第87話 復路
翌朝、依頼主一行からの言伝を得て門に向かう。
そこで待っていたのは、小さな馬車と、その脇に佇む何人かの人影。
大人2人、子供2人の構成で、大人はいずれも人間族の中年男性。子供は男女の遊びたい盛りくらいの年齢に見える。
大人2人のうち1人は長槍を担ぎ、がっしりとした体格にロン毛とそれなりにキャラが濃いのだが、異世界の多様性に慣れてしまってすっかり物足りなく感じる。
「君たちが依頼に応じてくれた傭兵かね?」
がっちりロン毛がこちらに気付き、子供たちを背中に隠すように前に出た。
「そうだよ。あたしはテエワラ、こっちの怪しいヘルメットのがヨーヨー。ほら、少し脱ぎな」
警戒されたのはヘルメットのせいか。
街中ではぎょっとされることもなくはないので、あまり被らないようにしているのだが、仕事に出るときは着けて出る。そして、魔力を少し流すと呼吸が楽にできるようになるし視界も邪魔しないので、そのまま忘れていることが多い。
「失礼した、ヨーヨーだ。後ろの2人がメンバーのサーシャとアカーネ。よろしく」
「……」
「よ、よろしくおねがいします」
無言で一礼するサーシャと、いきなりの傭兵稼業にビビり気味のアカーネ。
そんなアカーネだが、自分の魔道具作りを認められたのがよっぽど嬉しかったのか、朝早くから起きて魔石を素材にした魔道具を数個、作り終えていた。魔石を直接魔道具にしたものは色々と呼び名があるようだが、一番ストレートな「改造魔石」という名前で呼ぶことにした。
ロン毛はアカーネなど戦えそうに見えない者もいてやや失望したことが表情から読み取れた。
「よろしくたのむ。私が一応リーダーのテヤン。後ろの太っちょが商人のブグラクで、子供たちはまあほぼ身内というか、手伝いだ」
商人と小間使いの子供、護衛の男の4人組。そんなに少数で大丈夫なのか。
「戦えるのはあんただけかい?」
同じような懸念を持ったのかテエワラがリーダーのロン毛、テヤンに問う。
「ブグラクも戦闘用のジョブではないが、戦える。そちらの若い女性は戦えるのか?」
それに対しテヤンもこちらに訝し気な視線を向けてくる。
「すまないが、一番後ろのアカーネは新人だから戦力に含めないでやってくれ。俺とこっちのサーシャは戦うぞ。サーシャは弓の使い手だ、重宝すると思うが」
「そうか。いや、戦えるのなら良い。そちらの新人はどうする? 子供たちと一緒に馬車に乗るか」
「出来るならそうしてくれるか」
「ああ。足手まといがいては却って危険なこともある。そうしてくれた方がこちらも助かる」
「じゃ、頼む」
本心なのか嫌味なのかは分からないが、お言葉に甘えてアカーネを馬車に乗せる。
「一応、馬車からの援護ってことにしておくぞ。危なくなったら、例のモノをぶつけてやれ」
「はい」
例のモノはもちろん、改造魔石である。今朝本人が庭で試したところ、周りに薄い煙幕を張るくらいの効果しかないということだが。
ないよりはマシだろう。
馬車のなかにはぎっしりと木箱が積まれており、その隙間に潜り込むようにして子供たちが乗車する。アカーネも苦労しつつ、なんとか中に入ったようだ。
