第68話 伊勢市駅を説明する。
そして私と弥富さんは互いに三重の鉄道がどうやって発展したのか非常に分かってきた内容であり、その話を聞いていると鉄道について非常に豊富な知識で互いに議論するレベルで非常に良い方向が示せたと感じた。
こうやって議論すると鉄道の問題がどう浮かび上がるか、そしてその問題をどうやって解決できるか非常に面白くなるからだ。
だから議論をうまくやる事でどういう問題を解決できる事が考えられるし、ぎろんを深めれば非常に面白い議論が浮かび上がるから猶更、この問題についてしっかりと答えられる状況が出来て非常に良いなと感じた。
そして私は様々な国の鉄道について調べた事がある。
中でもロシアの鉄道について結構調べているのはロシアの地下鉄こそ鉄道の繁栄が非常に大きくかかわっているからだ。
ロシアの鉄道は庶民の移動にはできるだけ中長距離の移動をいかに実行させる為、運賃をいかに安くする事が重要であるのを判っている。
それが鉄道繁栄につながるからだ。
一方、欧米みたいに優雅さを売りにした鉄道は一見するとその国の豊かさに見えるが、実は観光客相手主体なので鉄道衰退路線に進む。
なぜなら、そういう優雅を売りにした鉄道は高くて地元の人間は通勤で使う事は決してないから猶更、その傾向が強く現れる為だ。
何故、そうなるのか私は既にわかっている。
それは現に、フランスやドイツ等では高速バスやLCCの躍進などで衰退していたのは明白なので、その論理は非常に合致する。
車離れで鉄道繁栄は嘘で、実態はLCCや高速バスが増えると鉄道衰退につながる。
そういう問題を考える上でも私は鉄道を守る事と道路を強化する事は実は同じく強化する上で非常に大事なのではとつくづく感じた。
そして私は話を終えたのでこれから私は部屋に戻り、明日の予定を確認し、それから鉄道の工事状況についてどういう状況になっているのかしっかりと確認し、それを自前のノートできちんと記した。
そうする事でそういう問題をしっかりと解決することが非常に多く表れていると感じているので私は明日の伊勢市駅~多気駅配線構造について調べながらこれから私が出来る事はしっかりと示しておこうと感じた。
そうする事で翌日、工事作業員がそういう問題を理解できると思っているから猶更だと。
そして翌日…。
鳥羽から伊勢市駅まで向かう為、私は伊勢志摩スカイラインを利用して伊勢ICで下車して、これから伊勢市駅まで走っていった。
そして伊勢市駅に到着した私はこれから伊勢市駅の構造を昨日のうちに確認して、これから私はそれを点検工事する人たちに教えた。
「皆さん。これから伊勢市駅の点検状況について聞いてもらいたい。」
「えぇ。美咲さんなら間違いなくその状況についてしっかりと話せるからしっかりと聞いてもらいますよ。」
意外と工事の人たちが私の話を聞いていると意外と為になるせいか、それを知って私は非常に安心した。
そして伊勢市駅が自由通路がある事を彼らに伝えながらこれからJR東海の改札の方へ私は向かおうと思った。
勿論、作業員を誘導しながら…、
「まず、伊勢市駅はJRと近鉄の改札は、自由通路が出来てから分離されている。」
「あぁ、確か自由通路が出来た影響でJRと近鉄をそこまで分離しなくても大丈夫な構造になったんだよね。」
「その通りだ。そして自由通路は非常に広々していて、そこからJRと近鉄の改札が非常に分離されており、今回はJR参宮線の方を整備するからな。」
と私は説明した。
すると若手作業員が…、
「成程。そういう話を聞いていると凄く為になりますね。美咲さん。」
と凄くためになったと聞き、彼の成長ぶりを改めて感じた。
そして私はそれに答えた…、
「えぇ。その通りです。そして、今日は伊勢市駅~多気駅までの工事を行うからそれを念頭にしっかりと行うべきかと私は思うよ。」
と返答した。
そして作業員は…、
「成程。そういう意味をしっかりと念頭に置くと非常に分かる気がして非常に良いね。」
と返答し理解を示した。
工事作業員たちがこの構造を理解した影響でこれから私はJRの工事を始めて、これから伊勢市駅の工事をしっかりと確認しようと思った。
伊勢市駅は橋上駅舎化工事が行われた影響でJR・近鉄共に島式2面4線化され、更にJRの内線はそこから名古屋方面のみに折り返す列車が殆どだ。
なぜなら、そこから先は鳥羽までしかないし、2番のりは名古屋方面しか折り返せない構造になっている点からもそれは非常に証左だとはっきりしているからだ。
そういう面を考えつつ、私は工事しながら、JRのホームは以前よりも人が増えている状況に増えている。
どうやら外国人旅行客が多いのが判る。
それも中国や韓国などのアジア系でなく欧米系の外国人がやたら多いのはそれを寄り恩恵を受けようとする意志が非常に大きいからなのだろうと感じた。
そして、欧米系の外国人がやたら多い背景にはやはりジャパン・レールパスがJRの駅でしか使えない事が非常に大きいからだと感じている。
そして欧米の観光客が関西空港から伊勢市駅まで発着する『みやこ伊勢』の特急の影響でより利用者が来ているのだろうなと感じた。
でも、そういわれると中部国際空港は名鉄しか走っていないから意外と外国人旅行者、 特に欧米系の旅行者は少ないのは当然だと感じた。
一方、関西空港はその点でJRも通っているから確かに利用者が多くて非常に良い利便性が上がっているのだと感じた。
だから『みやこ伊勢』は大阪発着だけでなく関西空港発着の列車も非常に多くあると感じていると確かに三重あたりだと国内の客を含めて意外と中部国際空港は不便じゃないかと感じていた。
そして関西本線も京都駅や大阪駅を経由する方向にすれば草津駅~大阪駅は複々線区間を通るし、その面でも伊勢市の利用者を増やせると感じるなら確かにその経路は非常に有りだと感じた。
そういう問題を考えても『みやこ伊勢』の存在意義は意外と重要なのだと感じるとその定義は非常に合っていると感じた。
そう思いながら私は伊勢市駅の電気工事を始め、これから点検しようと思った。
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