属性値チートで異世界無双

陽月

第1話

「貴方はトラックに撥ねられ即死しました。で、なんだっけ?えーっと、なんちゃらかんちゃらの盟約により?あ、ここはそこまで重要じゃないから。まぁ簡潔に言うと、あなたの転生が決まりました。拒否権はありません」


「........は?」


  誰か今の状況わかる奴いるか?

  俺の状況を整理するためにこれまでの出来事を説明していこう。


 

  俺の名前は荒木充あらきみつるだ。

  俺は今公園にいる。何でいるかって?暇人じゃないぞ?


  丁度今は会社の昼休みなんだ。

  で、昼飯を食ってるわけだが.... コンビニ弁当も飽きてきたな。てかこの日常に飽きてきたわ。まぁこんなこと言ってても何も始まらんのだがな。


  あー、なんかいつもと違う事が起こんないかなぁ、とか何とか思いつつ俺は左腕につけてる少し高めの腕時計を見た。


  「あぁ、もうこんな時間か。そろそろ会社に戻るか」


 と言いつつコンビニ弁当を片付け、公園の出口に向かう。いつもはこのまま会社に向かうのだが.....


  今日は違った。いきなり視界がブレる。


  「いってぇ!!」


 俺は何かにつまづいて地面に倒れ込んだ。どうやら地面に穴が空いてたようだ。穴と言っても15センチメートル程度の小さな穴だ。


 俺は土を払いながら立ち上がる。


 すると、出口側から子供が三人駆け寄ってくる。


  「おじさん落とし穴にはまったの!?」


  「だっさ!」


  「これからバレないように土かぶせるつもりだったのに!」


  子供に笑われながら泥にまみれてる24歳・独身・童貞・サラリーマンってどんな絵面だよ....


  「余り悪戯ばかりすんなよ?」


 と言い、俺は遅刻しかけてる会社にむかうのだった。


  「あーくっそ、さっきので足首挫いたわ。あーいてぇー」


  不運なことに俺は落とし穴にはまったとき足首を挫いたらしい。我ながらださい。


  そしてもう少しで会社に着こうかと言うところでもう一つ不運が起こった。


  信号を渡っている時だった。


  「ん?あのトラックやけに早いな、突っ込んで来る勢いっていうか......いや、まて突っ込んできてね?やばいやばい逃げないとやばいわ!いって!足首がぁぁぁっっ......あっ.......」


  後はまぁお察しの通りドーンした。





  まぁこんな感じだな。

 あのガキども今度会ったら.......殴るのは可哀想か。

 めちゃめちゃ怒鳴ってやる.......まぁ会うこともないだろうがな。


  で、冒頭に戻る。


  「あんた誰だよ」

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