第646話、わたくし、『エヴ○よ、フォーエヴァー』wwwですの♡

ちょい悪令嬢「──皆さん、お気づきですか? 何と昨日から、超傑作魔法少女アニメ『マギア○コード』の全話無料配信が、『ア○マTV』様でスタートいたしましたよ!」




メリーさん太「……お、おい⁉」




ちょい悪令嬢「そして引き続いて本日からは、同じく『ア○マTV』様において、元祖『ま○か☆マギカ』の全話無料配信も始まる予定ですので、どちらとも見逃せませんよ!」


メリーさん太「あ、あの……」


ちょい悪令嬢「そういえば、前回この【座談会】で取り上げた、アニメ版『ウ○娘』の第二期も、現在『GYA○!』様で全話無料配信中だったりいたします!」


メリーさん太「ちょ、ちょっと」


ちょい悪令嬢「考えてみれば、ちゃんと人間の女性も存在している世界における『ウ○娘』って、一体どういった位置づけなんでしょうねえ? やっぱ、『劣等種』とか『人外バケモノ』とかと言われて、差別されているのでしょうか? もしかしたら『進○の巨人』における『マ○レに住んでいるエルデ○ア人』みたいに、『おまえら「ウ○娘」ごときが、生意気にも「名誉人間」になるつもりなら、おまえらを捨てて自分たちだけ「壁」に閉じこもった、「島の悪魔のウ○娘」どもを、皆殺しにしてくるんだな。それがおまえたち劣等種にとっての、唯一の生き残る道なのさ』とか何とか、言われていたりしてw」




メリーさん太「──おい、あんた、いい加減にしろよお⁉」




ちょい悪令嬢「……な、何ですか、メリーさん、いきなり大声を出したりして?(定形文)」


メリーさん太「大声も出すわ! 何だよ、今回の『出だし』は⁉(定形文その2)」


ちょい悪令嬢「? 今年10周年を迎えたり、大好評のソシャゲが炎上したりして、現在話題騒然の各アニメ作品について、無料配信情報をお知らせしただけですけど?」


メリーさん太「……あのなあ、『話題騒然のアニメ』と言うのなら、何かお忘れじゃ無いのかなあ?」


ちょい悪令嬢「──ッ。そ、そういえば!」


メリーさん太「そう、それよ! やはり今一番の、話題作と言えば──」




ちょい悪令嬢「『進○の巨人』のアニメ版と原作漫画の最新話、両方共すごく良かったですわよね⁉」




メリーさん太「………………………は?」




ちょい悪令嬢「いやあ、アニメ版最新話の、『ガ○虐』で始まってからの、『ガ○赦し』と思わせておいて、最後の大逆転の『──人殺し! 友達だと思っていたのに!』オチ! 『いじめられっ子』ガ○が、作者さんの『お気に入り』であることが、まじまじと感じられましたわねw ──そして何と言っても、来月号で最終回を迎える原作漫画の最新話! 『…………え、ガ○って、赦されたんじゃ無かったの?』と、おそらくは世界中の『ガ○アンチ』の皆様におかれましても、『いくら何でも、これは無いだろ?』、『……もう俺、アンチやめる。これじゃあまりにも、ガ○が可哀想』、等々と思わずにはいられない、作者さんご自身による『究極のガ○虐』! いや、『愛するがゆえ』であることはわかっておりますが、いくら何でも酷すぎでしょう? ……次回最終話での、『作者最愛のラ○ナーさん』の末路が、今から(怖いながらも)非常に楽しみですなwww」




メリーさん太「──いやいやいや、そうじゃないだろう⁉」




ちょい悪令嬢「え、そうじゃない、ですって?」


メリーさん太「おまえもう、わざとやっているんじゃないのか⁉」


ちょい悪令嬢「……今話題騒然のアニメと言えば、『進○の巨人』で間違い無いでしょう? ──あ、もしかして、『呪○廻戦』のほうですか? 実は本作の作者ってば、ずっと興味が無くて放置していたのですが、最近無料配信でまとめ見する機会があったので初視聴したところ、確かに内容は『単調な少年漫画アニメ』そのものでしたが、結構面白いじゃないですか⁉ 作者のほうも大いに触発されて、現在早速(その影響を受けての)【新作案】を作成中みたいですよ!」


メリーさん太「……へえ、あいつ『呪○廻戦』にまで、手を出したのかよ? 『鬼○の刃』は全スルーだったくせに、虫のいいことで────じゃ無くて! 確かに『進○』も『呪○』も、今期最大級の話題作だけど、もっと他にもあるだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「今期のテレビアニメ作品で、『進○』や『呪○』よりも話題になっている作品て………………………わかりました、これから五千字ほど使って、『ひぐ○しのなく頃に業』と『ゲキ○ル』と『ワンダーエ○グ・プライオリティ』について、お話しいたしましょう!」


