第865話、わたくし、『ひぐ○し業&卒』は完結編では無く、次の『なく頃に』の『序章』だと思いますの⁉

ちょい悪令嬢「読者の皆様、こんにちは! 本作『わたくし、悪役令嬢ですの!』の主人公の、アルテミス=ツクヨミ=セレルーナでございます! 今回も前回前々回に引き続いて、最近最終回になったばかりのアニメ作品について、詳細なる考証を行いたいかと思います!」




メリーさん太「……え、これってまだやるつもりなの? せっかく前回最大の問題作である、『ひぐ○しのなく頃に業&卒』の最終話に対する検証を終えたんだから、もうこれ以上は必要ないんじゃないの?」




ちょい悪令嬢「ところがどっこい! 今回の議題テーマもまさにその、『ひぐ○し卒』最終話──と言うか、『ひぐ○しのなく頃に業&卒』シリーズ全体に、密接に関わってきたりするわけなのですよ!」




メリーさん太「は? 『ひぐ○し業&卒』に関わってくる、って……」


ちょい悪令嬢「前回、今回の『ひぐ○しのなく頃に業&卒』は、【本編の完全新作】であると申しましたよね?」


メリーさん太「う、うん、それに関してはあたしも、『すでに自明のことわりじゃん?』って言ったけど、まさか………………この『すべての前提条件』とも呼ぶべきものが、『覆った』とか言い出すんじゃ無いだろうな?」


ちょい悪令嬢「いえ、間違いなく、【本編の完全新作】です。──ただし、」


メリーさん太「……ただし?」




ちょい悪令嬢「別に、『ひぐ○し』シリーズの【本編の完全新作】というわけでは、のです!」




メリーさん太「──はあああああああ⁉ いやいやいやいや、そんな馬鹿な!」




ちょい悪令嬢「おや、何が『馬鹿な』、なのですか?」


メリーさん太「何がもクソもあるか⁉ あれが『ひぐ○し』では無いとしたら、一体何だと言うんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「あら、それについては他でも無く、『卒』の最終話において、しっかりと述べられていたではございませんか?」


メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「ほら、例の新幹線のホームでの、梨○ちゃんと沙○子ちゃんとの、『『──また何かのなく頃に』』と言う、最後の最後での『決め台詞』のことですよ」




メリーさん太「──ッ。そ、それって⁉」




ちょい悪令嬢「そうです、竜○士07先生の別作品である、『うみ○このなく頃に』における、『ベルンカス○ル』と『ラムダデ○タ』の台詞、そっくりそのままなのです!」


メリーさん太「と言うことは、つまり──」




ちょい悪令嬢「『ひぐ○しのなく頃に業&卒』は、けして『ひぐ○し』シリーズのみの新作、『うみ○このなく頃に』や『キコ○アのなく頃に』等の、すべての『何かのなく頃に』を束ねる、壮大なる『なく頃にサーガ』の最新作にして、『序章プロローグ』だったわけですよ!」




メリーさん太「なっ⁉ 『ひぐ○し業&卒』が、『ひぐ○し』の本編の新作と言うよりも、『なく頃に』全体における、【新シリーズ】の『序章プロローグ』だってえ⁉」




ちょい悪令嬢「あれが単に『ひぐ○し』シリーズの新作では無く、それをも内包する複合的な物語の『序章プロローグ』であるとしたら、少々『ひぐ○し』の世界観ストーリーラインと外れていようとも、それ程おかしくは無くなるのでは?」


メリーさん太「……な、なるほど、あれを『ひぐ○し』と思うと、もはや『原作レイプ』以外の何物でも無いけど、これから新たに始まる壮大な物語の序章プロローグとなると、これまでの『ひぐ○しの価値観』をぶち壊すようなスタートダッシュをしようとも、『今回はそういう物語』だと言われたら、反論のしようが無くなるよな」


ちょい悪令嬢「もし仮にこの説が正しかった場合には、それ程時間を置くこと無く、『うみ○このなく頃に』等の新規アニメ版の作成が発表されて、そこにベルンカス○ルとラムダデ○タが登場するといった、運びになるんじゃないでしょうか?」


メリーさん太「『ひぐ○し』を3クールもやっておいて、そんなにすぐに『うみ○こ』等の新作をアニメ化するほどの、『資金マネー』が有るかなあ?」




ちょい悪令嬢「そのための、『パチ化』ですわ☆」




メリーさん太「……ああ、それが有ったか。──でもなあ」


ちょい悪令嬢「うん? まだ何か有るのですか?」


メリーさん太「ああ………………………言っても、構わないかな?」


ちょい悪令嬢「何です、もったいぶって。いいから言ってみてくださいよ?」


メリーさん太「そうか、それじゃ聞くけど」


ちょい悪令嬢「はい」




メリーさん太「さっきから思っていたんだが、あんたが今回やっていることって、れっきとした『考察』じゃないのか?」




ちょい悪令嬢「──うっ⁉」




メリーさん太「……いいのかよ? 確か前回の結論では、放映&配信中のリアルタイムの『考察』は大いにやるべきだけど、もはや公式に決着がついた作品ついてあれこれ検証し続けるのは、『まったくの無駄骨』に過ぎないってことだったのでは?」


