第4話 天使と未来

私の背中には純白の白い天使のような翼が生えていた。

これは・・・病気を発症してしまったのかな・・・?

母に翼が生えてしまったことを伝えに降りようと階段を降りると母と父が、学校からもらった電話について悩んでいた。

「あの子、能力があるんだって・・・・」

「きっと、晃春あきはるに似てしまったんだろう・・・」

「そうね・・・能力を発症して、しかも似たような能力を・・・・」

「病棟に行ったら、寂しくなるな。」

「お母さん?父さん?」

空花あきはな・・・!その翼・・・・」

「お母さん。私、病気・・・発症した・・・」

「空花・・・・実はね・・・空花は・・・・能力も発症しているのよ。」

「能力・・・?」

「そうよ。能力、未来。未来を決めることができるの。自分では一生コントロールはできないらしいわ。病棟はv棟へ行くことが決まっていたの。」

「そっか・・・じゃあね。お母さん。父さん。」

「手紙を出すね。面会できる日には出来るだけ行くね。」

「お母さん。親不孝者でごめんね。」

「いいのよ。これがあなたの運命だと思えば大丈夫よ。」

「お母さん・・・。父さん、お母さんをよろしくね。」

「あぁ。空花も、元気でな。晃春によろしくな。」

「うん。」

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