第803話、わたくし、『マギ○コ』第二期第二話は『進○の巨人』だと思いますの⁉

ちょい悪令嬢「──それでは今回からはいよいよ、超傑作魔法少女アニメ『マギア○コード』セカンドシーズンの第2話本編について、詳細に語ろうかと思います!」




メリーさん太「え、あれだけ(嘘八百も含めて)言いたい放題語り倒しておきながら、まだ語りたいことがあるのかよ⁉」




ちょい悪令嬢「前回まではあくまでも、第2話において初公開された、セカンドシーズンの『新規OP』について語ったのであり、今回は本編のほうです」


メリーさん太「……OPだけで五回も費やすのも、どうかと思うけどな」


ちょい悪令嬢「でも、第1話本編については、あれだけ詳細に語り尽くしていると言うのに、第2話についてはまったく語らなかったら、『片手落ち』そのものでは無いですか?」


メリーさん太「──うっ、た、確かに……」


ちょい悪令嬢「それに、ネット上においてもすでに、話題騒然となっておりますしね」


メリーさん太「……ネット上で? 本当に? 今回は第1話とは一転して、元祖『ま○か☆マギカ』テレビ版のメインキャラたちである、『見○原組』が一切登場しなかったら、てっきり不評だと思っていたんだけど」


ちょい悪令嬢「おやおや、以前メリーさんご自身がおっしゃっていたではありませんか? 第2話も第1話の『空中戦』に負けず劣らずの、『超神作画』の連続だったと」


メリーさん太「あ、そういえば、そうでした」


ちょい悪令嬢「それでですね、まさにその第2話における神作画中の神作画シーンである、ド○ペル同士の『怪獣大決戦シーン』を見ていて、わたくし思ったんですよ」


メリーさん太「思ったって、何を?」




ちょい悪令嬢「『ド○ペル』とは、かの『進○の巨人』における『九○の巨人』そのものであり、『マギ○コ』セカンドシーズン自体も、『進○の巨人』そのものだと」




メリーさん太「──はああああああああああああ⁉ 何ソレ!」




ちょい悪令嬢「その証拠にご覧ください、某動画サイトにおける、第2話の無料配信を」


メリーさん太「──ウホッ、や○よさんのことを、『っちゃん』とか『綺麗なア○ア様』とか、みんな言いたい放題だなw」


ちょい悪令嬢「おいっ、せっかくぼかしたのに、視聴者様の『コメント有り』だと、『ニコ○コ動画』様であることがバレてしまうだろうが⁉」


メリーさん太「まあまあ、それよりも、一体この第2話のどこが、『進○の巨人』なんだよ?」


ちょい悪令嬢「ほら、ここ」


メリーさん太「──ああっ! このや○よさんの対『覗○見城下町のウワサ』戦は間違い無く、リヴ○イ兵長御家芸の立体起動装置での空中回転斬り⁉ 冒頭いきなり、『進○の巨人難民救済処置』かよ⁉」


ちょい悪令嬢「それから、ここも」


メリーさん太「──むむっ! み○ゆさんのド○ペルへの変身シーンにおいては、高い壁のようなところから落ちながら、身体から閃光を発しただとお⁉」


ちょい悪令嬢「ね、『巨人化シーン』そのまんまでしょう?」


メリーさん太「……いや、確かにこんなふうに部分部分をピックアップすれば、似たシーンも無くは無いかも知れないけど、ただそれだけで『進○の巨人の影響を受けている』と言うのは、言い過ぎじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「おや、他の作品の影響を受けることが、そんなに悪いことなのでしょうか?」


メリーさん太「え、そりゃあ……」


ちょい悪令嬢「その結果、作品自体がより良くなれば、別に問題は無いのでは?」


メリーさん太「……む、むう」


ちょい悪令嬢「何せそれこそが、他ならぬ本作における、最重要の『セオリー』の一つなのですからね」


メリーさん太「へ? 本作のセオリーって……」




ちょい悪令嬢「もちろん、他人様の作品を詳細に考証することによって、本作の作成に活用することですよ」




メリーさん太「──ああ、そういえば、そうだったっけ⁉」




ちょい悪令嬢「……もしかして、忘れていたのかよ?」


メリーさん太「い、いやだって、このところずっと、『マギ○コ』セカンドシーズンの第1話やOPに対してただ解説するだけだったから、この【座談会】はすっかりそう言うものだと思い込んでしまっていて……」


