お父さんの言葉の意味は、ラフィスエム家と縁を切る未来があるかもしれない、という意味だけだったんでしょうか……？（＞＜）
前世に囚われずに今世を生きろという意味のほうが強かったんじゃないかなぁ、なんて思ってしまうのですけれど……（＞＜）
作者からの返信
お父さんの言葉の意味……。
ラフィスエム家との縁を切る未来についてはノーコメントですが……。
恐らく、綾束様の仰る意味合いが強かったんじゃないかとは思っています。
ただ、何故あの時あのタイミングで父がカイリに語ったかという背景が色々隠されてはいるので、一概には言えません。
でも、カイリは神に乗っ取られた体験をして、父の言葉を思い出したので、前者の意味合いで強く解釈してしまっている節はあります。
ああ、やはり、カイリは「ラフィスエム家との断絶」を考えていましたね。
（なんか、思っていたよりも、断絶の種類が難しかったけど）
ですが、前回のえーきちさんのコメント欄の通り、聖歌騎士のカイリは特別なので、伯父さんたちは断絶を歓迎しても、祖父で当主のネイサンは、カイリに跡継ぎにしたいのかも。
戸籍を消さなかったのも、おじいさんですし。
（ひょっとして、カイリが当主になれば、調査の許可も自分で許可するだけ？）
聖歌騎士を家から出すと、何か特別な扱いになるんでしたっけ？
（違っていたらすみません）
家として、聖歌騎士のカイリがほしいということは……？
とりあえず黙って見守りますが、最近、シュリアの存在が薄いです。
作者からの返信
おお、絶縁状より上のこっちを考えておりましたか。流石でございます。
日本よりも強い効果、というより、この世界では正式な法律になるので、認められれば完全に無関係の存在となります。
元々、こういう駆け引きのために作られた法律ではないので、内容的には結構複雑です。
家族仲が良い場合、想像するよりも、かなりきつい法律となります。一例として、思い出を二度と口に出来ない法律ですから。
当主のネイサンがどう考えているかは分かりませんが、ファルエラと関与して、村も関わっていた場合、絶対許可はしませんよね（笑）。
仮にネイサンがカイリを跡継ぎに任命した場合、家がファルエラと関与していたら、全部カイリに責任が行くので……どっちにしろろくなことにはならないでしょう。要は、責任全部擦り付けが可能になります。当主ですから（関与していなかったら別ですが、今度は伯父達を完全にどうにかしないと、カイリの命は危ないと思います）。
聖歌騎士はただの教会騎士よりも圧倒的に優遇されますし、それだけで注目と尊敬を浴びるわけです。相手が忖度もしてきますし、重要な任務に関わる可能性が高くなります。
ちなみに、平民の聖歌騎士は、貴族のただの教会騎士の侯爵レベルで偉くなります（これは、裏話のケント一家の項目に書かれています）。
つまり、このただの教会騎士である伯父さん達は、平民の聖歌騎士と同程度の権力しかありません、と周囲には見られています。
伯爵で聖歌騎士のカイリよりも遥かに下の権力しかない、ということですね。
家としてはカイリが喉から出るほど欲しいかもしれませんが、それだけで今のカーティスの実家の骨肉の争いが収まるかというと……難しいと思います。人って面倒ですからね。
シュリアについては、……。
ノーコメント！（笑）
絶縁状、キター！
けど、あくまで苦肉の策、ではないかなぁ。
心情的には大好きな父親との関係が完全に切れてしまうのはやっぱりイヤかも。
方法としてはかなり効くと思いますけど。
作者からの返信
はい、絶縁状来ましたー！（笑）
日本より遥かに強力な法律です。もう関われません。
仰る通りで、これも所詮は苦肉の策、なのですよね。
今のところ、全然直接の証拠が無いからこその手段でしかないので。
私も心情的には、表向きだけとは言っても大好きな家族との繋がりが完全に切れるのは嫌です。
なので、今回の話はどこまでそう思ってくれるかが焦点でした。
嫌と思って下さるのはやはり嬉しいですね。ありがとうございます！