第327話、わたくし、お嬢様JKが賛美歌を歌いながら、ナイフ片手に襲いかかってきたら、怖いと思いますの。
ちょい悪令嬢「──はい、今回も前回に引き続き、『小説家になろう』様における、PV累計14万アクセス&パソコンユーザ様のみによる10万アクセス達成を祝しての、前々回までの『【ハロウィン企画】わたくし、少女漫画界のレジェンドの生誕70周年を言祝ぎますの♡』シリーズについての、【捕捉説明&反省会】を行います! 司会は
メリーさん太「こんにちは、いつでもどこでも何度でも、あなたのスマホにお邪魔する気満々の、ロリィな都市伝説、あたしメリーさんなの──の二人で、お送りいたします☆」
ちょい悪令嬢「さて、今回はいよいよ、【ハロウィン企画】の本編の内容について、語っていきたいかと思います!」
メリーさん太「……いや、『今回はいよいよ』って、それって前回いの一番で、やっておかなければならなかったんじゃないの?」
ちょい悪令嬢「──うっ」
メリーさん太「それなのに、全然本編とは関係の無い、現在巷を騒がせている『女性の眼鏡着用禁止』の話題なんかを、熱を込めて語っちゃったりして」
ちょい悪令嬢「い、いや、本編に全然関係無いってことも無いわけでして、まず出発点として『現実のほとんどの企業の受付嬢は眼鏡着用禁止』から始めておいて、それに引き続いて『ほとんどすべてのラノベレーベルでは、表紙を飾るメインヒロインは眼鏡着用禁止』へと議論を発展させることによって、実は今は昔の70年代の少女漫画界においても、同じようにSF作品が絶対的に御法度だったのであり、まさしく今回取り上げたレジェンド作家様は、そんな悪しき風習に敢然と逆らって、SF作品の普及に全力で取り組まれたのであって、特に本編のモチーフとなった『精霊○り』こそは、その代表的作品であったことを、大いにアピールした次第なんですよ!」
メリーさん太「……何か、かなり苦しい、『こじつけ』のような気がするの」
ちょい悪令嬢「──うぐっ⁉」
メリーさん太「まあ、いいの。いつまでもぐだぐだと重箱の隅をつつくような真似をしていても、話が進まないの。この辺の追及は、やめてあげるの。その代わり今回は、ちゃんと話を進めていくの」
ちょい悪令嬢「あ、はい、仰せの通りに!」
メリーさん太「……とは言っても、本作の作者のことだから、相変わらずひねくれたストーリー展開の連続で、一筋縄ではいかないんだけどね」
ちょい悪令嬢「そうなんですよねえ、何度も述べているように、基本的には萩○先生の『精霊○り』をベースストーリーとして展開していく予定だったのに、連載開始早々から迷走し始めるという、あきれ果てるほどの体たらくでしたよねえ」
メリーさん太「そもそもオリジナルの『精霊○り』に則ったストーリーラインのままであれば、実はあなたとメイが『恋仲』になる予定だったしね♡」
ちょい悪令嬢「──ええー、
メリーさん太「……そうは言っても、『精霊○り』を踏襲するパターンであれば、むしろ当然の成り行きかと思うけど?」
ちょい悪令嬢「へ? 『精霊○り』に、そんな百合百合な展開がありましたっけ?」
メリーさん太「別に百合路線ではないけれど、主人公の精霊の『ダー○』と、彼女を討伐しに来た市民団体の青年とが、お互いに一目惚れして惹かれ合うという、いわゆる『ロミオとジュリエット』的な展開になっていたじゃん?」
ちょい悪令嬢「……ああ、確かに本編においては、
メリーさん太「そうなの、つまりあなたたち二人は、『悲恋』ならではの、メロドラマ路線を展開する予定だったの」
ちょい悪令嬢「メロドラマって、何その『死語の世界』は?
