過去の話が入っているのにも関わらず、ストーリーが最初から最後まで、綺麗に纏まっていた為に、内容が理解しやすかったと思います。きらきらの青春が詰め込められていて、ときめきまくりました。また、情景描写も心理描写も上手なので、すっかり感情移入してしまいました。2人は、悲しいことも辛いことも、互いに支え合いながら、乗り越えて行き、きっと幸せになれると思います。素敵な物語をありがとうございました。
人は多かれ少なかれ、不安を抱えて生きている生き物。その「不安」を解消してくれる相手というのは、その人にとってやっぱり素敵な存在になるのでしょうね。さて、この物語のヒロインはある不安を抱えながらも、嘘をついてまで前に進もうとしています。そして、主人公はその「嘘」に気がついている。あぁ、もうこれだけで王道の青春劇。王道には王道たる所以があるんです。ぜひ、ご一読を。