第195話


「――カイリッ!!」


 ゼクトールに抱え込まれたカイリを見て、反射的にフランツは剣を抜いて駆け出した。

 だが、その瞬間、唐突に幾重もの剣閃が目の前を塞いだ。容赦なく襲い掛かる獰猛どうもうな気迫に、フランツは強引に剣を振り上げる。


「――っ、ぐっ!」


 全てを弾き飛ばしたフランツは、だがたたらを踏んでしまう。

 歯噛みして見渡せば、いつの間に現れたのか、十人ほどの騎士が取り囲んでいた。

 その顔には見覚えがある。

 王室――ではなく。教皇近衛騎士団側の騎士達だ。

 何故ここに、だなんて愚問だ。彼らの顔を見れば一目瞭然である。



 全員、目に光が無く、ぽっかり穴が開いた様に虚ろだ。



 フランツが十一年前、殺されそうになった時に強烈に焼き付いた瞳。洗脳され、己の意思を持たず、ただひたすらに命令に従う殺戮人形。

 フランツの大切な仲間達を、そんな風にした存在が今、再び目の前にいる。


「……っ、ゼクトール卿! 貴様ああああああっ‼」

「きゃあっ!」

「リオーネさん!」

「――っ」


 リオーネの悲鳴に、フランツは素早く周りを把握する。

 彼女が二人の騎士に掴まれていて、必死に逃れようと足掻いているのが見えた。エディも鋭く蹴り飛ばし、続けざまに銃剣を叩き込んでいた。

 しかし。


「っ、何でこいつら! 倒れないっすか!?」


 悲鳴の様な驚愕に、エディがそれでも何とか一人を蹴り飛ばした。リオーネも弓矢を直接彼らの腕に連続で突き立て、エディの手を借りて逃れる。

 相手は、教皇直属の騎士団だ。剣を抜いてしまったフランツ達には、完全に不利な状況である。

 だが、そうこうしている内に、カイリがずるっとゼクトールの中で落ちた。足掻いていた手足がだらんと垂れ下がり、くたりと彼にもたれかかる。



 少しだけ見えたカイリの目尻は、涙で濡れていた。



 それが見えた瞬間。

 激昂で、フランツの限界が物凄い音でぶち切れた。


「……カイリ! カイリッ!! くそ、貴様ら! どけっ! 邪魔だっ!!」


 渾身の一撃を何度も繰り出すが、騎士達は全員無感動に全てさばいてきた。

 しかも、通常なら絶対に吹き飛んでいるであろう相手まで踏み止まっている。明らかに常人ではない力に、洗脳の恐ろしさを改めて思い知らされた。



「……第十三位、武器を抜いたのを確認。これより、反逆罪として捕えるのである」



 淡々としたゼクトールの声が、室内に無情に響き渡る。

 彼の瞳は、騎士とは違って意思が強く宿っていた。

 だが、その眼光は真っ暗だ。底が見えない空洞に、フランツの心が怒りで突き破る様に震え上がる。


「――っ、どういうことですか! カイリは! カイリを、どうするつもりです!」

「彼は、猊下げいかに逆らった」

「逆らってなどいない!」

「だが、教皇の招待を蹴った。これは、立派な審問対象である」

「なっ、……それは、ケント殿も承知で!」

「……何のことであるか?」

「――っ! ……貴様あっ! 最初から!」

「――待ちなさい! 彼は、わたくしの護衛を受けているのよ!」


 ハーゲンの手によって退避させらていたジュディスが、果敢に声を張り上げる。

 その振る舞いは威風堂々としており、流石は王族と言わしめる覇気をまとっていた。

 ゼクトールが、胡乱気うろんげに彼女に視線を飛ばす。その視線は淡泊ではあるが、恐ろしいほどの殺意を滲み出していた。通常の人間なら、即刻心臓を貫かれ、麻痺する様に崩れ落ちているところだ。

 しかし、ジュディスはそんな殺傷力のある睨みを物ともしない。真っ向から視線で叩き返し、ゼクトールに一歩近付いた。


「返しなさい。彼は、まだ私の護衛の最中よ」

「失礼ながら、王女殿下。カイリは、聖歌騎士。つまり、彼の身は教会あずかりとなっております」

「……それとこれと、何の関係が?」


 いぶかしげに睨み返すジュディスに、ゼクトールはふてぶてしく腰を折った。カイリを抱えたまま、ほんの少しだけ口の端を吊り上げる。


「王族は教会とは一定の距離を保った存在。教会のごたごたに、貴方がた王族は無関係のはず」

「だから、それとこれと」

「教会与りの彼が、教会に刃向った。由々しき事態です。つまり、これからも教会与りにするべきか即刻審議をしなければ、遠くない将来、大きな火種となるかもしれぬのであります」

