第565話、わたくし、『ハ○ヒ』に『後期クイーン問題』はベストマッチだと思いますの♡(中編)

メリーさん太「──おいっ、何なんだよ、前回いきなり挿入された、何だかわけのわからない(本編とはまったく関係の無い)突発的掌編は⁉」




ちょい悪令嬢「何って、今回のWeb小説大賞に向けた、エントリー作品の試作版ですけど?」




メリーさん太「あんなアブナイ内容の作品を、コンテストに応募したりできるかああああああっ⁉」




ちょい悪令嬢「………………………………メリーさん?」




メリーさん太「──⁉ な、何だよ、急にそんな、視線だけで人を射殺しそうな、冷徹な目つきになって⁉」


ちょい悪令嬢「わたくし本作において、何度も何度もご忠告し続けましたよね? ──本作の作者だけは、けして敵に回すな、と」


メリーさん太「──うひっ⁉ あ、は、はいっ!」




ちょい悪令嬢「……それが、アメリゴ合衆国の白豚脳筋運動靴メーカーごときが、紅豚コミー人民公社に言われるがままに、日本を国際的に貶めて、国内においては『民族分断』を推し進めるような、デマCMをでっち上げやがって。まさかクズ『ナイ』風情が、ただで済むと思っているのか?」




メリーさん太「あ、あの……」




ちょい悪令嬢「──案の定、作者以外の日本の普通の人々さえも激高させて、すぐさま、『ナイは中つ国の少数民族を労働搾取していた』とか、『それどころか、本社のあるアメリゴ合衆国内で、中つ国の少数民族労働搾取を規制する法律が制定されようとした際には、「げへへへへ、お役人様、それだと我々ナイが困りますので、どうぞご勘弁を。お礼ワイロはたんまりいたしますので、ぐひひひひ」などと、いわゆる「ロビー活動」をしていた』とか、『CMに出ていた在日の小娘ガキは、実はシモ半島人どころが、何と「日本人拉致」の関連工作機関である「朝○学校」の現役の生徒であり、そもそもCM自体が日本国の公安当局の指定監視団体である、「朝○総連」の全面的協力のもとに作成されていた』とかいった、信じられない凶悪なる事実が次々と判明して、国内の評価が地に堕ちてしまいましたからね。ざまあああああああああああああwww」




メリーさん太「なっ⁉ 中つ国における『ウ○グル人強制労働』に関係していたのは知っていたけど、『朝○総連』とも繋がっていたのかよ⁉」




ちょい悪令嬢「……皆さん誤解しているようですので、ここで改めて述べておきますけど、確かに現在の平和憲法下では、『対外関係』においては、日本国は武力を行使することはできませんが、それは文字通りに『対外』に関してのみの話で、『国内』においては、今すぐにでも戦前同様に、『特別高等警察』を復活させて、『実力行使』でもって国内の『治安維持』に当たらせても、何の問題も無いのですよ? ──なぜなら、日本国憲法の最大の趣旨は、日本国民の主権や人権や思想や信念の保護と、社会全体の共通の福祉の維持なのであり、これを損なおうとする外国勢力やその国内工作機関による、情報操作等の各種謀略や一斉武装蜂起等の実力行使に対しては、当然のごとく全力をもって制圧及び排除することが認められているのですからね! もちろんそのためにこそ、反政府団体、危険な思想の持ち主、外国勢力、外国勢力の国内における協力工作員等々の、『不穏分子』については、常日頃から公安当局によって完全にマークされており、本国の指令に基づいて一斉蜂起した暁には、すぐさま鎮圧できるようになっております。──中でも、『北のカリアゲ王国』の日本国内の下部組織である『朝○総連』と、その指揮下にある工作員養成機関である各種『朝○学校』は、最重要監視団体であり、今回それらと全面的に協力して、事もあろうに『日本人に対するネガティブキャンペーン』に打って出たナイも、完全に要監視団体になったという次第でありますの。めでたしめでたし★」




メリーさん太「現行の憲法下において、『特高』を復活できて、ナイなんかのような、中つ国や北のカリアゲ王国の『お友だち企業』を、要監視団体に指定できるって、そんな馬鹿な⁉」


ちょい悪令嬢「あら、『国内』に限って言えば、かつての大日本帝国陸軍における、エリート中のエリート部隊である、帝都最強の守護神『近衛師団』も、戦後すぐ復活しておりますけど?」