「準備が済んだなら早く出発しよう。私は見ての通り、長槍を使う。前を警戒するのに適しているだろう。後ろを頼めるか?」
「ああ、じゃあそうしよう」
前にテヤン、御者席にブグラク。左右の後ろめにそれぞれテエワラとサーシャが控え、馬車の後ろを俺が警戒していく形になった。
ブグラクが馬を操作して馬車が発進。
その後ろをテクテクと歩いて追随していく。
馬車をけん引しているのは、スラーゲーで乗馬を練習したスタンダードな馬である。体格がやや小さく、頼りなげではあるが2匹で頑張っている。
あまりスピードは出せないようで、普通に歩くよりも少し遅いくらいのペースである。これは帰りの方が大変そうだ。
魔物が出ることはなかったが、案の定壁の外で日の入りを迎え、野宿で一泊してからテーバ地方内に足を踏み入れることとなった。東の入り口には壁の外の街があったが、西の入り口であるクイツトは壁の内側にしか街がない。理由は分からない。
逆に言えば、壁の外で足止めを食い野宿する俺たちと同じような商隊は少なからず存在し、野宿ではあるがそこかしこに火の明かりが見え、何となく寄り集まっている。
商人のブグラクとその護衛としてテヤンは、子供2人に設営を任せて周囲の商隊に挨拶という名の商談に向かった。ブグラクはそれなりに食材を持ち込んでいるらしく、今夜の食事にどうですかと売り込みをかけるのだそうだ。
せっかくなので、自分もフィリセリアで仕入れたという果物を買ってみた。
プグルという薄茶色をした丸い果実だ。果肉は薄黄色で、かじってみると相当すっぱい。我慢して食べ進めていくとだんだん甘みが強くなっていく。真ん中のタネだけになって食べ終わるころには物足りなくなって、もう1つ食べたくなるのが不思議だ。
ちょこまかと動いて働いていた子供2人にもプグルを分け与え、話を聞く。
「じゃあ、テーバ地方に行くのは初めてか」
「うん、初めてっ」
男の子の方はプグルをやると笑顔を見せ、割とすぐに打ち解けてくれた。女の子はプグルを受け取るものの、まだ精神的な壁があるのか少し離れたところで果実をかじっている。
「ブグラクさんも初めてか?」
「わかんない。でも多分初めてじゃない?」
去年から親戚の伝手で奉公に出されたようなので、それより昔のことは分からないらしい。それは仕方がない事なので質問を変える。
「あー、しかし護衛があのロン毛の……」
「テヤンさんです」
良いタイミングで合いの手を入れてくれるサーシャ。
「……テヤンって人だけだと危なくないか? ここまで無事なのだから、凄腕なんだろうけども」
「テヤンおじさんは強いよ! でもこの辺に来るまでは、もっと大人の人がいたんだよ」
「そうなのか?」
「うん。良く分かんないけど、風邪引いた人とー、怪我した人が抜けてー。あと気付いたら残りの人も一緒に行けないってなった」
「最初はどのくらい人数がいたんだ?」
「抜けた人? 4人だったかな」
「なるほど……」
風邪で抜けた人はどうなんだと思うが、まあ何らかの事情で護衛から4人ほど抜け。その補充として依頼を出したというところか?