「だからっ。それが何だと言うの」


 苛立った声で抗議をすれば、ゼクトールは益々温度を下げて声で断罪した。


「王族がこれ以上彼をかばい立てするというのならば、教会によからぬことを企んでいると、こちらは判断せざるを得ない」

「――」

「違うのであろう、とわしらは認識しております故。どうか、引いて下さることを願います」


 うやうやしくゼクトールが頭を下げるのを、ジュディスは憤怒の形相で見下ろした。悔しそうに歯噛みし、拳を握り締める。

 だが、それだけだ。

 彼女はハーゲンに促され、忌々しそうに後ろに下がった。

 その瞬間、フランツ達の孤立が決定する。



「――ぜ、ゼクトール卿!? これは、……っ」



 続々と、室内に第十位が現れる。

 率先して姿を見せたのは、フランツ達に何かと突っかかってきたファルだった。

 しかし、室内の狂信者の死体を一瞥いちべつし、戸惑った様にゼクトールを仰ぐ。


「ファル殿か。レイン殿とシュリア殿は足止め出来ておるか」

「それは、……ゼクトール卿の聖歌のおかげで、それなりに効果が。しかし、……今ここに倒れている彼らは、狂信者では。……何故、彼ら、が」

「彼らは、教会の敵。退治したのならば問題はないのである」

「……え……」

「少し予定とは違ったが、計画通りカイリは手に入れたのである。我らは帰り、猊下へ沙汰さたを求める」

「は、……」

「彼ら第十三位は反逆者。パーシヴァル殿にもよろしく伝えよ。……くれぐれも、正確な判断をする様に、と」

「――」


 その一言で、ファルの顔つきが変わる。

 だが、いつもなら嬉々としてフランツ達を襲いそうなものなのに、今は少しだけ様相が異なった。怯えた様にゼクトールを見つめ、次いでエディを見やる。


「……っ、ファル! あんた! 最初から新人のこと!」

「……、……ゼクトール卿は、……正しい……。……っ」

「――っ! ファル……っ!」


 エディが突っ込んでいくのを、フランツは見送るしかない。

 ファルに踊りかかる彼に、しかし近衛騎士が殺到した。瞬く間に幾重もの攻撃を受け、堪らず後退する。


「が、ぐう……っ!」

「……エディ先輩。降参した方が良いですよ。だって、勝ち目なんか」

「勝ち目があろうがなかろうが! こんなの認められるか!」

「……エディ先輩っ」

「大体! こんな姑息な手を使って、正しいも何もあるか! 本当に自分達が正しいって言うんだったら! 真正面から堂々と新人を召喚すれば良い!」

「――――――――」

「だっていうのに……! こんな卑怯な手を使う時点で! 従う道理なんてない!」

「その通りです! ……【どうか、彼に力を】!」


 吼える様に、エディが銃剣を構えて立ち上がる。リオーネも、聖歌語で彼の能力を底上げし、弓で援護射撃をし始める。

 フランツも、歯を食い縛ってゼクトールの元へと駆け出した。



「ゼクトール卿……いや、ゼクトール! 貴様は、……貴様だけは! 逃がしはしない!」

「……愚かな。【咎人よ、彼に裁きを】」

「――が、あっ!」



 放たれた聖歌語に、フランツの体が内側から強烈に弾ける。

 あまりの衝撃にフランツが思わず膝を突くと、すかさず騎士達が一斉に飛びかかってきた。


「フランツ様! ――【痛みを取り除いて】!」

「――おおおおおおおおおおおっ!!」


 雄叫びを上げ、フランツは勢い良く剣を振り上げた。ががっと、真正面からぶつかり合い、物凄い圧力が剣を伝って両手にのしかかってくる。分厚い強靭な壁が、空よりも高くそびえ立つ様な脅威だ。

 けれど。



〝どうか俺を、フランツさんの本当の家族にして下さい〟



 ――助ける! 必ずっ!



