朝焼けは灼熱に染まって（隔離場）

一人女

寂しいと思う夜に

「明後日なんかどう？」

と一言メールを入れたら

翌朝返信が来たの

「ごめんね忙しかったの」

私は解っているの

何をしているわけでもなく

お前の彼にされていたこと

していたのではなくされていたんだ

「また今度ね」

しなければいけないことがあると

早めにさよならした夜に

お前を迎えに来たのは

彼なんだ・・・・・

当たり前の事

私が知らないだけだ・・・・・

「今やってるドラマ面白いね」

メールした

「ごめんみてない！」

と、返信が来た

返信が途絶えた

数分後

イッテるんだ

イカせられてるんだ

わかってる

男女が一緒にいたら

夜一緒にいたら

することなんかわかってる

「昨日何してたの？」

一番近くにいる友達

聞けない・・・・

街中ですれ違う大人たち

どっちの立場なんだろう

沢山の人がいて

されている人なのか・・・

一番近い存在に・・聞けない人なのか・・・

寂しさを感じている人なのか

私のように

泣き言を言えば

「そのうち」

と励まされる人なのか

愛がなんなのかまだ分からない

これが悲しい事なのかすらわからない

明るい未来があるのか

ずっとこのままか・・・

「そんなことないよ」

といえるお前は

私を知らないからだ

近くにいるけど知らない事

自分でもわからない頭の中をグルグルして・・・

何にも、悲しみなんかないような顔して

街を歩いて

心の片隅で待っている

私を愛してくれる人はいないのか・・・？

今夜もメールが返ってこない

きっと・・・

もう言うまでもない

それが幸せなのかすらわからない・・・

もういいよ・・・メールは翌朝

なれました・・・

でも・・・

今日もまた・・・

寂しさを埋めるのは女友達で

メールを待ってしまっている・・・・

来ないことは解っていても

これを喜んであげれない自分を

成長させる日としている

ああ

いつだろうか

私が、メールを返せなくなる日は

いつだろうか・・・

考えても無駄

何も思ってない顔して私は

街を歩く

街を歩く

ひたすら一人で

街を歩く