「馬車1台で行商して、護衛を5人も雇えるもんなんだなぁ」
「なんか今回はテーバちほうに行くから、多くしたって」
「へぇ」
話をしているとブグラクたちが戻ってきて、食事の準備となった。あちらとこちらで別々である。金を出せばこちらの分も作ると言ってくれたのだが、持ち込んだ自前の食材がまだ残っているので、それを消費することにした。
干しトカゲの串焼きと薬草のスープである。トカゲって。
でも食べてみると、噛み応えがあって結構美味い。なんでも食用に養殖されているものらしい。サーシャがクイツトの市場で見つけて買ってきたものだ。アカーネも平気な顔をして食べていたので、この世界では割と一般的な食材のようだ。
「あんたら、今のテーバ地方で何か動きはあるかね?」
食後にまったりしていると、今度はあちらから話し掛けられた。商人のブグラクである。
「動き? どういうことだ?」
「いやぁ、護衛たちが逃げたって話は聞いただろう? 怪我したのは置いておいて、他はちょっと不自然な感じでなぁ。もしかしてテーバでヤバイことでも起こっているのかと心配になってね」
「逃げた? そんな話だったか……」
まあいいか、とテーバ地方のことを思いつく限り話してみる。といっても、心当たりはクロスポイント周辺で湧き点が拡張期だったり新種発見されたりでちょっと騒がしかった、というくらいしかない。
あ、あとあれか。龍剣旅団とかいうのが狩場占領して悪さしているっていう。でもあれは商人には関係なさそう。
隣で酒を飲んでいるテエワラにも話を振るが、これといってトピックはないようだった。護衛たちはもしかしたら、テーバ地方に行くのが嫌だったのかもしれない。ちゃんと仕事をしろよ。
「そうかぁ、中にいた人たちがそう言うなら、大丈夫なのかもな。これは少ないが礼だ」
「おお、悪いな」
ブグラクは一回り大きなプグルの実と、香辛料に漬けた肉を分けてくれた。情報料のつもりらしい。
「こりゃいい肴になりそうだね」
特に何も話していないテエワラがひょいと肉を摘まんで口に運んでいる。
「うん、なかなか」
「……」
せめてもの肉代として、寝るまではテエワラに魔法の講義を頼むとしよう。
野営ではあるが周りに人が多いこともあり、どこかのんびりとした夜が更けていった。
翌朝、テーバへの門へと向かう一団、に後ろから付いていく。
といっても、俺が戦士団の後ろからこそこそと付いていったときとは異なり、きちんと相手の同意を得てのものらしい。昨夜近くにいた商人たちのうち、隊商を組んでいた一部にお願いして合流することにしたという。
行き先が被った相手と臨時の対象を組み、安全度を高めるというのは商人の世界では割とある現象らしいのだが。それに加え、エインセリア地方では考えられないほど多量で多様な魔物が沸き出すテーバ地方。その危険度を少しでも緩和するために積極的に合流するケースが多いのだとか。
とはいっても、大きな隊商に、貧弱な護衛しか持たない小さな馬車が合流したところでお荷物にしかならないだろう。
そう疑問を呈すと、当然そうだと言う。
むしろ速度が遅くなり、大きな商隊側からすると、無駄に危険度が増すだけということもある。そうなると、拒否されてしまう。それでも付いていけば評判も下がるし、当然いざというときに守ってはもらえない。
だからブグラクは、既に小さな商人が集まった連合のような商隊を選び、巧みに取り入ったようである。
やりおる。
護衛を募集した理由としては、単純な戦力というだけではなく、こういったときに拒否されない程度の嗜み、数合わせの意味合いもあるのかもしれない。
そんなこんなのやりとりで、合流する条件として殿を務めることを打診されたので快く引き受け、今に至るということだ。
先行する商隊は普通の馬車に屋根なしの馬車、荷物を載せて歩く馬もいて人力車までいる。観光都市を走っているような優美なものではなく、荷運びを目的とした大きな引き車に縄で身体に結び付けて運んでいる。なかなか見た目がブラックな職業だ。
いくつもの小さな商隊が合わさったものということで、それぞれ何となくの集まりで固まり、それが前後に連なって一団となっている形だ。
やや速度に難があるブグラクの馬車も、人力車まで混じった商隊に遅れることはなく門に着く。
