応援コメント

第118話」への応援コメント

  • なかなかにキツイ回でした。

    やっぱり一番辛いのは、悲惨な記憶でも、忘れたい過去でもなく、自分の弱さと向き合わざるを得ない時だと思います。
    認めたくないし、認めるわけにもいかないですもんね。

    そして、やっぱり自分が依存してしまう相手の心地よさも絶ち切れないわけで……。

    フランツさんには土壇場で覚醒してほしいですが、どうでしょうねえ。

    作者からの返信

    キツイ回、読んで下さってありがとうございます!

    私自身、深いところに根付いている自分の弱さと向き合うのは結構辛いです。
    というか、私の場合は指摘されると一度冷静になってからでないときちんと向き合えないので……今の場面は書いていてブーメランの様に返ってきている感覚です(笑)。
    フランツにはフランツの事情があるので、全てが……ではないですが。
    その辺もおいおい書かれていく……はず、です。

    そして、どうしても心地よい相手には、甘えてしまいそうになる、甘えてしまうというのも人の性。
    凄く的確な単語を出されてしまいました(笑)。

    教皇ミサ事件で放り投げた問いへの回答が、今まさにフランツは試されているのだと思います。

  • ああ、やっぱりアナベルはいい人だった……。(ちょっと安心)

    フランツの過去については、全貌が明らかになっていないので、まだ、なんとも。
    フランツの『家族』だと、何かまずいことがある……?
    彼の、弱さ、危なっかさ、は、ひょっとして前世で、わりと若くして亡くなったからなのかな、と少~し思いました。
    カイリにしろ、ライン、ミーナ、レインもかな、『前世の享年』の感覚が強く残っている気がするんですよね。

    そして、かつてメリッサが歌えるという話を聞きつけて(?)、狂信者がこの街をうろついたように、「現在」、狂信者がこの街を牛耳ろうとしている(?)ことは、何か深い意味が……?

    作者からの返信

    アナベル良い人でしたか?
    曲がりなりにも、フランツが選んだ人の妹ですからね。根は良い人だと思います……よ?(笑)
    良い人と思って頂けたなら良かったです。じわじわ彼女のことも出していきたかったので。

    フランツの過去は、一応このエピソードで全貌が明かされる……かもしれません(どっち)。
    家族だとまずいと言いますか……。現時点で言えることは何もありません……(当たり前)。

    前世の記憶があるというのは、やはり厄介なことでもあると思います。
    カイリ以外はみんな、享年でも年上なわけですが(笑)。
    確かに、前世での経験や考え方とか感覚は結構強く残っているはずです。「今」を生きていても、やはり影響は出てくるでしょう。
    それでも、何処まで割り切って……という言い方は変ですが、割り切れるか、も大事かもしれません。
    ……ちなみに、挙げてもらった中で、一番年上なのは一応決まっています。

    フランツ達の話に出ていた様に、狂信者は聖地よりも地方の方が活発に活動しています。
    なので、ルナリアに限らず、地方が狙われるのはある意味仕方がないことなのです(?)。

  • フランツさん……(つ﹏<。)
    カイリも心配なんですが、カイリはカイリだからきっと傷ついても、いつか、いつかは立ち直れるんじゃないかと信じてるんですよね……。祈りにも似た気持ちで。

    フランツさんは、カイリの父親になる前に、過去の痛みに向き合わないといけないんでしょうね……(><)

    というか。
    ……ケントがここにいたら、フランツさん、カイリが知らないうちに抹殺されてそうです……:;(∩´﹏`∩);:

    作者からの返信

    カイリのことを信じて下さってありがとうございます!
    そう、カイリは前世の教訓も踏まえ、村での生活が確実に彼を成長させて強くさせました。エディ達とのぶつかり合いも含めて。
    皆さんが祈って下されば、きっとカイリはどんな困難にも立ち向かっていけます。

    フランツは、……ははははは。
    今までカイリの父親ー!という感じで書いていましたが、はい。前からちらほら書いていた通り、フランツはまず過去を克服しないと父親にはなれないと思います。
    教皇ミサ事件は、そのキッカケみたいなものでした。

    ……って、流石綾束様。
    ケントがいたら、はい。抹殺されているんじゃないかな!と思いますね!
    一応、カイリが悲しむかもしれないので、ワンクッションは置くかもしれませんが(笑)。
    でも、やっぱり抹殺するかもしれません。ケントですから。

  • 無茶苦茶だけど、アナベルは正論ですよね。
    フランツはカイリの手に、血まみれのメリッサの手を見ましたか。十三位を全滅させてしまったことが彼の深い心の傷として残っているようです。
    それが、トラウマとなって一歩踏み出せない。
    そこがケントとの違いなんでしょうね。
    ケントなら殺すかもしれないなんて、絶対に言わない(断言

    フランツの心の成長も必要なんでしょうね。

    作者からの返信

    アナベルの言葉を正論と言ってくれますか。
    ありがとうございます。
    この話は、正直このエピソードの中で一番こねくり回したというか、修正の嵐だった部分です……(笑)。いや、これからまた修正の嵐が出るかもしれませんが。

    フランツ(と?)がカイリの手に見たのは、そう、メリッサの手です。よくぞ気付いて下さいました。
    第十三位は誰かしら大きな傷を負っているわけですが、フランツの場合はこの全滅の部分ですね。
    というか、ケントと比較してはいけません(笑)。彼は、カイリのためなら何でもやりますよ(笑)。
    でも、フランツは彼を少し見習うべきかもしれませんね(いや、駄目なの……か?)。

    フランツの心は成長しないと、多分カイリとの関係はこのまま壊れそうですね。
    もう少し先でまた出てきますが、教皇ミサ事件の伏線の回収エピソードでもあります。