第519話、わたくし、『悪役令嬢・GO(業)!』ですの♡(後編)
メリーさん太「……でも、『エヴ○Q』に関しては、まさにその『内容』のほうも、すごく評判が悪いようだけど?」
ちょい悪令嬢「そんなこと、ナイナイ。何でも頭ごなしに否定しようとする『アンチ』どもが、己の理解不足ゆえに、ついて来れないだけなの。そもそも『面白さは人それぞれ』なんだから、自分の意見だけを押しつけるんじゃねえよ」
メリーさん太「いやいや、ネット上においては、ほとんど非難囂々じゃない?」
ちょい悪令嬢「アンチに限って、『声がでかい』だけよ。本作の作者のように、『肯定派』のほうは、ちゃんと満足しているゆえに、あえて声を上げたりしないわけ」
メリーさん太「あ、そうか、そもそも文句がなければ、文句を言うはずは無いか」
ちょい悪令嬢「それにこれは『エヴ○』シリーズ的には、最初のテレビ版の頃から、まったく同じような状況なの。ちょっと自分のお気に入りのヒロインが酷い目に遭ったら、まるで『親の敵』でもあるかのようにして、ギャアギャア騒ぎ立てやがって。そのくせこうして『新劇場版』を批判する際には、散々叩き回っていた『旧劇』を『叩き棒』にしようとするんだから、『アンチ』なんていう自己矛盾しまくりのクソ野郎どもを相手にしていたら、こっちのほうが頭がおかしくなるだけよ?」
メリーさん太「……ああ、国民全員が反○のみで生きている、某シモ半島人みたいなものか」
ちょい悪令嬢「『ベルリン解放』、バンザーイ! これぞ、正義の大勝利!」
メリーさん太「──もうそのネタは、いいから!」
ちょい悪令嬢「このような残念極まる状況は、実は『マギ○コ』についてもご同様だったりして、特にメインキャラを総入れ替えしたことが、『ま○マギ原理主義者』たちにとって、どうしても赦せなかったらしく、ソシャゲ版サービス開始当時においては、まさしく非難囂々な有り様であったことは、すでに本作においても散々述べた通りです」
メリーさん太「……何で、『アンチ』どもって、『新しいもの』を受け容れることができないのかねえ?」
ちょい悪令嬢「あいつらにとっての『オタクとしての矜持』って、いったん自分が『至高なもの』と決めつけると、たとえそれが『進歩』であろうと、変化を絶対に認めようとしないという、非常に度量の狭いものでしかなく、例えば『マギ○コ』において、本家『ま○マギ』の人気キャラであるマ○さんに、これまでに無い特殊なキャラづけをしようものなら、ストーリーとの整合性等を完全に無視して、発狂したかのように偏った持論を展開して、ディスり回るといった始末。いや、マ○さんがどのようなキャラクターなのかは、あんたらが決めることじゃないだろうが?」
メリーさん太「『マギ○コ』のソシャゲ版がサービス開始した際には、ネット上においてあちこちに、過激な『アンチスレ』が乱立したもんねえ……」
ちょい悪令嬢「──まあ、そのようなアンチの方々は、『自分自身が損をする』だけなので、完全無視で構いません。制作陣の皆様は、外野のイチャモンなぞ一切気にせずに、是非とも更なる革新的な作品づくりに励んでいただきたいものですわ♪」
メリーさん太「……え、元祖『ま○マギ』に対して、自他共に認める『完全新作』である『マギ○コ』に、これ以上の変革を求めるわけ?」
ちょい悪令嬢「実はアニメ版については、総監督の『劇団イ○カレー・泥○』氏が、雑誌『ダヴ○ンチ』のインタビューで、『アニメとゲームでは演出方法が異なるから、クライマックス(から結末)については、大幅な変更もあり得る』と語っておられたので、ゲームの世界観設定である、『ほ○らちゃんにとっての、ループ2、3回目の世界』にこだわること無く、まさしく今回の『ひぐ○し』の完全新作化同様に、元祖『ま○マギ』のストーリー的に絶対あり得ない、驚愕の新展開を見せつつ、『ま○マギ』のほうの『叛○の物語』の続編へと繋がるような、オリジナルシナリオなんてのも、大いに期待したいところですわ」
メリーさん太「ストーリー的に絶対あり得ない、驚愕の新展開、って……」
ちょい悪令嬢「『魔法少女の真の解放』の方法を求めて、神○市を訪れたほ○らちゃんが見たのは、このループの周回ではいまだ存在していないはずの、女神様となったま○かちゃんが、マギ○スの本拠地である『ホテルフ○ントホープ』の最深部の牢獄に閉じ込められている姿だった──とかは、どうでしょう?」
メリーさん太「──また、そのパターンかよ⁉」
