第183話 今日の言葉

泣き顔で天を仰ぐ


■解説■━━━━━━━━━━━━


人は斜め上前方の空を見るとき、

悲しみと同時に光を見る。


晴れた日の早朝なら日輪の裾を。

夜明けの一等星の瞬きを。


もし、あなたが、

涙することあるならば。


泣き顔は天に向けて傾けよ。


親しい誰かに見えるでなし。

思う存分、泣くがよい。


艶めく彩雲の向こう、

もしくは、

満天の星降る銀河から、

あなたの瞳の雨粒は、

瞬く小さな星のよに。


星のように映るでしょう。


“つらいときは天を仰ぎなさい”


涙雨は全てを洗い流し、

肥沃な感性へと帰ってく。


そして“強くなる”


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今日も1日、すこやかにおすごしください

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