298. ゲーム世界の病院に行く
Friday, January 4th, 2018
私はとあるゲームをしていた。小さな島でスローライフを送るゲームなのだが、その背景が変えられるようになったので、私は一つひとつを見ていった。草原や氷の張った常夏のビーチ、ジャングルやサバンナなどがあった。ライオンの群れの背景は、ライオンの種類だけで13種類もあった。私は氷のビーチを選んだ。
私が遊んでいると、突然病院に行かなくてはならなくなり、私は急いで向かった。医者はぎょう虫検査をしなければなはないと言い、座薬の投与が必要だと言った。そして、ニキビ跡のある私のひじ裏に紫色の粘ついた液体を垂らした。私が何気なくそれを擦り込むと、医者はギョッとした様子で止めてきた。この液体は猛毒で、擦り込んではならないそうだった。急いで洗い流すと小さな出来ものがあったが、それはすぐに消えた。
医者は機嫌を悪くして、自分で毒を塗るように言った。医者は出て行った。パソコンを見てみると、様々なものの詳細が書かれたページが出ていた。この毒はカジルフィーナというそうだった。私は近くにあった鍋の蓋をとり、煮えたぎる毒を数滴、自分の腕に垂らした。病院を出て浜辺に行くと、ボトルメッセージのようなものが流れ着いていた。開けてみると、差出人はN. ソンという人物で、ヤン兄弟はそちらに向かった、と書かれていた。
──そして目が覚めた。
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