第727話、わたくし、『ゾン○ガ』って実は、『異世界転生』&『ループ』作品だと思いますの⁉

ちょい悪令嬢「──さあ、気を取り直して、今回こそは『本題』である、『ゾンビラ○ドサガ』における意外極まる新規メディアミックス展開について、大いに語って参りましょう!」




メリーさん太「……なあにが、『気を取り直して』だ。前回はてめえ自身が『本末転倒』そのままに、脇道へ逸れてばかりだっただけだろうが?」




ちょい悪令嬢「えへへ、そんなに責めないでくださいよお。久し振りの【アニメ評論回】だったので、『ゾン○ガ』以外の作品についても、ちゃんと語っておくべきかと思いまして」


メリーさん太「……それについても、結局『微妙な評価』ばかりで、語る必要があったかどうか、それこそ評価に苦しむけどな」


ちょい悪令嬢「まあまあ、本当はまさに今し方、『ゲキ○ル』の全話一挙無料配信が決定いたしましたので、それについても語り倒したいところですが、今回は自重しますので」


メリーさん太「──当たり前だ! 今度こそとっとと、本題に入れ!」




ちょい悪令嬢「実はですねえ、今回の『退魔モノ(?)派生スピンオフ漫画作品』と、『な○子ちゃん』(の声優さん)が登場したアニメ版第7話とを、併せて考察すると、驚くべき事実を導き出せるのですよ!」




メリーさん太「『な○子ちゃん』…………って、ああ、ゲストヒロインの舞○ちゃんの『中の人』のことか。──いや、巽幸○郎さんとの関係を考えれば、『化○語』シリーズのメインヒロインの一人である、『千石な○子』ちゃんと言うよりも、」


ちょい悪令嬢「──それについては、後ほど詳しく述べさせていただきます」


メリーさん太「あ、やっぱ『そこ』にも、言及するつもりなんだ」


ちょい悪令嬢「当然でしょ?」


メリーさん太「……それで、『ゾン○ガ』のアニメ版と派生スピンオフ漫画版における、『驚くべき事実』って言うのは、一体何なんだ?」




ちょい悪令嬢「何と『ゾン○ガ』が、『異世界転生』モノであることが発覚したのですよ!」




メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「しかも場合によっては、『ループ』モノでもあるかも知れないのです!」




メリーさん太「はあああああああああああああああ⁉」




ちょい悪令嬢「おっ、メリーさんたら早速、今回の分の『奇声』を消化しましたね、感心感心♫」


メリーさん太「人の驚愕の声を、『ノルマ』みたいに言うんじゃねえ! ──それよりも、一体どういうことなんだ、『ゾン○ガ』が『異世界転生モノ』で、下手すると『ループもの』でもあり得るって⁉」




ちょい悪令嬢「以前言っていた通りですよ、普通の世界で普通の少女として暮らしていた女の子であっても、『魔法少女』となった途端、魔法が普通に存在する『異世界』において、ゾンビそのままのショゴスによって構成された肉体となって、『転生』することになるのだ──ってやつ」




メリーさん太「──あっ、それってもしかして、『ま○マギ』や『マギ○コ』の考証の際に、言っていたやつか⁉」


ちょい悪令嬢「そうです、魔法少女って、ある意味ゾンビになるようなものだというのを、最初に明言したのが、他ならぬ『ま○マギ』シリーズですからね」


メリーさん太「……『ゾンビ化』はともかくとして、『異世界転生』のほうの根拠は?」


ちょい悪令嬢「第7話の、舞○ちゃんの銭湯の男湯での、『すってんころりん』シーンですわ」


メリーさん太「え、でも、舞○ちゃんは『異世界転生』どころか、本当は死ななかったんだから、ゾンビにもならなかったんじゃなかったっけ?」


ちょい悪令嬢「舞○ちゃん自身では無く、あのシーンそのものが、モロ彷彿させるではないですか、他ならぬ第1期第1話のオープニングを」


メリーさん太「……ああ、アイドルアニメにあるまじき、メインヒロインの『お亡くなりシーン』か」


ちょい悪令嬢「その『死因』て、何でしたっけ?」(※実はこのあと数行にわたって、『アイドリープラ○ド』をボロクソに貶していたのですが、前回の二の舞になりかねないので、全削除いたしましたw)


メリーさん太「そんなの誰でも知っているだろうが? 開幕一発目からメインヒロインのさ○らちゃんが、出会い頭に小型トラックに跳ね飛ばされて…………ああっ、そう言うことか⁉」




ちょい悪令嬢「そうです、『異世界転生モノ』における冒頭部でのお約束である、『トラック転生』ですよ」




メリーさん太「……何と、『ゾン○ガ』は最初から本編において、『異世界転生モノ』であることを、自ら暗示していたのか⁉」


ちょい悪令嬢「──そしてこの見解を強力に後押ししてくれたのが、今回の『フランシ○シュ0号』さんをフィーチャーした派生スピンオフ漫画作品、『ゾンビラ○ドサガ外伝ザ・ファースト・ゾンビ○』だったのです!」


メリーさん太「ポイントは、『化け物退治をメインに据えた世界観』だな?」




ちょい悪令嬢「──そうなのですよ、アニメ版本編において『佐賀にゾンビが普通に存在している』ことに関しては、ほとんどの視聴者がいわゆる『メタ的に』、『今や掃いて捨てるほど存在している「アイドルアニメ」を新たに制作するに当たって、差別化を図るために「ゾンビ」という「イロモノ路線」を選んだだけ』で、『別に大した意味は無い』と流していたと思われますが、実は作中の佐賀は、ゾンビ以外にも『サ○コ』と呼ばれる正体不明の魔物的存在や、『徐福』という名前の自分や他人に『不老不死』の力を与えることのできる超常的人物が、密かに棲み着いているといった、現実離れした『秘境』となっていたのです!」