メリーさん太「近衛師団が復活しているって、そんなまさか⁉」




ちょい悪令嬢「世界有数の『首都治安維持実力部隊』、警視庁機動隊ですよ」




メリーさん太「──ッ」


ちょい悪令嬢「かつて『安保闘争』最盛期において、『中○派や革○派』や『学生運動』や『成田闘争』に対して、最前線に立ちその鎮圧に当たったのは、どこの『部隊』でしたっけ? ──つまり、警視庁各機動隊は、冷戦時における西側自由主義国においても、共産勢力対する指折りの実力部隊だったのですよ」


メリーさん太「た、確かに……」




ちょい悪令嬢「このように、『対外武力行使』では無く、あくまでも『国内に対して』であれば、現行の平和憲法においても、清く正しい生粋の日本国籍保持者の皆様の、人権や財産や公共の福祉を阻害しようとする、外国勢力や在日教育機関や外国協力者や邪悪なるコミー主義者に対しては、核兵器さえも含むあらゆる暴力を用いて鎮圧することが許されているのです! …………ふふふ、外国人工作員や在日民族主義者やコミー主義者どもが、『本国』からの指令に基づいて、自分たちが一斉に武力蜂起すれば、日本を内側から掌握して、日本人を大量虐殺することができるなどと、まさしく残虐非道な内なる鬼、『ナイ』そのもののことをほざいているけど、おまえらなんてすでに全員公安からマークされており、現在はただ単に泳がされているだけで、いったん事あれば、全員鎮圧されて縛り首になって、その惨めな骸を晒すだけなのにねえ。おっほっほっほっほっ♫」




メリーさん太「──怖いよ! 何だよその、高慢かつ冷酷極まりない、いかにも支配階級のお嬢様然とした『高笑い』は⁉」


ちょい悪令嬢「何せわたくし、『悪役令嬢』、ですので」


メリーさん太「外国工作員や国内のコミー主義者を、武力で鎮圧する悪役令嬢なんかが、いて堪るか⁉」


ちょい悪令嬢「──! それ! それですよ! それって、今回のWeb小説コンテストの、エントリー作品にしたら、すごく革新的だと思いません⁉」


メリーさん太「やかましい! そんな『悪役令嬢作品』なんかを、コンテストに出せるか⁉ ──ていうか、すでにこの作品自体が、ほとんどそのまんまになっていないか?」


ちょい悪令嬢「おおっ、ついにメリーさんも、本作が『悪役令嬢ジャンル』においても、他を寄せつけない真の『革新的作品』であることを、お認めになられたのですね⁉」


メリーさん太「革新的と言うよりも、政治的過ぎるんだよ⁉ ──そもそも今回の【座談会】のテーマである、『後期クイーン問題』のほうは、どうしたんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「おやおや、これもれっきとした、『後期クイーン問題』なのですよ?」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「今回の件の発端は、実は数ヶ月も前に遡るのであって、すべては、スポーツメーカーとしてのナイ走狗イヌである、国籍だけ日本の某女性黒人テニスプレイヤーが、いきなり『日本国内においても、黒人擁護デモを行おう!』などとほざき始めた、『あの時』から始まるのですよ」




メリーさん太「──えっ、あの脳筋メス黒ゴブリンのたわ言すらも、関係していたのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「あいつ自分に『カリスマ性()』があるとでも勘違いしていて、大多数の日本人が唯々諾々と従うものと思って、スポンサー様であるナイと、そのまたスポンサー様である中つ国の、『スポークスマン』として点数を稼ごうとして、大失敗して大恥かいてやんの、ざまあwww」


メリーさん太「ど、どうしてよ? あのメスゴブリンって、日本においても、相当人気を誇っていたじゃないの」




ちょい悪令嬢「透けて見えたからですよ、彼女の言動の裏側に、『中つ国による、全世界における、民族間分断計画』がね」




メリーさん太「えっ、何で急に、中つ国がクローズアップされるの? しかも、『民族間分断計画』って……」




ちょい悪令嬢「実はこの場合、まさにその中つ国こそが、『後期クイーン問題』で言うところの、『小説の外側にいる、何もかも恣意的に決定することのできる、作者という名前の神様』に当たるのですわ!」