メリーさん太「安心するの、本編においては、実際そうならなかったのは、あなたもようくご存じでしょうが?」
ちょい悪令嬢「そ、そういえば(ホッ)」
メリーさん太「作者自身、この百合展開を『今更どうなの?』と思い直して、自主的に取り止めにしたのか、はたまた、いつも通りに飽きっぽい性格が功を奏して、執筆中に(半ば無意識に)どんどんと脇道に逸れていったのか、さあて、どっちでしょうねえw」
ちょい悪令嬢「……
メリーさん太「まあ、大体そうみたいだけど、実はそれだけでは無いの。この作者ったら今回の【記念企画】が『番外編』であるのをいいことに、密かにいろいろと『実験』を行っているみたいなのよ」
ちょい悪令嬢「じ、実験、て?」
メリーさん太「一言で言うと、『前からやってみたかったことを、いい機会だから、試しにやってみよう♫』といった感じかな?」
ちょい悪令嬢「『前からやってみたかったこと』って、具体的に言うと?」
メリーさん太「まさにこれぞ、『山○合会の異端審問第二部化』と、『艦む○による異世界無双』なの!」
ちょい悪令嬢「──ひいいっ⁉ 悪い予感しかしねえ!」
メリーさん太「またまたまたあ、これもすでに、本編で実際に行っているではありませんか☆」
ちょい悪令嬢「本編において勢いに任せてやってしまって、そこで終わりにするのと、こうして後日改めて
メリーさん太「いいじゃないの、読者様に対して、存分にアピールしても♡」
ちょい悪令嬢「そのアピールするネタが、危なすぎると言っているのよ!」
メリーさん太「まあ、そう言わずに、この作者のネタにしては、なかなか興味深いから、聞いても損はしないわよ?」
ちょい悪令嬢「……損得がどうのと言うよりも、倫理観や業界の常識的に、本当に大丈夫なんでしょうねえ?」
メリーさん太「大丈夫大丈夫♡ では、早速始めましょう!」
ちょい悪令嬢「ええと、それでは最初は、『山○合会の異端審問第二部化』のほうにいたしましょうか。これは具体的に言うと、どういった主旨なんでしょう?」
メリーさん太「某カト○ック系のお嬢様学園が、実はバチ○ンの異端審問第二部──すなわち、『地上における神の死刑代行人』の養成所だったりして、そのエリート部隊である生徒会『山○合会』のメンバーたちが、『マ○アさまのこころ』を口ずさみながら、キリ○ト教の他宗派をも含む異教徒どもを、物理的に殲滅していくという、ハートフル
ちょい悪令嬢「──アウトオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
メリーさん太「ど、どうしたの、急に大声なんか出して、びっくりしたじゃないの?」
ちょい悪令嬢「どうしたもこうしたも、あるか! びっくりしたのは、こっちだっつうの! 何その、間違った『マリ○て』は? 一体どこの『ヘル○ング』だよ⁉」
メリーさん太「『ヘル○ング』も何も、このくらいだったら、少女小説や少女漫画では、極ありきたりのパターンなのよ?」
ちょい悪令嬢「はあ?」
メリーさん太「ガチレスすると、何十年も昔から、少女小説や少女漫画においては、本格的に宗教問題に取り組んでいて、キリ○ト教と言っても、ただ『慈愛に溢れた清らかさ』などといった、上っ面ばかりを見るのでは無く、ちゃんと『信教の闇』に鋭くメスを入れた作品も、山ほどあったりするの」
ちょい悪令嬢「いやそれでも、現役のお嬢様JKによる、異教徒殲滅部隊なんて、やり過ぎじゃないの?」
メリーさん太「まあ、そこのところは、本作の作者の趣味も、幾分かは加味されているとは思うけど?」
ちょい悪令嬢「……やっぱり」
メリーさん太「ほら、いかにも虫も殺さないようなお嬢様学園の生徒たちが、『マ○アさまのこころ』を口ずさみながら突然現れて、笑顔で『死刑宣告』をするなんて、ギャップ萌え的にイケるじゃないの?」
ちょい悪令嬢「──全然イケねえよ! ギャップはあっても、萌えは
メリーさん太「うう〜ん、この『良さ』がわからないかねえ。『都市伝説』的にも、十分合格だと思うけど」
ちょい悪令嬢「確かになあ! 山○合会の面々が満面に笑みをたたえながら、ぶっといサバイバルナイフを手にして襲いかかってきたら、それ以上の恐怖は無いだろうな!」
メリーさん太「是非正式な『都市伝説』になるまで、励んでいただきたいものなの♡」
ちょい悪令嬢「
メリーさん太「……む〜、仕方がないの、紙幅も尽きたことだし、今回はこのくらいで勘弁してやるの。なお、すでに告知した『艦む○による異世界無双』のほうについては、次回にて改めて解説を行いますので、どうぞお楽しみに♡」
ちょい悪令嬢「──まだ続けるつもりなのかよ、この危険極まりない座談会⁉」
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