メリーさん太「……『秘境』か、ある意味『異世界』そのものと言えるな」


ちょい悪令嬢「つまり主人公のさ○らちゃん視点では、現実のリアルな佐賀から、『トラック転生』を経て、超常現象何でもアリの『もう一つの佐賀』において、ゾンビの肉体へと転生したわけなのですよ」




メリーさん太「何と、『ま○マギ』シリーズについて詳細に考証して以来、本作の作者がしつこく言い続けていたことが、ほぼ実現されていたようなものじゃないか⁉」




ちょい悪令嬢「『異世界転生』については、ある意味『比喩表現』みたいなものであっても構いませんがね。何せ別の見方をすれば、さ○らちゃんたちは自分自身もゾンビになることによって、佐賀の『秘められし本当の姿』を知ることになったとも言えるでしょうし」


メリーさん太「まあどっちにしろ、『日常から非日常へと』、世界観が激変したのは間違い無いわな。──それで、『ゾン○ガ』がある種の『異世界転生モノ』であると言うのは、一応は納得したけど、もう一つの『ループものかも知れない』と言うのは、どうなんだ? こっちはまったくそれらしい兆候を感じないんだけど、やはり何らかの『根拠』が有るわけか?」


ちょい悪令嬢「こちらは『根拠』と言うよりも、もはや『深読み』レベルですが、有ることは有ります」


メリーさん太「『深読み』って、一体何を『深読み』すれば、『ループものかも知れない』なんて、とんでもない見解が出てくるんだ?」


ちょい悪令嬢「これもやはり、『中の人』ですね」


メリーさん太「『中の人』って、舞○ちゃんの?」


ちょい悪令嬢「彼女だけでは無く、ご友人の藤○ちゃんと駒○ちゃんもです」


メリーさん太「は? あんなモブそのもののキャラたちが、何だと言うんだよ?」




ちょい悪令嬢「『中の人』が、田村ゆ○り姫に堀江由○姫の、お二人だったのですよ」




メリーさん太「──ちょっ、それって⁉」




ちょい悪令嬢「そう、前回取り上げた『ひぐ○しのなく頃に』シリーズにおける最大のキーパーソンである、古手梨○ちゃまと羽○ちゃんの『中の人』でもあられるのですわ」




メリーさん太「──何と、完全に『丸々一話分も使って、無駄話で終わらせやがって⁉』そのままな前回が、実は壮大な『前フリ』だっただとお⁉」




ちょい悪令嬢「そして同じように、舞○ちゃんと巽幸○郎さんの『中の人の組み合わせ』と言えば、真っ先に思い出すのは何でしょうねえ?」




メリーさん太「……『シ○タインズ・ゲート』における、『まゆし○と岡部倫○郎』さん」


ちょい悪令嬢「さて、この二作品の共通点と言えば、何でしょうか?」




メリーさん太「アニメ界における、『ループ作品』の、二大超傑作……ッ」




ちょい悪令嬢「うふふふふ、果たしてこれって、単なる『偶然』でしょうかねえ?」


メリーさん太「……これまでの『中の人』の起用の仕方からすれば、ただ単に『本作の作者の世迷い言』と斬って捨てるのは、早計かもな」


ちょい悪令嬢「そもそも幸○郎さん自身、あたかも『岡部倫○郎』であり『鳳凰院凶真』でもあるといった、ある意味『二重人格的なキャラ設定』となっており、完全に『シ○タゲ』の影響を隠そうとはしていませんしね」


メリーさん太「……何で、ほとんどまともな台詞が無い山田た○嬢の『中の人』を、あれ程ビッグな声優さんにしたのかも、今回の派生スピンオフ漫画作品の登場で、誰もが納得できたしな」


ちょい悪令嬢「それに、『ゾン○ガ』が『ループもの』であることについては、まったくあり得ないことも無いのですよ」


メリーさん太「──と言うと?」




ちょい悪令嬢「まさに『シ○タゲ』ばりに、幸○郎さんこと『い○い君』が、どうにかしてさ○らちゃんを甦らせようとするんだけど、いくら数えきれない世界線を超えようとも叶えられなかったものの、唯一彼女を『反則技的に』ゾンビとして甦らせた今回の世界線のみにおいてこそ、さ○らちゃんのいまわの際の願いである、『アイドルになること』を成就できる可能性を見いだしたので、『ゾンビだけのアイドルグループ』という『イロモノ路線』を選んでいたりしてね☆」




メリーさん太「──ホンマに、『シ○タゲ』そのまんまじゃん⁉」




ちょい悪令嬢「とはいえ、今更『ループもの』なんてありふれているから、そのままズバリの展開は無いかと思いますけど、第7話のあまりにも意味深すぎる『声優の布陣』には、何らかの『作為』が感じられて止まないのですよ」




メリーさん太「……まあ、予想したり妄想したりするのは勝手だからな、このようにあれこれと『考察』していくのも、アニメ視聴の醍醐味だし、あまりに馬鹿げた見解を喧伝アピールして他人様に迷惑をかけない範囲で、せいぜい愉しむんだな」

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