第32話 青森まであともう少し。
私は岩手山SAを出発してトイレばかりだと思うと非常にげんなりした。
東北道は北へ行くたびに施設がしょぼくなるシステムでこれが東京に対する幻想をより加速させていると私は感じてきた。
こういう状況だから東北道は意外と走るのにきつい理由があると私は感じた。
そして東北道はバイクに慣れていないドライバーが多いから非常に私にとってはきついのでまともな休憩所がないことは非常につらいながらも北上していった。
そして
なんでこんなにトイレだけの休憩所が多いのだろうか?
私はあまりにもトイレだけの休憩所の多さに非常に違和感を持ち、これで本当に大丈夫なのかと疑念を感じた。
そう思いながら岩手県から秋田県に入り、暫くして花輪SAに突入した。
花輪SAは上りには確かに給油所があったが、下りの方は既に廃止されて何もない状況に陥っている。
本当に給油所が存在しないSAだと思うとここは何もない場所かと思えば実は休憩所があるだけ、実はマシなのかなとも感じた。
ちなみに下りは給油所廃止前は夜間営業していた給油所だから猶更、それに対して非常に驚いたのは当然だった。
因みに花輪SAと花輪ICは凄く離れた場所にある事をご存知でしょうか。
花輪SAは秋田県にあるのに対し、花輪ICは千葉県にあるのでその辺も非常にわかりにくい状況を生み出しているのは当然だと感じた。
ゆえに秋田県民にとって花輪ICで渋滞というとここを思い出す人が多いのはその為じゃないかと感じた。
だけど、このICとSAの距離が非常に遠いのは別に珍しいわけではない。
川崎ICが新潟県にあるのに対し、川崎市は神奈川県にあるのと同じ意味になるからだ。
福岡ICが富山にあるのと同じ論理かもしれないね。
逆に高坂SAは埼玉県にあるのに対して、高坂PAは広島県にあるのと同じなのはその為と言えよう。
そう私は思いながらこれから花輪SAを出発して最後の休憩所である津軽SAまでひたすら走る事にした。
そして途中、秋田道と交わる小坂JCTがあるが、そこから行っても秋田市に戻るだけで何も意味はないと実感しながら私はトイレだけのPAがあまりにも多いと思いながらトンネルを超えて青森県に突入した。
しかし、秋田県は山の中にある変わった場所にあるなと思うと本当に疲れそうだった。
ようやく青森県に入ると平野が多く並ぶ状況になり、山が多い秋田県に比べると非常に走りやすい状況が生まれていた。
速度を出す車が多いが、交通量は非常に少なく快走だけど、これが逆に給油所などの廃止につながっているのだと感じると非常に複雑な状況があり、私はこの町の爪痕は非常につらい状況だと実感した。
そして
そして
そして
そして幾つかの曲線を曲がった後、ようやく津軽SAまで到着した私はようやくここが津軽SAになっていると感じ、いよいよ最後の休憩所だと実感できた。
ただし、津軽SAと津軽半島は非常に遠い場所に位置しているのでその辺は注意が必要だと私は感じた。
そして津軽SAもかつては給油所があったが、現在は閉鎖されており、ここでも交通量が少ないゆえに閉鎖された休憩所の弊害なのだと感じた。
そして上下線とも最近は非常に改装された影響からなのか、非常に使いやすい構造になっており、これでも非常に安心できる感じになって非常に楽だと感じた。
ここまでくれば残りはここと高館PAだけになり本当に残りが少ない状況になっているのだと実感した。
そして津軽PAは上下線とも駐車場などが変わった影響で駐車台数が増加して非常に楽に駐車しやすい構造になった事も非常に大きな進歩だと思いながら中を見ることにした。
すると利用者が意外と多いことに驚いた私は建て替えを進めて非常に大きな貢献が進んでいるのだと思うとこれはこれで非常に大きな進歩だと感じ、私はこれが本当に大きな進捗だと思うとやはり高速道路の休憩所が意外と近くにある事で大きく変わったのは間違いないと感じた。
そして内装はきれいになった事で利用者が増加し、安心して利用できる環境が増えていることが結果的に交通量が少ないのに駐車している車が意外と多いことに非常に感銘した。
つまり千曲川さかきPAもそうだが、やはり利用者が増える為には何かしらの休憩所が絶対に必要だと感じつつ、こういう政策をしなければ間違いなく利用者を落とす可能性もあると警戒し、私は本当にこれが非常に大事な方針だと感じた。
―――意外と、ここが津軽SAで売られる商品が結構面白いものが多い。前の花輪SAではあまり良い品がなく良いとは言えない状況なのでやはりこういう面でも違いが表れるのだと思うと非常に納得する場面があるのがわかる。
私はそう思いながら津軽SAをめぐりながらこれから青森まで出発する準備をしてこれから青森まで目指していった。
そして津軽SAを出発した私は高館PAを通過して最後の青森JCTで青森自動車道方面にはいり、ここから暫定2車線区間に突入すると思うと非常に複雑な感情が沸いてきた。
しかし、そうだと思うとあとは青森を回って八戸へ向かう鞭を探す以外にないと感じながら八戸へ向かった。
これからみちのく有料道路に突入すると…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます