読者目線に立つことの難しさ

 朝夕の気温差が激しい今日この頃、皆さま如何いかがお過ごしでしょうか。体調を崩さないようにくれぐれもお気をつけくださいね。


 ……とかしこまった感じで始めてみましたが、ほんとこの季節は着る服のチョイスが難しいし、衣替えのタイミングも迷うしで大変です。行事も多いし。




 さて、今回のテーマはサブタイトルの通りなんですが、これはオリジナル設定の描写に関して、読者様からご指摘を受けたところから決めました。



 表現に関して作者に物申ものもうすことって、読者様にとってはものすごく大変なことだと思うんですよ。


 私も過去に一度だけ、読点が多過ぎてリズムが悪いと思った文章に対してコメントを書かせていただいたことがあります。

 正直、投稿するまでめっちゃ迷いました。やっぱり作者様が気を悪くされるんじゃないかとか色々とネガティブなことを考えてしまって。


 特にカクヨムにおいては「誤字を教えてあげただけでも反感を買う」といった話が散見されますので、作品にダメ出しをするのは相当な覚悟が必要です。

 褒めるより数倍、気を遣うしリスクもともないますよね。



 私の場合はあちこちで「批判大歓迎!」と意思表示していますが、それでも躊躇ためらう方がほとんどなんじゃないかな、と思っています。


 そう考えると本当に今回のことは貴重な体験ですし、有難ありがたいことだなぁと感激しております。


 私の作品に対して、真摯しんしに評価してくださる方がいらっしゃること。人の出会いって素晴らしいなと改めて感じています。ちょっと大袈裟おおげさかもしれませんが(笑)



 で、今回の場合は「作品固有のオリジナル設定に関して説明が足りない」のでは、というご指摘だったわけなのですが、私は今まで、その点に関して全く気にしていませんでした。何回も何回も読み返しているはずなのに。


 当たり前の話なんですが、書いている側は設定が頭に入っているので説明不足なのに気付かないんですよね。

 私の場合なんて、むしろ説明をダラダラ書くことの方が悪いと思い込んでいるので出来るだけはぶこうとする始末。



 この過不足なく伝えることの難しさを、今一度しっかり考え直さなくてはいけないなと改めて思った次第です。

 自分では客観的に読んでいるつもりなんですが、言葉の取捨選択が的確に出来ていないんですね。



 今回は特にオリジナルの設定だったので、詳細を知っているのは世界中探しても私一人しかいないわけで。その人がきちんと説明してないんじゃ、他の誰にも理解できるわけがないですよ(笑)


 今回のことはオリジナル設定を書く時の課題として、これからの作品に生かしていきます。コメントいただいた読者様、本当にありがとうございます!


 



 あと今回の文章はルビを意識してみました。どの辺まで付けたら良いのか悩みどころだったんですが……。

 


 余談ですけどチョコレートプラネット(IKKOさんのモノマネでブレイクしたお笑いコンビ)のネタでルビをモチーフにしたものがあるのですが、面白いので良かったらご覧になってみてくださいね。

 ネットで「九条伸明」を検索、検索ぅ~!

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