第111話 弥富駅のダイヤ。

 そして私は弥富駅の時刻表を見てJRと名鉄のダイヤを改めて確認した。

 そうすれば、名鉄とJRのダイヤ変化が近鉄の緊張性を大きく向上させると思ったから猶更だと。

 そう思いながら、私は秋水に名鉄やJRの変化を確認しながら、これから彼に詳しい事情をしっかりと話そうと思った。


「ねぇ。秋水。名鉄が枇杷島信号場~神宮前駅間を複々線化した影響で、急行が4本、ミュースカイが2本になっているダイヤ構成になっているけど、やはり名鉄名古屋駅が複々線化した影響は大きいからかな。」


 私は彼に名鉄名古屋駅の複々線化の影響で急行やミュースカイが運行開始された事実について触れようと思いながら、彼に話した。

 すると、彼はその話を聞いて冷静な視点で名鉄名古屋駅の件についてしっかりと話す準備をした。


「あぁ、そうだね。弥富駅の高架化と名鉄名古屋駅付近の複々線化の影響で名鉄名古屋駅の優等列車は基本的にミュースカイや特急と無料優等の緩急接続が中心となり、以前から使用されているホームは普通列車専用のホームになっているからな。」

 

 秋水の言う通り、弥富駅が2面3線の駅となり、5番のりばが普通列車、6番のりばが急行、7番のりばがミュースカイなどの特急関係だと思うとこの変化によって名鉄の利便性向上に繋がってきたのだと改めて思った。

 それを聞いて私は非常に納得したので、普通電車の本数についても聞いてみようと思った。

 そうすれば、普通列車の本数増加の事実も見えてくるから。


「成程。そして、名鉄はそのダイヤの影響で東枇杷島信号場~神宮前駅間は本線、常滑線や犬山線の直通列車の影響で普通電車が8本になっているのは凄く注目に値する内容だね。」


「そうだな。美咲さん。そのお陰で名鉄の利便性が向上し、現在は乗降人員が35万人以上いる事は非常に大きいからな。」


「その通りだよ。秋水。名鉄名古屋駅は2つの駅になっても利用者が35万人を超えた事は間違いなくその利便性の影響が大きい、40万人をかるくこえるじたいにもなると思うと、名鉄の利便性向上はそこからきていると思うから。」


「そうだね。美咲さん。そうなるからこそ、名鉄は便利になったから。」


「ありがとう。秋水。」


 私は彼の言葉を聞いて名鉄名古屋駅の利用者が大幅に増加した減少についてしっかりと語れれば良いと思った。

 最も秋水の言う通り、現在は乗降人員が35万人以上いる事を考えるとそれだけで非常に利用者が多い事から名鉄名古屋駅付近の複々線化と尾西線複線化の影響は非常に大きい。


 そして何より、JRや近鉄の名古屋駅利用者を秋水と比較しながら確認したら、JRの乗車人員は35万人とリニアが未開通でも関西本線の利便性向上や東海道線の複々線化の影響で乗車人員20万人→35万人まで増加したのは大きい。

 それは関西本線の利用者増の影響や城北線の利用者が取り込んだ事も影響している。

 一方、名鉄も乗降人員30万人弱→35万人まで増加しているからいかにJRと名鉄の利用者増加ぶりが凄いのか改めて見える。

 やはり豊田特急とミュースカイが増えた事がここまで増やした要因だといえる。

 中でも豊田特急とミュースカイの弥富発着が始まった事により、名鉄名古屋本線系統は1時間にそれぞれ1本ずつを名鉄岐阜駅と弥富駅発着に変えているからそれだけで非常に興味深い懸賞もあるから猶更、興味深い内容だと思った。

 その意味を考えて、ミュースカイと豊田特急の増加によって利便性が向上している状況を考えると、その影響で弥富駅~名鉄名古屋駅の利便性が大きく向上している事が非常に驚異的な利便性向上につながったと感じた。


 それらを基に利用者増加する状況を考えながら、ミュースカイと豊田特急を合わせた列車によって名鉄弥富駅が島式2面3線の駅になり、特急専用ホームの存在は勿論、時間帯によって岐阜方面と名古屋方面に使い分けているから凄く良い案だと感じた。

 当然、秋水にも尾西線の件で追加していわなければいけない事があったので彼か更に詳しい事情を聞いてみようと思った。


「で、秋水。名鉄の利用者増加にはやはり尾西線の改良の影響も多きんだよな。」


「その通りだ。弥富駅~名鉄岐阜駅は基本的に有料特急は存在しないが、尾西線完結の普通列車と岐阜駅直通の急行列車もあるからそれだけで非常に利便性が大きく向上したのは間違いないと思うぞ。」


「成程。つまり、尾西線と名鉄名古屋本線の合わせ技によって名鉄の利便性が向上し、利用者が増えたのは間違いないな。」


「その通りだ。それに名鉄岐阜駅~弥富駅の直通列車のお陰で名鉄岐阜駅も乗降人員が4万人弱まで戻ったからその影響は非常に図り知れないとのは確かだ。」


「そういう事だね。」


 秋水と話すと、名鉄のダイヤの変化について非常に分かってきたので私はその話を聞いて非常に納得すると思った。

 そして今度はJRの話に戻して利便性について話した。


「で、今度はJRのダイヤを確認したけど、普通列車の15分間隔だけでなく、区間快速と快速、更には伊勢路快速、特急『南紀』がある等、かなり充実した本数になってますね。」


「あぁ、そうだね。JRの利用者が間違いなく増加した影響はやはり複線化と高規格化した影響で本数が増え、電車特定区間導入によって運賃が安くなった影響で更に利用者が増えて、現在の関西本線は8両運行がメインになったからな。」


 秋水の言う通り、関西本線の運行増加の背景には間違いなく8両編成増加が非常に大きな要因だと思いながら、この変化によってモーダルシフトと近鉄の利用者のJRシフトが行われた事で利便性が大きく向上した事は間違いなかった。

 そして関西本線自体の利用者増加により、名古屋駅は乗車人人35万人。


 弥富駅はJRが乗車人人4万人以上、名鉄が乗降人員5万人前後まで増加している。

 更に、桑名駅もJRが3万人近くの乗車人員がいる他、近鉄も乗降人員4万人まで増えている状況を考えるとJRの影響で名四間の利用者が増加している様子がはっきり見えて何よりだった。

 その意味を考えて、JRの利用者増加と利便性増加は間違いなくJRの高規格化が中心に増えているのは確かだと思った。

 そして、関西本線が複線化と高規格化した影響で名古屋~弥富間の輸送はJRのシェアが圧倒的に多き、名古屋以東のアクセスの関係で名鉄の利用者がJRについで多く、名古屋以東は地下鉄メインの近鉄が最も利用者が少ない状況になる事を想定しながら、ダイヤを比較してみる事にした。


「じゃぁ、秋水。今度は近鉄のダイヤを見て確認しようか。」


「そうだな。美咲さん。俺も近鉄の変化調べたいからな。」


 秋水も納得しながら私達はこれから近鉄弥富駅に向かう事にした。

 そうすれば弥富駅の変化もしっかりと分かると思うから猶更だと…。

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