ちょい悪令嬢「ち、違います! これはけして『考察』なんかではございません!」


メリーさん太「いやさっき、『ベルンカス○ル』とか『ラムダデ○タ』とかって言ってたじゃん? 『うみ○こ』キャラを『ひぐ○し』に当て嵌めるなんて、『考察厨』の常套手段だろうが?」


ちょい悪令嬢「その程度でしたら、最終話をご覧になれば気づくレベルですので、けして『考察』などではありませんわ!」


メリーさん太「だったら、どういったのがあんたの言う、『考察レベル』に値するんだよ?」




ちょい悪令嬢「現在ネット上においては、実は今回の『業&卒』には、本物の梨○ちゃんと沙○子ちゃんは登場しておらず、すべてはベルンカス○ルとラムダデ○タが演じていただけ──と言うのが、ございましたわね」




メリーさん太「……うわあ、まだそんなこと言っているやつがいるのか? 公式からあれ程むごい仕打ちを受けておきながら、全然懲りていないのかよ、『考察厨』って」




ちょい悪令嬢「いくら何でもそこまでは行きませんが、『業&卒』においては、梨○ちゃんと沙○子ちゃんの『繰り返す者』としての部分が、『(うみ○この)魔女』として目覚めたと言うのが、現時点における『定説』となっております」




メリーさん太「──だから、それのどこが、『考察』じゃ無いと言うんだよ⁉」




ちょい悪令嬢「だって、今回の『ひぐ○し業&卒=泣く頃にサーガ序章』論に則ると、当然この『作内魔女誕生』説が導き出されるのです」


メリーさん太「だったら、『魔女化』する前に、『ド○ペル』でも出させればいいじゃんか?」


ちょい悪令嬢「──それこそ、『混ぜるな危険!』でしょうが⁉」




メリーさん太「……まあ、『考察』ではまずかったら、『個人的予想』でもいいけど、確かに何らかの形で『続編』がありそうだな」




ちょい悪令嬢「その『方向性』次第では、『業&卒』のあのトンデモ路線も、再評価されたりしてね☆」




メリーさん太「いや、いくら何でも、それは無いんじゃないのか? ──それで今回は、前回同様に、『ひぐ○しのなく頃に卒』の最終話についてのみ語って終わるわけなの?」


ちょい悪令嬢「あ、いえ、『マブ○ヴ』と『結城友○は勇者である』の最終話についても、述べる予定でございました」


メリーさん太「『最終話』って? その二つってむしろ今期の『秋アニメ』として、放映と配信が開始されたばかりじゃ無かったっけ?」




ちょい悪令嬢「まさしく、『なく頃にサーガ』と同じなのですよ。『マブ○ヴ』も『結城友○は勇者である』も、壮大なるシリーズ作品の集合体なのであり、今回の新作版の放映&配信に合わせて各動画サイト様において、『旧作』の全話一挙無料配信が行われていて、当然のごとく本作の作者におきましても、すでにそれぞれ最終話まで視聴を完了しているといった次第ですの」




メリーさん太「……ああ、そうか。『マブ○ヴ』シリーズと言えば、本作においてもほんのつい最近、外伝のアニメ版である『シュヴァルツ○スマーケン』のことを話題に挙げていたっけ」


ちょい悪令嬢「『結城友○は勇者である』シリーズに関しては、ずっと以前に【鷲尾須○の章】を視聴済みだったところ、今回は元祖【結城友○の章】を拝見する機会を得ましたの」


メリーさん太「……確かにこの二つって、内容が『外伝』か『本筋』かの違いはあるものの、まさしく『続き物』の一端を担っているという意味では、今回の『ひぐ○し業&卒』と通じるものがあるよな」


ちょい悪令嬢「『マブ○ヴ』シリーズなんて、まさに『ループ』作品モノなので、『ひぐ○し』シリーズとの親和性が高いですからね」


メリーさん太「『結城友○は勇者である』のほうだって、『少女たちによる異能バトル』なんだから、今回の『ひぐ○し卒』とは、相当相性がいいんじゃないのwww」




ちょい悪令嬢「──と言うわけで、この二作品について詳細に考証しようかと思ったのですが、ここで字数が尽きてしまいましたので、続きは次回以降ということで、どうぞよろしくお願いいたします♡」










メリーさん太「──また、そのパターンかよ⁉」

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