 もう、二度と。メリッサの様な、第十三位の仲間の様な犠牲者は出さない。

 カイリを――こんな情けないフランツと家族になりたいと言ってくれた息子を、絶対に守ってみせる。

 誓いを握り締めながら、フランツは力任せに振り抜いた。その勢いで、信じられないほどの腕力を発揮していた騎士達が吹き飛ぶ。


「カイリっ!!」


 倒れた彼らを踏み越え、フランツは一気にゼクトール詰め寄った。そのまま剣を振り下ろし、ゼクトールを斬り付ける。

 はずだった。

 だが。



「――――――――っ」



 目の前にいたのは、カイリだった。

 振り下ろした先にいたのは、眠ったままのカイリだった。


「――ッ!!」


 がむしゃらに腕をじ曲げ、フランツは剣の軌道をずらす。がんっと、ゼクトールを――カイリを避けて、大剣は床に叩き付けられた。

 は、っと荒くフランツは息を吐き出す。吐息も、腕も、恐怖と驚愕で震えが止まらない。

 今、もし遅かったら。

 フランツが斬り付けていたのは。



「――……っ! ゼクトール……っ!」

「盾にされたくらいで動揺するとは。団長失格であるな」



 瞬間。

 どっと、思い切り腹を蹴り上げられた。

 無防備なまま食らってしまい、フランツは耐え切れずに床に吹っ飛ばされた。だんっと、背中をしたたかに打ち付け、一瞬呼吸が出来なくなる。

 それを見届け、ゼクトールは無表情にきびすを返した。他愛もない、と背中が雄弁に物語る。


「……っ! くそっ! ゼクトール!」


 隙を逃さず振り下ろされる騎士達の刃を、必死にフランツは叩き飛ばした。

 エディもリオーネも加勢してくれるが、しかし届かない。



 カイリに――去って行くゼクトールが抱えるカイリに、どうしても届かない。



「――カイリッ!! カイリ! ……カイリッ!!」

「新人! 何で! ……おい! やめろ! 新人を離せ! 連れていくな!」

「カイリ様……っ!! ……シュリアちゃん、レイン様! お願い、……お願いっ……! 早く……!」


 みんな、泣いている様だ。

 思いながら、フランツは己の叫びも、エディやリオーネの叫びも、どこか遠くに聞こえる。

 やめろ。連れて行くな。

 そう強く叫んでいるのに、全てが遠ざかっていく。


「ああ、そうであった」


 ゼクトールが聖歌語をささやき、カイリの腰に手を伸ばす。

 そのまま、もぎ取る様に奪い取ったのは、カイリの聖書だった。

 雷が発動しない。

 それは、カイリが、彼には攻撃するなとお願いしていたからだ。

 絶望的なことを思い出して、更に頭から叩き落される。



「……厄介であるな」



 一言、無感動に告げて。

 ぽいっと、ゴミを捨てる様に聖書を放り投げた。とっと、軽い音を立てて虚しく転がり落ちる。

 ゼクトールは、もう振り返らなかった。用は済んだ。そう語る背中に、フランツはスローモーションの様に見送ってしまう。


「――カイリっ! カイリ、……カイリ……ッ‼」


 必死に剣を振るって道を開こうともがいているのに、全然壁が動いてくれない。

 その合間にも、ゼクトールはもう扉の向こうへと立ち去っていった。

 駄目だ。許せない。カイリを――家族を、失うなんて。

 そんなのは。


「……はっ……!」


 がんっと、叩き付ける様に目の前の騎士を切り裂く。

 だが、相手は怯むどころか、何も変わらずに突進してくる。まるで死など恐れないという様な様子に、フランツは焦燥と絶望に囚われた。


「何故だ……っ! カイリが、何をした!」


 第十三位が、フランツ達が、教皇に盾突こうとしていたからか。カイリも、それに賛同したからか。

 けれど、彼はとても優しい子だ。本来なら、戦闘なんて縁のない場所で、血とも無縁の場所で、静かに穏やかに暮らすのが似合う、本当に優しくて仲間思いな良い子なのだ。

 ただ、居場所を狂信者に奪われたから、彼は教会に来ざるを得なかった。

 理不尽に大切なものを奪われた悲しみを、これ以上他の人に味わって欲しくなかったからここにいる。

 ただ、それだけだ。

 たった、それだけの理由で彼は剣を手に取った。



 決して、こんな風に乱暴な扱いをされる様な、悪い子ではない。



「……っ、どうして分からないっ⁉ カイリは、……カイリはっ!!」

「――団長!」

「――っ」



 空から降ってくる様に、レインが長槍を一閃する。

 ざっと切り裂かれた騎士達が怯むことは無かったが、それでも尚、レインは彼らの背中を蹴り飛ばし、踏み付け、骨を容赦なく砕いた。


「……レイン様っ!」

「おい、団長! これは、どういうことだ⁉ 見回って戻ってきたら、急に第十位が邪魔してきて……っ!」

「……カイリは! カイリはどうした! ゼクトールはっ!?」

「……は? カイリが何だって、――」


 華麗に着地したレインが、フランツの言葉に血相を変える。

 慌てて周りを見渡すが、もう遅い。レインの目が鋭くなった。