簡単な手続きで中に入ると、すぐにクイツトの町がある。相変わらず賑わっているようだ。
だが先を急ぐ商隊は留まることなく、すぐにタラレスキンドに向かって発進する。
殿というのは案外暇だ。
本当にまずい状況のときは、敵が食らいついてくるので危険なのだろうが。平時には、先頭集団が出てくる魔物を一掃してくれることが多いので、前が立ち止まったら待機し、警戒しながら待つくらいしかない。
あえて後ろから襲ってくる魔物がいてもいいような気がするが、結局一日、魔物の相手をせずに日が暮れた。
商隊は川のずいぶん手前で野営となる。俺たちだけなら、一日で川を渡った野営地に着いていたはずだから、やはり速度は遅い。
「楽でいいが、暇だな」
「まあねぇ」
昨夜もらった肉をおかずに飯を食いながら、テエワラと緊張感なく駄弁る。
夜は各自で警戒することになるので、交代で半分は起きていなければならない。だから体力的にキツイと言えばキツイのだが、護衛依頼に来てここまで他力本願だと妙な罪悪感がある。
「護衛してればこんなときもあるさ。あっちも何かあったときの保険として金を払ってるんだ、気にしないで良いよ」
「ああ、分かってはいるんだがな」
金を貰えるなら何もない方がいい。それは当然だ。
タラレスキンドまで帰ったら俺も闘技大会があるので、多少は戦闘勘が欲しいかもしれない。その分はイメージトレーニングをして過ごすか。
もちろん、『警戒士』で警戒をしながらであるが。
俺にとってはまさに来た道を戻るように、東に進むこと3日間。
右前方には、サザ山が目前に見えてきている。
ここで一部の商人が離れ、このまま東に向かう。ノウォスという北の拠点に向かうそうだ。俺たちを含むほとんどの商人たちは商隊を維持したまま、南に転進する。
そろそろタラレスキンドでは闘技大会が開幕するらしく、その商機にあやかりたい商人たちはやや気が急くようである。多少ではあるがスピードアップし、南へと急ぐ。
人力車の人は大丈夫かと思ったが、平気な顔をして快調に押している。むしろ余力がありそうな様子である。
昨日の野営時に近くに陣取ったので、勇気を出して話し掛けてみた。
良く体力が持つなと褒めてやると、照れながら「これくらいは普通っス」と謙遜していた。近くで話して分かったのだが、頭に短い角が生えている。だが種族は「人間族」なのだそうだ。
この世界、人間族は混血しすぎていることもあって、この程度の変化球は「同じ種族っしょ」という扱いになったりする。おおらかと言えば良いのか、なんなのか……。
気になったので、ジョブについても探りを入れてみたが、あっさりと答えてくれた。『荷運び人』らしい。昔はサザ山で荷運びとしてパーティに必須だったとラムザが言っていたジョブだ。
今はこうして、人力車要員として活用されているわけか。
『荷運び人』は持久のステータスが非常に優秀で、さらに「運んでいる」物の重量を軽減するスキルも高確率で取得するという。しかも低レベルで。
便利だな……。
「それでも、人に曳かせるってのが抵抗あんのか、あんまり同じことやってる人いないっスけどね」
『荷運び人』の角の兄ちゃんはそんな風に話していた。
馬を買って運ばせるのと、『荷運び人』を雇うの、どっちの方がお得なのかは分からないな。馬を飼うための諸々の用意が必要ないわけで、コミュニケーションが容易。初期投資という意味では『荷運び人』に分があるのかもしれない。
維持費は必要でも給料というものがない以上、長期的には馬を買った方がお得なのかもしれないが。
『荷運び人』ジョブの就職としては、金持ちの荷物持ちとか、傭兵団や戦士団の荷物運搬役というのがやはり多いみたいだ。
どちらも、馬車では行けないような場所での荷物の運搬が期待されている。
前者は馬車で入れないような高級な場所、後者は馬車で入れないような山や森といった場所という差があるが。
そんな人力車も含めた一団は速度をやや上げ、今日も南へと移動する。
************************************
タラレスキンドまであと1日ほどの距離まで迫った朝。
この日、久しぶりにドンの「ギーッ」という警戒音で目を覚ました。
