第90話 津駅が強化された理由。

 そして津駅が強化された理由を所長さん、秋水と共に話しておくことでこの変化が非常に大きく感じられる状況だと思うとそれだけで非常に嬉しくなってきた。

 なのでこれから秋水と所長さんと共に津駅が強化された理由を含めて津駅などについてしっかりと議論しようと思った。


「では、所長さん。これから津駅が強化された理由について説明してくれませんか。」


「えぇ。私からもしっかりと説明します。」


 津駅については彼も非常にわくわくしながら話してくれる。

 津駅の変化が以前より大きいからそういう問題が非常に散見されるのだと改めて感じた。

 だから、彼がここまでしっかりと説明する状況が非常に良い状況だと思いながら、この問題をしっかりと向き合うことにした。

 そして彼が話す前に私が先に話そうと思い、これから三重の鉄道の変換について先に話そうと思った。


「私は津駅を見てみるとやはり高架化と複線電化、更に伊勢鉄道のJR化と津新町駅の開業が非常に大きな転換点になってきた気がします。」


「えぇ。その通りです。三重県が関西本線などの改造プロジェクトによって関西本線、名古屋駅~柘植駅、伊勢鉄道全線、紀勢本線亀山駅~多気駅、参宮線の複線電化を行い、その影響で依然と異なり、大阪北部や滋賀から伊勢神宮へは鉄道で行く人がかなり増えたのが非常に大きいかと。」


「成程。つまり。モーダルシフトを強化する為に、三重県は大幅な鉄道利便性強化を図った事から利用者が増えたのも分かる気がします。」


 津駅の議論を始めると彼の話からも大きな変化が起きて非常に分かりやすかった。

 だから彼の言う通り、三重県が非常に大きな変化が出たのはやはり紀勢本線多気以南と関西本線柘植駅以西を除くほぼ全てのJR線で複線電化が行われ、更に伊勢鉄道はJR化が進んだことで利便性が大きく変化した事は事実だと感じた。


 当然、その影響で津駅はJR,近鉄共に島式2面4線化したのも高速化の影響があったし、同時に県都の顔として島式2面4線化はやはり必要だと強く感じたため、竣工したのだろう。

 だからその面を見ることで島式2面4線化した影響が所々あると見てよいと思ったため、この島式2面4線化で緩急接続も大きく可能になっている状況があると思うとやはり交通の変化は見逃せないと改めて感じた。

 これは高速道路の車線が拡幅され、4車線化や6車線化されるといままで利用しなかった人がそちらに利用する状況が大きく集まる話があるが、ある意味でその影響が非常に大きいのも非常に納得した。


 それ故に、私はこの変化をしっかりと考えるだけで『交通の流れが変われば人の流れが変わる。』状況が既に関西本線などの件で強く感じており、これが交通の変化でも非常に重要な指標だと改めて感じた。

 それは交通の影響で人の流れが大きく変わり、その影響で流れも多く変わるものがここでもしっかり理解できる案件だと実感するからだと。


 それから、私は所長さんと議論した後、この変化による影響をしっかりと受け入れ、自分でもこの問題をしっかりと進めて行く必要性があると思いながら、高速化と複線化の両立性をしっかりと出してゆく必要があると思った。

 だから、この問題の変化をしっかりと考える事を自分の頭でも考える必要があると感じた。


 すると、所長さんが私が何か考えている事を悟って影響からなのか、私の顔を見て、私に話しかけてきた。


「で、美咲さん。関西本線の複線化もそうだけど、名古屋地区の東海道線や城北線の方でも大きな変化があったのはご存知ですか?」


 いきなり城北線や名古屋地区の東海道線について大きな変化があったといわれたのでそれに考えながら彼に話してみた。


「えぇ。東海道線も岡崎駅~大垣駅は緩急分離や貨物列車を走らせる上で、複々線化と一部立体化も併せて行われました。特に岐阜駅~岡崎駅は余った用地を活用してそこを高架化して踏切の解消を図り、高架化と同時に複々線化も図ったのでその影響は非常に大きいと感じてきました。」


 東海道線も岡崎駅~大垣間が複々線化。

 そして高山本線岐阜駅~美濃太田駅間と太多線の複線電化と一体化。

 城北線や愛知環状鉄道も伊勢鉄道と同じく複線電化とJR化された事が非常に大きな変化だったのでそれを頭の隅に置きながら、交通の余裕について彼に話してみようと思った。


「成程な。そういう発想が必要なのはやはり交通の容量に余裕を持たせる事が非常に大きいからだよ。」


「成程。容量を持たせる事が非常に重要な理由が良くわかってきた気がします。」


「えぇ。そう言われると非常にありがたいです。東海道線も高山本線などもそれによって利用者が大きく増えたから猶更ですね。」


「えぇ。その通りです。」


 私の話を聞いて彼が非常に納得した顔で私を見た。

 当然、彼の言う通り、容量を持たせることで交通の余裕を持たせるのと同意義だとし、その影響の大きさを考えるとやはり複線化や複々線化して、複々線化した区間の中で余った用地を先に高架化させ、運行に余裕を持たせる状況を想定すると高架化は意外と楽だと思ったのでそれをもとに安定的な輸送も可能だと実感した。

 そしてそれらを頭の隅に置きながら、彼に感謝しようと思い…、


「ありがとうございます。所長さん。駅や鉄道の問題を聞いて改めて調べる必要性があると強く尾も増した。」


 と感謝した。

 当然、所長さんも私の話を聞いてこの影響を実感できると感じた影響か…、


「そうだな。美咲さんがこうやって交通のインフラの勉強をするのはやはり美咲さん自体がバイクを走る事が大きな影響を持っていると思うよ。」


 と素直にバイクの面を含めて評価した。

 だから私はそれらを持ちながらバイクを走りながら問題を考える上で非常に大事だと彼に教えようと思った。


「えぇ。その通りです。バイクで三重県を走るとやはり道路や鉄道の問題が色々と見えてきて非常に良い勉強が出来たなと改めて思いました。」


「ですね。美咲さん。」


 私と所長さんが話していて凄く良い勉強になったのでこの勉強を教訓にしてやはり貨客分離や速達性を向上させる事が非常に大事な要素だと思うとそれだけで非常に良いと改めて感じた。

 すると、その話を聞いた秋水が所長さんを見て凄く面白い話をしたので彼はこれから所長さんに何か話そうとしていた。


「で、所長さん。津駅は近鉄も変わったと思うと確かに近鉄王国は崩れてJRといい勝負になっていますね。」


「ありがとう。その指摘は非常に大事だ。」


 秋水の分析を聞いて今度は実物を3人で駅周辺の構造を見て関西本線などの変化について考えるきっかけを考えようとした。

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