メリーさん太「──別に、あんたの『個人的フェイバリッド作品アニメ』についての話なんて、聞くつもりは無いわよ⁉」


ちょい悪令嬢「……じゃあ、一体何を聞きたいわけなのですの?」


メリーさん太「アニメはアニメでも、劇場版のほうだよ!」


ちょい悪令嬢「劇場版? …………ひょっとして、『鬼○』って、まだ上映しているの?」


メリーさん太「『鬼○』じゃ無くて! むしろオタクの皆さんにとっては、本命中の本命の超弩級のアニメ作品が、昨日公開されただろうが⁉」


ちょい悪令嬢「昨日って、平日の月曜なのに? 何その、やる気の無いアニメ作品は⁉」




メリーさん太「──やる気は間違い無く有るよ! 無茶苦茶有るってえの! 何と言っても『エヴ○』の劇場版で、しかも名実共に『最終章』なんだから!」




ちょい悪令嬢「……ああ、あれか。うん、確かに今月頭に、公開するとか何とか言っていたっけ」




メリーさん太「──何その、うっすい反応は⁉」




ちょい悪令嬢「え、そうですか? 自分では、普通だと思いますけど?」


メリーさん太「いや、もっとはっちゃけろよ⁉ 本作の作者が影響を受けた創作物のベストスリーに入る、傑作中の超傑作の最終章だろうが⁉


ちょい悪令嬢「……う〜ん、確かに『エヴ○』は作者にとって、『殿堂入り』を果たした超お気に入りですが、先程から申しておりますように、すでに『進○』とか『マギ○コ』と言った、最新の超注目作品に夢中になっておりますしねえ」


メリーさん太「どうして『エヴ○』がもうすでに、『過去の作品』になってしまったように言うの⁉ 『Q』とか、あんなに擁護していたじゃない! あの時の『熱意』は、どこへ行ったのよ⁉」




ちょい悪令嬢「あのですねえ、本作の作者が世間の評価をガン無視して、『Q』を大絶賛していたのは、あの作品が『ぶち壊し』だったからなのですよ?」




メリーさん太「へ? な、何よ、『Q』が『ぶち壊し』って」


ちょい悪令嬢「本作の作者以外のほぼ全員が、前作の『破』の続編的なものを期待していたところに、いきなり『世界滅亡後14年』からスタートすると言う、文字通り『観客の皆様の期待をぶち壊す』神展開。いやあ、そうじゃなくっちゃ♫」


メリーさん太「──何という、『へそ曲がり』な! そんな『ぶち壊し展開』、本作の作者のような『性根の腐った』野郎以外には、受け付けられねえよ⁉」




ちょい悪令嬢「はあ? 『予定調和』のぬるま湯に浸り続けて、どうするんですか? たとえファンから総スカンを食らおうとも、作品を高め続けることのできない創作者には、それ以上の成長なんて不可能ですよ!」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「これまでのアニメや漫画や小説の常識をぶち壊して、更には自分自身の既存の作品をもぶち壊して、初めて『真の創作者』となれるのです! 『ガ○山』先生を崇めよ! この世の『真の悪魔』に、心臓を捧げよ──!!!」




メリーさん太「──結局、それかよ⁉ 最新第138話もすごかったし、気持ちはわかるが、おまえ最近、『進○の巨人』にのめり込み過ぎじゃないのか⁉」




ちょい悪令嬢「いえいえ、別に『進○の巨人』だけではありませんよ? 何なら『Q』以外にも、庵○監督が関係した作品の中には、『これぞぶち壊し作品』と呼び得るものはあるのですからね」


メリーさん太「……庵○監督が関わった、『エヴ○Q』以外のぶち壊し作品、て?」


ちょい悪令嬢「『平成ガ○ラ』の第三作目ですよ」


メリーさん太「ああ、樋○真嗣特技監督繋がりで、庵○監督がメイキング版を演出担当していたっけ。──でもあれって、それ程『ぶち壊し』だったかな?」




ちょい悪令嬢「おやおや、お忘れですか? 『進○』も真っ青の、『渋谷JK虐殺』シーンを☆」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「当時はまさに、『コギャルブーム』の真っ最中であり、マスコミや広告代理店はもちろん、経済界すらも含めて、『JK=神様』扱いの大絶頂期であったというのに、映画内でガ○ラとギ○オスを渋谷で戦わせて、そこに群がっていたJKたちを、ただの虫けら同然に火炎放射で消し飛ばすという、文字通りの阿鼻叫喚の地獄絵図。──いやあ、『非モテのオタク』どもには、大絶賛でしたわwww」




