応援コメント

第218話」への応援コメント

  • >誰かの命に助けられたという絶望を、死にたくなるほど思い知っているのに。

    この言葉の重みよ。
    カイリは水を恐れています。
    しかし、水を憎んではいませんよね。
    ゼクトールに対しても同じかと。
    ゼクトールは水。
    本来ならば大好きなお風呂と同じ。
    今は怖いけど。前から怖かった訳じゃないし、憎んでいた訳でもない。
    「許さない」とは形式上言いましたけど、許すとか許さないとか、カイリにとってはそんなことではないんじゃないかなぁ。

    作者からの返信

    みんな、ある程度分かっているし、経験もしていることのはずなのですが、カイリ以上にこの言葉の重みのある人はここにはいないかもしれません。
    そう考えると、カイリにはかなり酷な経験をさせてしまっているなと反省します(今更)。

    えーきちさんは、言いたいことを全部言ってくれるので、いつも冷や冷やですね!(笑)
    そう。
    カイリは、水は恐れているけど憎んではいません。
    ゼクトールもそう。
    恐いし、錯乱しそうになるけど、それでも好きなんです。
    あれだけのことをされたのに、憎んでいないんです。この辺りは、エリックとの違いが出ていますね。

    カイリの中では、ゼクトールのしたことは「許さない」し、「許してはいけない」ことです。
    けれど、彼と付き合っていくにあたっては、そういうことは関係ない。大事なのはそこではない。
    カイリを書いていく上で、結構難しくも面白い部分だったりします。

  • 皆様もおっしゃっていますが、カイリが本当にカイリですね……っ!。゚(゚´Д`゚)゚。
    どれだけ傷ついても、決して己の意志を曲げずに、人を見捨てないところが本当にカイリらしいと思います……。゚(゚´Д`゚)゚。

    作者からの返信

    カイリ、本当にカイリでしたか……!
    ありがとうございます!
    最後の最後まで悩みまくりながら加筆修正していたので、本当に嬉しいです。

    普通だったら、恐くて距離や壁が出来そうな二人ですが、カイリは大切な人には手を伸ばそうという思いが強いですからね。
    ゼクトールとの歩み寄りが一つの山でしたが、無事に越えられ、そして皆様に受け入れてもらえて、本当に良かったです。
    ありがとうございます!

  • カイリが圧倒的な主人公ぶりでした。
    セリフ一つ一つがまさにカイリ。
    カイリ一人にスポットライトが当たっているかのような存在感。
    村の惨劇が伏流水になって、ここでどんと一気に湧き出てきた気がします。

    今話は物語の一つのピークですね。

    作者からの返信

    しゅ、主人公……!
    最初の頃はヒロインヒロイン言われてきたカイリが、圧倒的な主人公ぶりと言われる様になる日がくるとは……。
    とても感慨深いです。ありがとうございます!

    セリフ一つ一つ、カイリらしかったですか!
    昨日ぎりぎりまで悩んで加筆修正しまくった甲斐がありました(いつもぎりぎり)。
    カイリの原点は、本当にあの村の全ての思い出と出来事だと思うので、ここで色々再び放出出来て良かったです。

    今回の話は、ゼクトールとカイリの関係性が一つの山だったので、無事に終えられてホッとしております。
    このカイリの願いや思いが受け入れられて、本当に安心しました。

  • ああ……、カイリです。
    実にカイリです。
    カイリ以外、何者でもなく、カイリです。

    カイリなら、ゼクトールを遠ざけるのではなく、より近づこうとするだろうと思っていましたが、具体的に「どうするのか」は、イメージできていなかったんですよね。
    それが、このエピソードを読んで、ああ、カイリだなぁ、と。

    怖いこともちゃんと言うし、許せないこともはっきり言う。
    でも――、と。

    カイリがカイリだからこそ、人も、馬も、物も、惹き寄せられるのですね。

    作者からの返信

    すっごく受け入れられている気がします……!
    何よりも、カイリらしく書けていた様で何よりです。
    毎度のことながら、この話も昨日までがっつりと手直しをしていたので。
    最後の最後まで、「ここは少しカイリらしくない」とか、「この言い回しの方が、よりカイリらしい」とかそんなことばっかりやっていました(笑)。

    カイリがゼクトールに近付こうとするシーンは、骨組み自体はするっと出てきて、一番最初の下書きでも流れは一緒です。
    ただ、流れや要所要所の決め台詞(?)は一緒でも、その一つ一つの内容は、最初とは結構違うものになりました。
    これは、連載をしていく内に、カイリらしい成長と歩みが膨らみ、そして深まっていったからだと思います。
    正直、アップするまでどんな反応が来るかと恐かったです(笑)。

    恐いことも、許せないことも、彼は今までもはっきり言ってきたし、これからもはっきり言うだろうな、と。
    それでも仲良くしたい、というのも含めて、カイリには全力でぶつかってもらいました。

    カイリがカイリだからこそ。
    その言葉が、とても嬉しいです。
    ありがとうございます!