ちょい悪令嬢「あら、前回ご紹介したのは、デビほ○ちゃんがマギ○スに捕らえられているパターンでしたけど?」
メリーさん太「同じようなものだろうが⁉」
ちょい悪令嬢「まあどっちにしても、ソシャゲ版では考えられない、『驚愕の新展開』であることには、違いないではありませんか?」
メリーさん太「──うっ」
ちょい悪令嬢「せっかく新規にアニメを創るのなら、元祖のアニメ版やソシャゲ版なんかにこだわらず、制作陣ご自身で『面白い』と信じられる新展開を試みられることも、すでに過去作をご覧の方にとっても、まったく新規にご視聴なされる方にとっても、非常に有意義だと思いますので、けして一部の理不尽な批判なんかに屈すること無く、是非とも果敢に挑戦していただきたいかと存じますわ」
メリーさん太「また、『食わず嫌い』そのままに、ご自分のお気に入り作品の新展開を頑なに拒まれている方も、結局はご自分が損するだけだと思し召されて、是非とも新作についても、広い心で受け容られることをお勧めいたします」
ちょい悪令嬢「──それが嫌だと言うのなら、余計なアンチ活動なぞせずに、その狭い子供部屋の中で、一生独りっきりで、口をつぐんでいろ!」
メリーさん太「ちょっ、せっかく人が綺麗にまとめようとしたのに、
ちょい悪令嬢「──ここで、臨時ニュースです! たった今入ってきた情報によると、これまたこの秋の新作完全オリジナルアニメの一つである、『アサルトリリ○』について、何と敵キャラがこれからどんどんとエスカレートして行って、最終的には、かの絶望系侵略者『BE○A』との末期戦を行っていた、『マブ○ヴ オルタネイティヴ』的展開もあり得るかと──」
メリーさん太「──それ以上は、『ネタバレ』だから、言っちゃ駄目えええ!」
ちょい悪令嬢「……ちなみに『アサルトリリ○』の制作会社は、かの『シ○フト』であり、主人公の少女が(淫乱)ピンク髪の『レズ番長系』で、相方は黒と紫をイメージカラーにした年上の『クール美少女系』でございます♡」
メリーさん太「……何その、まるで『ま○マギ』や『マギ○コ』を彷彿とさせる、キャラ配置は?」
ちょい悪令嬢「──そうそう、まさにその『マギアレ○ード』についても、ビッグニュースが飛び込んできておりますよ!」
メリーさん太「えっ、『マギ○コ』自体にも、何か有るわけ?」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、つい『ロリや○よさん』のご降臨なのですわ!」
メリーさん太「へ? ロリ…………や○よさん、て?」
ちょい悪令嬢「かの『ロリハンターレ○野郎』で名高きや○よさんの、何と十二、三歳ヴァージョンがお見えしたのです! しかもただのロリキャラではありません、超絶美少女ロリなのですよ⁉ 『ロリコンキャラが自らロリキャラになる』といったパターンは数あれど、これほどの美少女化はほとんど無かったのでは?」
メリーさん太「──何で、こんな『欄外』そのままなところで、いきなり熱く語っているの⁉ さっきの『アサルトリリ○』については、今期の『革新的アニメ』枠として許容範囲だけど、『ロリや○よさん』とやらのほうは、ほとんど【座談会】の内容と関係無いじゃないの⁉」
ちょい悪令嬢「いやむしろ、関係大アリですけど?」
メリーさん太「はあ⁉ 確かに一応は『マギ○コ』の話題ではあるけれど、アニメ版では無くあくまでもソシャゲ版だし、あえて今回語ることじゃ無いでしょうが?」
ちょい悪令嬢「確かに今回の【座談会】のテーマ的にはそうでしょうが、忘れてもらっちゃ困ります、元々本作『わたくし、悪役令嬢ですの!』のキャッチフレーズは、『百合もロリもヤンデレも何でもアリ』なんですよ? 百合でロリで(い○はちゃんに関しては)ヤンデレ風味な『ロリや○よさん』は、立派に本作において語るに値する対象ではないですか?」
メリーさん太「…………あ」
ちょい悪令嬢「とにかく本作はこれからも、百合やロリやヤンデレ
メリーさん太「
ちょい悪令嬢「……え、都市伝説のメリーさんが、伝奇アニメである『ひぐ○し』を見るのですか? むしろあなた自身こそ、ナイフや包丁で人を背後から襲うのが、お得意のキャラクターでしょう?」
メリーさん太「──いや、別に構わないだろうが、都市伝説自身が、伝奇アニメを見ても⁉」
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