僕の証明

作者 アマネ

38

14人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

物語は、自伝的につづられていきます。過去の世界へと私達をとても優しく。
様々な感情が、そしてその道のりを私達にも分かるように。
知るという事が、人と人を結ぶのに、いかに重要な事か。
改めて教えられた気がします。


そして、文字たちは語りかけます。

ここにいる。そして、今につながっている。

読み進めていくうちに、ふと自分の足元と後ろを振り返りたくなります。

そして、私達はこの物語を通して自分を知ることになるでしょう。
その確かに歩んだ道のりと共に。

それは人の数だけ存在する。尊重すべき道のりです。

私は知った。

だから、あなたにも知ってほしい。

★★★ Excellent!!!

私はこの文章が生まれる瞬間、そして物語の一部に立ち会っています。
カラオケ店内でこの文を読んだとき、非常に深い感情が芽生えました。
作者は、物語を書くのがこれが初めてだといいます。しかしあの集中をそがれた状況で、短時間でこの文を書けたのには、作品そのものと、作者の切実な人生の相互作用があったからだと思います
一生のお願いというのは、もちろんこの作品を読んでほしいというお願いです。ここでその一度きりを使わせていただきます。

この本当にあった物語は、誰もがどこか懐かしさを覚える日常がベースにありながら、その実態かどうだったのか?作者子供頃から考え続けていたからこそ明らかになる真実が描かれています。
だから尚更、当時の気持ちを思い出せるかもしれません。
そして、この世界でさも当然のように存在しているおかしな事を、改めておかしいと認識させてくれる力があります。
私はこの作品を読んで、あの頃の自分は、そして今の自分はそれほど切実に生きているのかどうか疑問に感じました。
他の知人が「人は誰もが切実に生きている」と言っていましたが、それは本人の願いなのではないか
実は自分を含めた多くの人は、この世界の鮮やかさほど切実に生きていないのではないか?
あの頃を切実に、そして考えながら生きてきた作者の言葉に触れる事によって、そんな事まで想像させてくれます。
名著は、読者に想像力の飛躍をもたらす物だと思いますが、まさにこの作品がそうだと思います。
今と当時を反省し、愛おしみ、この世界の鮮やかさを思い出させてくれる作品です。ぜひ読んでください。
あの頃隣の席だった人が、もしも物語を体験していたら?
その想像を世界全員の人がしたら、世界平和になると思います。