第112話 今日の言葉

ひとつとして

同じ形がない雪の結晶


■解説■━━━━━━━━━━━━


そぼ降る雪の結晶は

ひとつとして

同じ形がないのだという


天の作りし六角の無機物は、

わずかな時間で成長し、

大きさと形を変えていく


そして春に、

または春を待たずに消えてゆく


溶けた雪はやがて

春の芽吹きと秋の実りになるように


消えてなくなるものに

大きな価値と意味をなせ


成長するひとつの命とせ


━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日も1日、すこやかにおすごしください

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