「ドン、どうした? 敵か?」
「ギー」
ドンは東、やや北の北東東を向いて鼻をぴくぴくと動かしている。
耳を澄ましてみても騒動の音は聞こえないが、念のためにフル装備で、サーシャも起こして装備を整える。共用のテントを使っていたため、ドンの声に起こされたアカーネやテヤンたちも目を覚ました。
「……どうした? 問題か?」
「分からない。ただ、うちのドンが警戒している。怠け者のこいつがこういう風に仕事しているときってのは、だいたいヤバイことがある。今までは外れたことがない」
「そうか……まあ、確認して問題ないか見て来てくれ」
テヤンは寝起きのせいもあるだろうが、あまり切羽詰まっていない感じでそう言った。半信半疑なのだろう。
「良し、行くぞ」
アカーネも寝起きで眠そうにしているし、まだ戦力にはなりそうもないので今回は置いていく。外に出ると、見張り番のブグラクと男の子の視線がこちらを向いた。隣にはテエワラも座っている。
「なんだ? 寝れないのか」
「いや、魔物の目撃情報なんかはあるか?」
「え? いや、ないが……」
「ああ、気にするな。ちょっと気になることがあるから、確認しにいく。いや、念のために心の準備だけしておいてくれ」
「は? 何が起こるってんだ?」
それが分かれば苦労しないって。
混乱気味のブグラクは放置して、サーシャと2人で北東方向に偵察に出る。
ドンもリュックに入れてサーシャが背負っているが、ずっと忙しなく鼻を動かしながら小さくギューと唸っているのが聴こえる。
『警戒士』の「気配察知」も当然起動しているが、反応するものはない……いや、微妙にあるか?
遠くで何かが動く気配。しかし、この手の気配は野生動物が動いているだけのこともあるから、そう珍しくない。とはいえ、ドンの警戒ぶりを考えると何かあると考えるべきだ。
「サーシャ、この奥は森になっているが……何か見えたりするか?」
「少しお待ちを……」
サーシャは位置を変えながら「遠目」を発動しているようだが、何も見えないようだ。
と思っていたら、はっとした表情をして木に登り、そのまま30秒も経ってから声がした。
「ご主人様、おそらく何かが……魔物らしきものが接近しているかと」
「距離は?」
「ギリギリ見えるくらいですが、速いです。シカの角があるように見えますが、ドンちゃんの様子を考えると魔物でしょう」
「シカの魔物か。とすると、大角とか呼ばれていたのがいたな?」
「枝大角鹿ですね」
「とりあえず報告しよう」
急いで来た道を戻り、あえてブグラク以外の商人と護衛たちにも聞こえる声量で声を張り上げた。
「未確定だが、枝大角鹿らしき魔物の群れを見た。警戒するべきかと!」
「なにっ」
周囲の商人たちも慌ただしい気配を見せ、俄かに野営地が動き出す。
テエワラがすぐに近づいてきて、興奮気味に話し掛けてきた。
「デカい群れかい?」
「よく見えなかったが、たぶんな」
「とりあえず、これ貰っときな」
テエワラは杖先を光らせて付与魔法を掛けてくれたようだ。
「疲労軽減だよ。長時間持つから、襲撃の間くらいは持つだろうさ」
「ああ、ありがとう」
群れが出てくるであろう方向をドンで確かめ、その方向に向かって剣を抜き、布陣する。
枝大角鹿らしき魔物の群れが姿を現したのは、それからすぐであった。
「ほ、ほんとに来たぞ!」
「大角くらいなら敵じゃない、問題は数だな」
やはり半信半疑だったのか、動揺する商人とそれを宥める護衛風の大男。
とりあえず今戦えるものは出てきているが、作戦などというものを立てる暇はなかったので、なんとなく横並びになっての迎撃である。
シカは森の中から次々と現れ、少なくとも20体ほどはいそう。
その先頭にいたとりわけ大きな角を持つ個体が一瞬立ち止まると嘶き、突進を開始する。それを合図に後ろから次々と突進が開始される。
「やれやれ、まさか本当に」
後ろからテヤンが武装して現れた。ドンによって既に起きていたおかげか、ギリギリ間に合ったらしい。
このまま何もないまま終了かと思われた護衛任務、最後に大きなイベントが残されていたようだ。
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