ちょい悪令嬢「レギュラー司会者のくせに、仕方ないですねえ。──まあいいでしょう、ここはこのわたくしが、お手本を示して差し上げましょう!」


メリーさん太「手本、だと?」


ちょい悪令嬢「今回において何よりも注目すべき点は、いわゆる『能力チカラの二段ロケット』なのでございますよ!」


メリーさん太「は?」




ちょい悪令嬢「魔法少女と言うだけで、すでに肉体的に『ゾンビ』になっているわけですが、これって何も悪いことばかりでは無く、『物理攻撃無効』かつ『損傷時完璧修復』の能力チカラをデフォルトで付与されているも同然で、その上魔法少女に変身すれば魔法が使えるようになるし、更に魔女化やド○ペル化を果たせば、もはや無敵とも言える存在になれるのです。ここら辺は『進○の巨人』における、『九○の巨人継承者』同等と言えるでしょう」




メリーさん太「おおっ、魔法少女が『ゾンビ』であることは、むしろ『メリット』のほうが大きいのか⁉………………………って、いやいやいや! だからって『進○の巨人』との共通点なんて、別に無いだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「『九○の巨人の継承者』ならば、別に巨人化しなくても、デフォルトで『不死』級の肉体再生能力を持っているし、そこから更に『巨人』へと変身できるではありませんか?」


メリーさん太「エルデ○ア人はいくら変身しても、『魔法』なんて使えないじゃないか?」




ちょい悪令嬢「あら、『進○の巨人』(個体名)の『未来予知能力』や、『始祖○巨人』の一つの民族全員に対する『洗脳能力』なんて、一般的な魔法少女や魔女どころか、『アルま○』ちゃんや『デビほ○』ちゃんレベル──すなわち文字通りに、『神や悪魔』レベルの異能っぷりではございませんこと?」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「しかも『始祖○巨人』の異能は何と、すべてのエルデ○ア人の肉体改造さえも、いつでも自由自在にできますので、いっそのこと全員『ゾンビ』そのものの『物理攻撃無効化』体質に改造すれば、デフォルトで『変身していない魔法少女』状態となり、そのうち『九○の巨人の継承者』においては『変身した魔法少女』同等となり、更に『巨人化』すれば『魔女化』や『ド○ペル化』同レベルともなり、『マギ○コ』の魔法少女たちそのものとなってしまうのです」




メリーさん太「なっ⁉」




ちょい悪令嬢「もっと正確に言えば、今回『マギ○コ』セカンドシーズン第2話でご披露した、魔法少女のド○ペル化は、『進○の巨人』作中においてデフォルトの時点で超人的な『ア○カーマン』を巨人化するようなものであり、まさにこれぞ先程申しました、『能力チカラの二段ロケット』と言うものなのでございます。──何せ、そもそもアッカーマンにとって巨人は『倒すべき敵』であったのであり、そこら辺のところも、魔法少女と(事実上魔女そのものである)ドッペルとの関係そのまんまなのですからね」




メリーさん太「……何と、ア○カーマンを巨人化するなんて、文字通りの『無敵状態モード』じゃないか⁉」




ちょい悪令嬢「お断りしておきますが、別に本当に『マギ○コ』のスタッフが『進○の巨人』の影響を受けたなんて言っているわけではありませんよ? あくまでも『こういった見方もできる』と言うことで、本作の作者が自作の作成のために『考察』に励んでいるだけのことですわ♫」




メリーさん太「うん、何でも『進○の影響ガー』とか『エヴ○の影響ガー』とか言っているやつって、ウザいと言うかヤバいよなw」




ちょい悪令嬢「──そうなのです! あくまでも『進○の巨人』的な視点から、『マギ○コ』を見直しているだけで、どちらがどちらの影響を受けたとか言っているわけでは無いのですよ♡」










(※次回「わたくし、『マギ○コ』第二期第二話は『ひぐ○しのなく頃に』だと思いますの⁉」に続きます………………………って、『進○の巨人』なのか『ひぐ○しのなく頃に』なのか、はっきりしろよ⁉)

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