロケット打ち上げ半分成功』国家の、この世に存在しない『毒島』とか言う架空の無人島w(『あいつら』は人では無いキニ)の記念日と言うことで、例の『竹島近海での頭K印密漁船転覆事件』における頭K印当局の『非人道的行為』について、大いに弾劾してまいりましょう! ──そして、こちらも忘れてはなりません! 現在『ごっちゃん寝る!』のほうでは、『恥の上ぬり号打ち上げ失敗』スレが、ついに40を突破したようです! もちろん本作も負けてはいられませんよ!」
メリーさん太「いやもう、やめて差し上げろよ! 頭K印人たちの『ライフ』は、とっくに
ちょい悪令嬢「あはははは、冗談ですよ、冗談。いくら何でも、このネタばかりを引っ張り続けるつもりはありませんよおwww」
メリーさん太「……ったく、確かにあの『ロケット打ち上げ半分成功w』ネタは大爆笑だったけど、あまりにもしつこ過ぎるだろうが?」
ちょい悪令嬢「でもですねえ、これってむしろ頭K印のほうにこそ、原因があったりするのですよ」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「あいつらときたら、当日のリアルタイム配信中のYouT○beのコメ欄において、『ヌ○号』がほんの少し宙に浮かんだだけで、すぐさま『成功宣言』をぶちかましたのは言うまでも無く、何と意味不明にも日本に対する『勝利宣言』をして、それから先は日本人に対する『悪口雑言』のオンパレードだったのですよ⁉」
メリーさん太「……あー、うん、その光景が、目に浮かぶようだよ」
ちょい悪令嬢「本来ならこっちだって、ただ『ロケットの打ち上げに失敗した』だけで、こんなにまでディスったりしないし、もしも成功していたのなら、それなりに賛辞を送りますわよ! なのに頭K印人どもときたら、どうして失敗しようが成功しようが、まったく関係無い日本人に対して、言いたい放題難癖をつけてくるんですか⁉」
メリーさん太「前々回の『対馬海峡の国際的公式名称』と同じだよな、基本的に日本人としては、頭K印人がコケようが宇宙空間で爆散しようが別に気にしないけど、頭K印人のほうは、下手すると他の国々まで巻き込んで、何かにつけて日本人を貶めようとしてくるんだから、もはや純日本人の『親K派』に始まり、国内の『
ちょい悪令嬢「それで肝心のロケット打ち上げ自体は、最終的に大失敗に終わってしまうんだから、開いた口が塞がらないのですけど、一体頭K印人て、何をやれば成功できるわけ? 『自虐的な笑いをとる』こととか?」
メリーさん太「そうなんだよ、本作において何度も何度述べているように、どんなに自信満々な事柄であろうが、必ず『失敗する可能性』は存在しているんだから、常日頃からもう少し謙虚に生きたほうが身のためだぞお?」
ちょい悪令嬢「……うわあ、頭K印人に『謙虚になれ』って、まるで亀にブレイクダンスを踊れと言うのと一緒じゃん。二度と立ち上がれないぞ、あいつら」
メリーさん太「──確かに、亀に一度でもひっくり返らせて、パワームーブやウィンドミルをやらさせたら、甲羅が邪魔になって起き上がれなくなるよな⁉」
ちょい悪令嬢「まあ、またもや話が長くなってきたので、頭K印国については、本当にこの辺にしておきましょう」
メリーさん太「そ、そうだよな、あまりにもしつこ過ぎるよな⁉」
ちょい悪令嬢「よってここからは、同じく『
メリーさん太「──うおいっ⁉」
ちょい悪令嬢「結局のところ
メリーさん太「……中つ国って、何かあったっけ?」
ちょい悪令嬢「この前も申したではありませんか? ザコ後進国どもの言うところの、『最新鋭の(w)固体燃料ロケット』に関してですよ。こいつら『固体燃料ロケット』が『ザコの中のザコのザコナメクジの証明』であることを理解もせずに、中つ国が何やら新型の(無駄に)巨大な『固体燃料ロケット』を開発中だからといって、『さすがはアジアの盟主!』とか、『これで日本は終わりだ!』とか、『これから日本は我が国の偉業を指をくわえて見ているだけであろう!』とか、意味不明のたわ言をほざくばかりでやんの。──十四億匹まとめてお互いに屠殺し合えよ、ザコ人民大陸
メリーさん太「……あー、まさにこの『ごもうコメント大乱舞』のほうも、目に浮かぶようだわ。──でもさあ、あの後いろいろ調べてみたら、実は『固体燃料ロケット』って、最近結構『有望株』として、国際的に注目されているみたいじゃないか?」
ちょい悪令嬢「確かにここ数十年のうちに科学技術が長足の進歩を遂げておりますので、液体燃料ロケットのみならず、固体燃料ロケットにおいてもそれなりに改良が加えられて、使い方さえ工夫すればそれなりの有効性は期待できるでしょう。何せ文字通り『燃料が固体』ですので、経年変化が著しく、ロケットエンジンを作動させるのにそれなりの複雑なプロセスを要する液体燃料に対して、かなり長期にわたって品質状態を維持できて、基本的に火をつけるだけで発射できるという即時性を有していますからね。──しかしだからと言って、何よりも肝心な固体燃料ならではの『致命的欠点』までが、是正されているわけでは無いのです!」
メリーさん太「致命的欠点、だと?」
ちょい悪令嬢「ミサイル兵器や宇宙開発用ロケットの動力としての、
メリーさん太「
ちょい悪令嬢「以前も述べましたが固体燃料ロケットとは、基本的にはそこら辺で売っているおもちゃの『ロケット花火』と同じようなものなので、いったん火がつくと後は飛んでいくしか無く、液体燃料ロケットのように、
メリーさん太「それじゃ、信頼性の低さ、とは?」