メリーさん太「なっ⁉ 中つ国こそが、日本やアメリゴ合衆国やエウロパ等で、民族分断を実現し国内争乱を起こそうとする、頭の狂ったコミー主義者どもの『神様』的な存在だって⁉………………………………うん、確かにそうだな」




ちょい悪令嬢「最初にゴブリンのテニスプレイヤーが、日本にエセ人道主義デモを強制しようとした時に、『……このコロナ禍の真っ最中に、大人数を密集させるデモなんかできるか!』と突っぱねられてしまったでしょう?」


メリーさん太「うん、まあ、当然だよな。さすがは脳筋テニスゴブリン、考えが浅はか極まりないよね」


ちょい悪令嬢「でもこのままでは、スポンサーの内鬼はもちろん、コミーの神たる中つ国からも、『役立たず』としての烙印を押されて、捨てられる──否、『粛正』されてしまうかも知れないので、奥の手を使うことにしたの」


メリーさん太「奥の手、って……」




ちょい悪令嬢「同じく中つ国の指令のもとに、沖縄において『米軍基地闘争』を行っている、中つ国人工作員やプロ市民たちからなる、『コミー同志』の動員よ」




メリーさん太「ああっ、あれか⁉」


ちょい悪令嬢「しかしこの奥の手こそが、最低の『悪手』だったのであって、『後期クイーン問題』なんて先刻ご承知の本作の作者のような『情報強者』なら、容易く『矛盾点』に気づいてしまったわけ。『……どうして、黒人こそが最大の「犯罪者予備軍」であるはずの沖縄で、黒人擁護デモなんかが催されるんだ?』とね。当然そこには、『明確なる作為』が存在することになり、そして至極簡単に、すべての図を書いた『物語の外側に存在している作者』である、中つ国にたどり着けたって次第なの」




メリーさん太「……うん、『後期クイーン問題』とかどうとか言う以前に、登場人物が馬鹿ばかりだわ、この陰謀劇って」




ちょい悪令嬢「これはもちろん、今回の内鬼の『日本人ネガティブキャンペーン』も同様で、下手すると日本国内における日本人と在日シモ半島人との、分断と争いを招きかねない内容になっているのですが、皆さん騙されてはなりません! まさにそれこそが中つ国の狙いなのです! 本当の敵は中つ国なのであり、その前段階として、不法滞在者か本国人かを問わず北と南の双方を、ついでにひねり潰すのは別に構いませんが、最終的に打倒すべき敵が中つ国であることは、けしてお忘れなく!」




メリーさん太「……そりゃあ、内鬼と総連と朝○学校がタッグを組んで創ったCMなんだから、シモ半島と言うよりは、北のカリアゲ王国や、その宗主国の中つ国こそが、諸悪の根源だよな」




ちょい悪令嬢「事実、このCMによって、在日シモ半島人が反日感情を爆上げしていますので、まさしく中つ国の思うつぼですね。……まあ、明確なる反日敵国であるシモ半島人については、今回の問題に関係無くても『殲滅対象』ですので、在日か本国人かにかかわらず、全力で消去するだけの話ですよ。──中つ国人の、『前座』としてね」




メリーさん太「『慰○婦』や『徴○工』や『日本海名称問題』等々において、国を挙げて反日キャンペーンを行っているからな。最低でも断交すべきだし、それができないと言うのなら、まずは見せしめとして、国内の親シモ半島や親中つ国の自○党を含む売国政治家や売国企業を、処刑すべき段階に達しているよな」




ちょい悪令嬢「このように、『後期クイーン問題』を熟知していれば、現実の政治問題においても、中つ国のような『裏で糸を引いている黒幕』の陰謀なんかに騙されずに、『真の敵』を見定めることが十分可能となりますので、読者の皆様にも是非とも、ご研究なされることをお勧めいたしますわ。──そしてその『入門書』としても、今回9年半ぶりに発売された最新刊の、『涼宮ハ○ヒの直観』こそは非常に有効ですので、どうぞご一読のほど、よろしくお願いいたします♡」




メリーさん太「──最後だけいかにもわざとらしく、『本題』に繋げて、ごまかすんじゃないよ⁉」




ちょい悪令嬢「大丈夫ですって、『直観』における『後期クイーン問題』については、次回において詳しく述べる予定ですので♫」




メリーさん太「……いや、それこそ今回やれよ?」

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