メリーさん太「……うわあ、何ソレ? よくそんなものを、上映できたな」


ちょい悪令嬢「もちろん、渋谷でも公開しておりますので、普段渋谷や原宿には寄りつきもしない陰キャどもが、ここぞとばかりに大集合したというwww」


メリーさん太「本作の作者並みに、性格が悪いな⁉ ──ていうか、そんな作品を絶賛しているのかよ、あいつは⁉」




ちょい悪令嬢「当然大絶賛ですよ、何せこれぞ『ぶち壊し』の最たるものですからね。──ただしそれは別に、JKの皆様に対するもの、年端もいかない女の子たちをむやみやたらともてはやして、自分たちの金儲けの道具にしている、マスゴミや広告代理店や各種企業の、醜悪なるおっさんどもに対するものですけどね」




メリーさん太「……ああ、なるほど、いわゆる『JKビジネス』か」


ちょい悪令嬢「ほんと、気持ち悪いやつらですよね。最近で言えば、『LGBTビジネス』ってところでしょうか?」


メリーさん太「──性懲りもないやつらだな⁉」




ちょい悪令嬢「このように『平成ガ○ラ』シリーズは、何かにつけて物議を醸したのですが、『エヴ○の最終章』に関しては、むしろ好意的な意見ばかりじゃないですか? 駄目ですよ、そんなことでは。これまでの熱烈なるファンですら総スカンとなって、ネット中が大炎上するような、『ぶち壊しエンド』にしなくては!」




メリーさん太「──い、いや、庵○監督にしては珍しく、きちんとストーリーを畳んで、誰もが納得する有終の美を飾ったそうだし、ネット上も概ね好評らしいぞ?」


ちょい悪令嬢「だ・か・ら、それでは駄目って、言っているんでしょうが⁉」


メリーさん太「え、本作の作者って、今更『エヴ○アンチ』にでもなるつもりなの?」


ちょい悪令嬢「アンチならまだ良かったのですが、最初にお伝えしたように、『無関心』であるそうですよ?」


メリーさん太「──うわっ、一番まずいやつだ⁉ 『好きの反対は嫌いでは無く、無関心』だと言われるくらいだからな」




ちょい悪令嬢「まあ、実際に劇場に行って観たわけでは無いってことも、あるんですけどね」




メリーさん太「………………は? ──いやいやいやいや、ちょっと待って⁉」




ちょい悪令嬢「うん、何でしょうか、メリーさん?」


メリーさん太「何だじゃないよ⁉ ひょっとして作者のやつ、『シン・エヴ○』を観ていないのかよ?」


ちょい悪令嬢「それについては、最初から言っているではないですか? 『ネットの反応がぬる過ぎるから、興味が無くなった』って。そんな状態で観に行くわけが無いでしょうが?」


メリーさん太「──いや、ちゃんと観に行けよ⁉」


ちょい悪令嬢「だから、観に行く前提として、ネット上の評判を参考にしたわけで、その結果わざわざ見る必要は無いという、結論に至ったのですよ」


メリーさん太「……う〜ん、こういったことは、ちゃんと自分の目で確かめるべきだと思うんだけどなあ」




ちょい悪令嬢「そりゃあ、現在重症を負った父親の介護をするために、ド田舎の実家にいるのでは無かったら、気軽に映画館に行けたでしょうけど、コロナ騒ぎもあることだし、わざわざ人混みの中に出かけるのは、リスクが多過ぎるではありませんか?」




メリーさん太「──うおっ、そのように言われてしまえば、もはや反論できねえ⁉」




ちょい悪令嬢「もちろん、ネット上の評判が、ほんのチョッピリでも『ぶち壊しオチ』を匂わせるものであったら、作者の興味も惹かれたでしょうが、むしろ『予定調和』を思わせるような感想ばかりですしね」




メリーさん太「……うんまあ、そこは個人的嗜好だし、これ以上文句は言わないけど、ちゃんと『フォロー』はしておけよ?」




ちょい悪令嬢「はい、お任せを。──読者の皆様、今回『シン・エヴ○』について語ったことは、あくまでも本作の作者の個人的見解に過ぎず、作品の出来自体を決めつけるものではありませんので、むしろ『すべての謎が解明される』ことを望まれる方にとっては、まさしく期待通りのオチとなっておりますので、是非ご鑑賞なされることをお勧めいたしますわ♡」




メリーさん太「……最後の最後で、いかにもわざとらしく取り繕っているけど、現在公開中の映画作品に対する、最低限のエチケットとして、今回は『ヨシ』とするか。──特に『ネタバレ』に関する部分も無かったしな」










ちょい悪令嬢「──ネタバレと言えばやはり、『眼鏡最強!』でしたわよね☆」




メリーさん太「最後の最後で、とんでもない爆弾発言をぶっ込んでくるんじゃないよ⁉」

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