ちょい悪令嬢「固体燃料ロケットとは、基本的にはそこら辺で売っているおもちゃの『ロケット花火』と同じようなものなので(二回目)、ただ単に火薬の塊に火をつけているようなものでしか無く、ちょっとしたアクシデントでも大爆発を起こすことすらもあり得て、実際かのスペースシ○トル『チャレンジ○ー号』の大爆発事故も、液体燃料ロケットであるメインエンジンでは無く、実は何と打上げ用の
メリーさん太「ええっ、チャレンジャー号の事故って、固体燃料ロケットのほうが原因だったのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「ちょっとでもロケットエンジンに詳しい人だったら、むしろ液体燃料ロケットが起こした事故だと思いがちですよねw」
メリーさん太「……うん、そのように実際の事例を持ち出されたら、固体燃料ロケットって、確かに危なっかしいわ。──でもどうして、そんな危険な動力が、最近になってもてはやされるようになったんだ?」
ちょい悪令嬢「そりゃあ、固体燃料ロケットでありながら、液体燃料ロケットとまで行かなくても、ちゃんと使いようがあって、コストの面ではむしろ優位に立つ、革新的な代物が開発されて実用化されたからですよ」
メリーさん太「だったら、中つ国や頭K印国が、次世代の宇宙ロケット(及びミサイル兵器)として期待しても、別におかしくは無いのでは?」
ちょい悪令嬢「それでも、日本に対して身の程知らずの優越感を持つのは、断じて許されないのです」
メリーさん太「どうして?」
ちょい悪令嬢「まさにその『革新的な有望株』の固体燃料ロケットを開発&実用化したのが、他ならぬ我らが日本国だからですよ!」
メリーさん太「──ああ、そうか、最近何かと話題の、『イプシ○ンロケット』か⁉」
ちょい悪令嬢「そうです、すでに固体燃料ロケットとしては世界最高峰を誇っていた『Mー○ロケット』を更に改良して、唯一の欠点であった『コスト面』の問題すらも解消した、自他共に認める世界的最高傑作であり、将来は次世代型『はや○さ』の打ち上げすらも予定されているという、『イプシ○ン』シリーズですわ」
メリーさん太「中つ国や頭K印国って、バカなの? どうして『イプシ○ン』シリーズを擁している日本に対して、固体燃料ロケットの分野において、上から目線になることができるの?」
ちょい悪令嬢「だから言っているでしょう、あいつらは単にウザいだけの底なしの能無しだってw」
メリーさん太「うん、納得したわ。『中つ国』だろうが『頭K印国』だろうが、経済面でも科学技術面でも軍事面でも、日本国よりも優れた点なぞ一切あり得るはずの無い、弱小後進国の『糞ザコナメクジ』に過ぎないわ」
ちょい悪令嬢「そもそも日本が、固体燃料ロケットに関してのみは、あのアメリカさえもしのぐようになったのは、戦後すぐにおいては『敗戦国』として、当の『戦勝国』であるアメリカから、(軍事技術に転用されかねない)宇宙開発を本格的に進めることを禁じられていたからであり、特に当時最新鋭の液体燃料ロケットの開発なぞ、そもそも技術的にも財政的にも為し得るはずが無く、辛うじて『ペンシルロケット』と呼ばれる、文字通り『まるで鉛筆そのもの』の超小型の固体燃料ロケットの実験を、細々と行うことから始めた次第であります」
メリーさん太「ほとんど鉛筆大の『ペンシルロケット』って、小学生の夏休みの宿題かよ⁉」
ちょい悪令嬢「しかあし! アジアに──否、世界に冠たる優秀なる『大和民族』である日本人科学者たちは、そのような逆境にめげること無く、不断の努力でロケット開発に取り組んで参りました! 資金難や国際的締め付けや情報不足等々により、今回の『ヌ○号の半分成功』なぞ比較にならないほどの、無様な失敗を何度も何度も繰り返しました! それでも日本人科学者たちは宇宙への夢を捨てることなぞできなくて、けしてあきらめること無く、ついには固体燃料ロケットに関しては宇宙開発の雄である米ソすらしのぎ、更には(国際的に認められてから開始した)液体燃料ロケットの開発においてさえも、固体燃料ロケットで培った高度な技術力を惜しむことなく投入することによって、こちらもたちまちのうちに世界最高水準に達して、ついには世界中の誰もが驚愕した、『はや○さ』シリーズによる無人宇宙探査という大偉業を達成したのです!」
メリーさん太「──おおっ、すごいぞ、日本の宇宙開発スタッフ! やればできるじゃないか、固体燃料ロケット!」
ちょい悪令嬢「このように、戦後数十年にわたる日本の苦労に対して、旧ソ連邦諸国の
メリーさん太「そうだよな、日本だってここに至るまでに、散々苦労してきたんだ。それを一度の失敗すらも失敗と認めること無く、『半分成功』とか、まさしく『半端物』そのままなことを言っていたんじゃ、真の『進歩』はあり得ないよな」
ちょい悪令嬢「しかもこいつら、いまだに『有人飛行』に夢を抱いているみたいだけど、何十年周回遅れしているんだ? 60年代の米ソの宇宙開発競争かよ? おまえら日本の『はや○さ』シリーズの成功に、何も学んでいないのか? しかも何かと『ドローン』技術ばかり自慢しているくせに、なぜにこれからの宇宙開発は『無人探査』がメインになることに、まったく気がつかないのかよ?」
メリーさん太「……うん、コストのことを考えるだけでも、無人で事足りるなら、有人にする必要なんて、まったく無いよな」
ちょい悪令嬢「それこそ、比較的小型の固体燃料ロケットで、十分まかなえるようになりますからね♡」
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