「……おい。どういうことだよ。……おい、ファル! ジュディス! ハーゲンでも誰でも良い! これはどういうことだっ!?」

「フランツ様! ……レイン! 無事でしたの、って聞くまでも、――」


 更にシュリアが駆け込んできたが、中途半端に言葉が途切れる。

 何だとフランツが彼女の視線を追うと、その先にはカイリの聖書が無残に放り投げられていた。

 村のみんなで作った図鑑かたみだと、そう言っていた。

 大切なものなのだと、空気で語っていた。悲しそうに、けれど誇らしそうに笑っていた。

 それが、何故ここにあるのか。理由は推して知るべしだと、レインもシュリアも悟った様だ。



「……、カイリ」



 日頃のやかましさが嘘の様に、シュリアの声が静かにぐ。

 そのまま聖書を拾い上げ、一心不乱に凝視していた。まるで、そこにカイリの想いが宿っているかの様に、片手で抱き締める。



「……フランツ様。脱出しますわよ」

「……何だと?」



 シュリアの静謐せいひつな決断に、フランツの眉が跳ね上がる。

 そんなわけにはいかない。まだ、カイリを取り戻していない。レインもシュリアも揃ったのだ。一刻も早く追いかけなければ。


「まだカイリが近くにいる。ゼクトールがカイリを連れ去ったっ。……カイリを置いて行く気か!」

「状況が読めませんの!? わたくし達が戻ってきた道に、ゼクトール卿はいませんでしたわ! ならば! もう、とっくに城から離れているってことです!」

「だったら! 俺達も城を抜けて追いかける!」

「この洗脳騎士達と強化された第十位多数を相手に! 無策ではパシリもリオーネも持ちませんわ! わたくしやレインではありませんのよ!」


 怒鳴り散らしながら、シュリアが向かってきた近衛騎士達を斬り上げる。

 彼らは、悲鳴を上げはしない。己に走った傷など何ら苦痛ではないと豪語して、ひたすら突進してくる。

 たかが十名だ。それなのに、彼らは深手を負う様な傷でも、深手になっていない。勢いも止まらない。

 エディもリオーネも息が上がっている。廊下の向こうからは、次々と第十位が集まってくる足音が慌ただしく聞こえてきた。ここにいるファル達は未だ参戦してこないが、時間の問題だろう。

 分かっている。――分かっている。

 だが。


「だが! それでも! 教皇に捕まったら、カイリがどんな目に遭うか分かっているだろう!」

「それでも逃げるんですのよ!」

「シュリア!」


 かっと目を見開くフランツに、しかしシュリアは氷水を大量にぶっかける様に怒号を浴びせてきた。



「カイリを取り戻した時! わたくし達の一人でも欠けていたら! カイリは村の時と同じく、生涯消えない傷を負いますのよ! それでもよろしいんですのっ!?」

「――」



 胸倉を掴む様に、シュリアが間近で罵声をぶつける。

 そこで、初めてフランツは気付いた。彼女の瞳が、苦痛に揺れていることに。深すぎるほどの悲しみを湛えていることに。

 彼女が、どんな思いで脱出すると口にしたのか。未だ聖書をきつく握り締める彼女が、どんな思いでカイリを追いかけないと叫んだのか。


 ――頭に血が上り過ぎて、団長としての役割がおろそかになっていた。


 エディとリオーネは、既に体力が尽きて来ている。このままだと敵の手に落ちる。それだけは避けなければならない。

 カイリを思うのならば。



 ――カイリが、帰ってきた時のことを考えるのならば。



 全員が揃って無事に迎えなければならない。

 シュリアの方が彼を分かっていると、少し嫉妬したくなった。


「……分かった。……第十三位! 離脱する!」

「……リオーネ、来い! 連れってやんよ!」

「はい、レイン様。お願いします!」

「エディ、わたくしと来なさい。……フランツ様」

「ああ、必ず」


 言うが早いが、レインはリオーネを抱えて近くの窓を蹴り破った。そのまま身を躍らせ、すっかり日の落ちた闇へと溶け込む。

 シュリアも聖歌語を使ってエディを抱え上げ、別の方角から窓を叩き破った。


「――【隠せ。……大切な者を助けるための、力を】」


 瞬時に身を空気に溶け込ませ、フランツは強化された脚力を使って、一気に窓を突き破って外に躍り出る。

 そのまま城壁を乗り越え、脱出した。背後から不気味なほど静かな闘気が追ってきたが、振り返らずにひたすら走る。

 頭上には星すら瞬かぬ真の闇が訪れていた。新月らしく、明かりが一切見当たらない。

 嫌なほど、フランツ達の行く末を暗示している様で腹立たしい。

 だが。



 ――今度こそ。必ず。



 連れ去られたカイリは、取り戻す。

 メリッサの時の様にはさせない。今は、志を同じくする仲間がいるのだ。

 教皇になど負けはしない。――絶対に。


 強く誓いを立て、フランツは先の見えない闇の道を必死に駆け抜けた。


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